F-nameのブログ

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強靭さ。

世の中を渡っていくのに、精神の強靭さを養いたいと思う人は多い。私もそうだった。高校時代に運動部に入っていれば、体力と同時に強靭さも養えたかもしれない。永らく生きてきたけれど、人生経験だけでは精神的に強くなるのには不足がある。自己啓発本などの書籍でのフォローにも限界が。修養をしなければだけど、何が該当するのかは難しい。続けられることが前提になるが、読書だけでは修養にならないし、ネットサーフィンは論外。まあ強靭さは必要ではないかもと悟れた?ので、それでも良いのかも。

責任を引き受ける(市民自治の知識と実践第8回)

トライアル・アンド・エラーが重要なのかもしれない。

 

問題解決に失敗した場合は?社会の問題を解決するのに、結論を出すのは容易ではない。非常に多くの事情が絡む。主体も多い。それぞれのアクターも一枚岩ではない。状況が複雑で主体が多様、結果を出すのは難しい。結果を出せなかった場合は?責任を対立する主体、無関心な主体に転嫁しやすい。一生懸命やったから、上手く行かなかったのは他の人のせい?政治的に成熟した態度とは言えない。未熟な思考法ではないか。結果を出せなかた責任の転嫁を反省する。湯浅誠。結果責任が希薄化。結果が伴わなかったのは自分に責任はない。政府官僚マスコミのせい?責任を転嫁。権限は行政に集中。市民は傍観者。政治の論理を市民の世界に持ち込むのは少なかった。歴史的経緯。成熟した思考法を身につけなければ。責任転嫁の癖をなくさなければ。自分達の責任として克服しなければ。責任を引きつける思考法を。政治的に成熟した思考法。政治の論理を掘り下げる。
社会の問題を解決するのは容易ではない。問題解決に成功するのは状況の影響が大きい。我々の身体。文明論之概略。胃腸が強いかどうか。誰が服用するかにより異なる。ある政策が効果的であるかどうかは、状況に依存する。しかし状況に適合する政策では上手くいかない。物資支援のシステム。現地の状況を踏まえる。某大企業は新たな支援システムを構築したが、何の役にも立たなかった。iPhoneにインストールする人は殆どいなかったから。素晴らしいソフトでも役に立たない。状況は時々刻々と変化している。効果を発揮しやすいタイミングと発揮しづらいタイミングがある。時間療法。どの時刻に服用するのかが問題。気管支拡張薬は夕方に服用するのが効果あり。ある政策を適応するのに投入するタイミングがある。早すぎたり遅すぎたりしてもいけない。問題解決の好機を逸しない。南三陸町。9月になると気温が下がるが、11月まで暖房器具のキャンペーンが無かった。東京は暑かったのでキャンペーンをしなかった。状況という要因に加えて、対立する主体や無関心な主体の問題も。
結果責任。状況的要因や主体的要因を踏まえて、目標を設定し直すこと。問題を取り巻く状況は時々刻々変化している。対立する主体と討論して、相手の方も多かれ少なかれ正しい場合、相手の意見を尊重することも。当初の目標を修正することが積極的になされるべき。過大な責任を負うべきではない。天皇と共産党の責任。丸山眞男。戦争に反対し続けた共産党の前衛政党としての政治的責任。日本政治の主導権をファシズムに明け渡した政治的責任があるのではないか。しかし共産党が全力を尽くしても、ファシズムは防げなかったのではないか。川の流れがあまりにも早い場合。ボートは対岸にたどり着けないかもしれない。結果責任を問われるべきではない。漕ぎ出して下流に流されてしまったら、それ故の責任が生じる。流れが収まるまで立ち止まることが大事。
政治的に成熟した市民自治の為には、結果の柔軟性と過大な責任を引き受けない。問題を解決できなかった責任を、自分達自身が引き受ける。自責の念に駆られる責任はない。不完全な情報のもとでは失敗は避けられない。一流打者であっても10割ヒッターであることは出来ない。市民自治の実践でも難しい中で問題解決をする訳なので、必要以上に責める必要はない。いかなる失敗も全面的な失敗ではない。丸山眞男。悪法が通っても、反対運動が強ければ強いほど、政府は運用に慎重にならざるを得ない。少しでも悪く適用されないように努力する。撤廃されるように。破防法は現実にはあまり適用されていない。全面的に失敗したと捉える必要はない。畑村洋太郎の失敗学。失敗を活かすことが重要。失敗をネガティブに捉えてしまうが、隠したい忘れたいと思ってしまうのでは、失敗を繰り返すだけ。積極的に捉え直す。成功をもたらす道。失敗を活かすことが重要。失敗学をNGOに。「失敗事例はNGOの宝」。失敗の分析が深まらなかった。事業の意義をどのように伝えるのかが課題。失敗大賞は2003年で終わってしまった。応募数が少なかった。自分の失敗を公にする組織は少なかった。自分の失敗を笑って話せること。客観的な自信が必要。成功事例を市民の共通財にすることは広く行われている。失敗を冷静に分析することが必要。貴重な失敗事例を公共に活かすこと。
失敗した場合であっても、他の人に責任転嫁をしない。自らの責任を他のせいにするのではなく、自分達の問題として引き受ける。社会の問題を解決するのは容易でないことを充分理解すること。状況は複雑。様々な主体も。幾ら解決したいと思っても解決は容易ではない。取組の妨げに。それにもかかわらず、結果を出そうと努めること。結果責任。失敗しても自責の念に駆られるのでなく、再チャレンジを。

