F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

来年の桜を目指して。

この時節に特徴的なのだが、幾つかの大学受験の予備校(何故か塾というのは少ない)が宣伝をしている。電車を降りて階段を下ると広告が大々的に。

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写真は河合塾だが、この他に駿台やら代ゼミやらが賑やかに広告展開をしている。高卒の人間だけではジリ貧になると考えている。最近の高校生には、卒業の後に1年浪人生活をするという選択肢を持たない人が増えているのだろう。必然的に現役の一発勝負になる。高校の授業で足りない所は予備校で補う作戦を取る人間も多いのではないかと思われる。ただ人によってはハードになったり授業が合わなかったりもするので難しい。太古の昔(よく使うなあ)に私が高校生だった時には行っていないけれど、高校の授業を真面目に受けていれば受験勉強を賄えるという環境は少数派だろうと思う。来年の春に花が咲きますよう。

根拠を挙げる(日本語アカデミックライティング第10回)

Blogの文章は独りよがりになりがちなので、肝に銘じたいと思う。

 

文章に根拠を入れる。独りよがりでなく、読み手の理解と納得を。議論を展開するにあたって、主張だけでなく客観的な根拠を。議論の中に価値観が入り込みがちだが、とりわけ注意を、調査が有効。特に社会科学や人文科学について。
独りよがりでないこと。主張を一方的に述べるのではない。後で追体験する。それがしやすいように。文章を読むということ。どうやって結論に後で辿っていくか、それがやりやすいように。客観的な根拠や証拠を。親の躾が足りないなどの問題。客観的な証拠。割と情緒的に終わってしまうことが多い。自分の意見が強いほどそうなりがち。何のデータも示されていないのは不味い。学術的文章の様式。先行研究や文献のreview。独りよがりではない。読者を説得するため。勉強したとアリバイ工作をするのではない。アリバイの引用は本末転倒。紹介するための論文ではない。証拠を呈示するには、感覚的情緒的印象的な表現を排除する。客観的で具体的な。形容詞、出来事の程度。具体的な量的表現を。県の若者は非常に荒れている、と書くだけでなく、調査で証拠を示す。情緒的文章でなく。非行率を。横断的比較。同一集団の過去と現在の比較。時系列的比較。基準を客観化する。実証的なデータを用いる。空間をまたいで比較。数値的客観的な指標が必要。時間をまたいで、感覚的な比較は意味がない。デュルケム。社会を物のように見る。実証主義。社会学の学問的体系化。曖昧で偶発的な見方をするのではなく、自然現象と同じように考えて分析する。主観と価値観を排する。定量的な把握が必要。量で把握する。データを計算したり足したり引いたり加工したり混ぜ合わせたり比較したり。自然科学的手続を。社会の客観的把握を。「自殺論」。情緒的になりがちだが一切排除する。統計データだけで検討。自殺の要因を実験的に。社会科学はより方法的に精緻に。客観的に現状評価を。実証主義。人文科学や社会科学。簡単なことではない。試験管の中では無いから。認識する人の問題関心の在り方や価値観で異なるけれど。報道は局や新聞社により扱いが違い、価値観が違う。町内会の弱体化で住民を調べる。どんな要素に着目してどのような価値観で説明するか。町内会の弱体化から出発するか、合理化近代化するか、という観点。何を調べるかで価値観が入る。質問紙で調査を。項目や質問文や選択肢で価値観が入る。価値自由。ウェーバー。社会科学の対象を物のように見ることに反対。社会事象に関して自然科学的分析をすることは出来ない。認識する主体に立つ我々の自覚。価値認識の領域と現実として認識する領域を区別する。価値認識を根拠とすべきではない。今目の前にあることを客観的に。自覚しながら事柄を説明する時に中立的にならないといけない。価値観を入れない訳ではない。自由に見ていいと、ではない。価値観に拘らないように。数字を入れているから客観的ではない。実証的なデータの使い方の意識を。
学術的な論述にあって。先行研究が充分にないことや特殊なデータがなかなかなかったり。震災後の高齢者集団。それだけの既存の証拠は充分にはないことも。時間をかけて文章化されるより、現実の状況から証拠を得ることが必要。現地での調査活動を。有力な方法は調査。高齢者介護に関わる人についての社会調査。社会的な文化的な事柄に限定する。調査とは何か。定義から。あまりに一般的。新聞にもありふれている。基礎的なところから。対象となる事柄の在り方や状況を知るための手段。関係する情報を収集する。人々の状態や行為や態度や意思、評価の在り方などを定量的に定性的に把握。得られた情報を分析して解釈して理解して文章化する。把握の方法は多様。質問紙に書き込んでもらい答えを分析するだけではない。可能性の広さを狭める。日常生活での調査は多様。世論調査やサラリーマンに聞いたり、アンケートを募ったり。学術的な文章を書くための客観的証拠を。現実に展開するものは多様。1つの原因から出来ている訳ではない。簡単なものではない。勤労者の政治意識を調べる。最寄り駅の中年サラリーマン十数人に聴くなどは客観的ではない。保障された方法と基準。適切な調査とそうでないのと。調べ方次第。人々の行為や結果、状態など。漠然と見ているだけでは印象に過ぎない。知人のAさんBさん。活気があるかどうかの違いを。社会科学では総合的見方でなく分析的見方で。状態を共通した側面や項目を把握し指標化。共通のTV視聴の状況。就労状況など。具体的な項目の内容を見る。要素を幾つか立てて。分析的に多数の人間について。ひとりごとに調べる。項目は様々な
値や指標を。個々人の事情が入れられる文章の在り方。5つの項目。毎週見ている番組。余暇活動に積極的。映画の視聴本数。会社名。親しい友人がどれだけいるか。答え方も値のとり方も色々。複数の値や状況を取る。変数という。番組視聴という値。余暇活動に積極的か消極的か。親しい友人の数という変数。答えに当たるのが変量。変数は数を取る訳ではない。具体的な名前も。形は様々。全ての社会の事柄は変数の集まりとして捉える。変数世界。いくら複雑で混沌としていても、多くの変数から捉えられる。比較的で客観的説得的説明が。調査を行うことは様々な行為などを変数の束として把握して変数同士の関係を探る。知るというのは単純なことではないが。暇の状況を把握するなど。余暇が生活の中で持つ意味。経済実態と余暇行動の関連。経済力との間の関係。実態を知る意味を知る関係を知る。色々なレベルが。今起こっていることを調べるための調査と、背景や相互関係を知るための調査。今何が起こっているかを知ることを記述的調査。捉えられたことの関係や背景を、説明的調査。複数の変数の間に因果関係や相関関係の仮説を示して実証する。経済力があれば余暇活動も充実している?など。変数から仮説を、そして実証を。
調査が目的によって分けられる。自分が調査を受ける側に。番号で答えるか言葉で答えるか。択一式のマークシートや記述式。量的調査と質的調査。調査する人の得意不得意でやり方を変えている?実はそうではない。調査の性格により決まる。大多数の人が体験していることで、少し個人差がある場合と、比較的少数の人が関わっている場合。少しずつ違ってくる。不登校や犯行被害など、皆がやっている訳ではない。量的調査。広い範囲から基本的には無作為で。サイコロや乱数表で。サンプルで調査票を用いて形を決めて。数値の形を。質的調査。インタビューや観察など。結果は主として文章の形で。事象を把握する観点。量的調査。数値化してエッセンスや法則性を再構成する。質的調査。