 

市民自治の知識と実践 (放送大学教材)

市民自治の知識と実践 (放送大学教材)

 

 

裏切り。

裏切られたのかなあと感じたことは何度かある。この間も。その時は恨み辛みした。今更になり覆せるものでもないので、忘れ去るよう努めている。もしかしたら少し上達してはいるのかもしれない。伊達に年輪を重ねた訳ではなさそう。それに、裏切ったと感じた当事者が自覚をしているとも限らない。勝手にこちらが悩んでるなんてこともあり得る。こう考えるのも、人を裏切ってしまったなあと後悔する回数が少ないから。こっちが意識していなくても、先方から私が裏切ったと思われていることは充分ある。それにしても今になってはどうしようもないけれど。ううみゅ。

新年度。

自宅近くの高校の学年が始まった。年度が変わり新学年に。色々と模索しなければならないのでは。日本の学校は今のところ4月始まりが殆どで、大抵の企業もそうである。弊社は違うけれど。取引先の会社も年度末が3月のかもところが多いので、その絡みで少し忙しかった。以前いた会社では、会計処理の関係で商品を動かしたりしていた。もちろん違法ではないし粉飾という訳ではないけれど。特に株主が強い会社では、その種の工作をしなければいけないようだった。会社間で年度末を違えた方が便利だとも聞いたことはある。経理の担当者の悩みどころなのかもしれない。

発達障害児・者への支援(生活変動と社会福祉第8回)

自閉症の人の育て方が少し分かるような気がする。

 

発達障害や知的障害。「お仕事頑張ります」。色々なところの清掃。グループホームにも入っていたけれど、今はヘルパーさんや父母に助けられながら一人暮らしの訓練をしている。料理は300種作れる。結婚頑張ります。
支援者の輪を広げる。糸賀一雄賞。19回目の受賞者。障害があると分かった時。将来に期待していた。珠のような子供。不幸な子や親、と思った。孤独感や将来の不安感。冷たい親が育てると自閉症になる?母原病?育て方が悪い、専門家の言う通りにすれば治る?とにかく言葉の特訓を。書籍を漁ったりドクターショッピングをしたり。ノーマライゼーション。障害者の権利宣言。同情や哀れみは要らない。権利条約へ。こだわりを活かす。治るとか治らないとか言うより、育てることが子育ての目標。パニックとこだわりと多動。地域から追い出される?親が殺した事例も。つながりも大事。プラス思考せざるを得ない。こだわりは知恵がフル活動しているから。パニックは彼の問題でなく私の問題。多動は好奇心旺盛だから。エンパワーメント。ストレングス。パニック、意志があるっていうこと、寄り添う。主体性や自主性を育む。思いを育てる。成人になった時にどう暮らすか。足りない50は人の支援で。人権意識や尊厳。現場じゃないと応用はきかない。100人の人から「おはよう」を。ハプニングは感動の源。親がnetworkを。いつまでも元気なわけではないので。本人の周りにnetworkを作る。障害を社会モデルとして。合理的配慮の前提としての本人の意思形成。否定的な言葉を全て肯定的な言葉に変える。自分で決めたことは努力できる。
社会モデル。意思決定支援。合理的配慮。エンパワーメント。人権意識。鍵は自己決定。自分で考え決断し、周囲の助けを仰ぐ。

 

生活変動と社会福祉―福祉研究の道標 (放送大学大学院教材)

生活変動と社会福祉―福祉研究の道標 (放送大学大学院教材)

 

 

誤りその2。

学校教育では、基本的に教科書の内容を学ぶ。そして試験でそれを吐き出す。そう言う能力も社会で生きるには必要なのかもしれない。その際に前提となるのは、教科書の内容に誤りはないということである。大概の場合はそうかもしれないが、そうでない場合もある。高校の社会科では、ソ連などの社会主義国の政治や経済についても教わった。日本は三権分立で混合経済の筈だったが、ソ連についても否定的なニュアンスではなかった。意外とまともになんだな、という印象を受けた人間は多かった。今から思えば噴飯ものである。教科書でも幾らでも間違える。自然科学だと日進月歩だろうと思う。もしかしたら教科書を指定しない学校教育の方がマシかもしれない。

 

府議会議員選挙。

府知事選と大阪市長選の結果は予測通りだった。特に府知事選はダブルスコアに近い。まあ府市協調が円滑なのも良いけれど。

昨日は府議会議員選挙もあった。私の住む選挙区は激戦だったらしい。維新は複数人が当選を果たした。しかもワンツーフィニッシュ。知名度が高かったのも勝因だろうし、都構想が好感を持たれているのもあるのかもしれない。まあ高槻市民には決定権はないが。府知事も維新の人間なので、高槻絡みの案件はスムーズに進むのも期待出来そう。前に2万票取れれば当選出来そうだと書いたが、ある候補者は2万票集めても当選出来なかった。それだけ激戦だったのだろう。差し当たり市議会議員に戻ってもらえればと思う。活動量が一番多いと感じていた候補者も落選した。アピールも難しい。因みに隣の選挙区では知人が当選を果たした。応援は出来なかったけど。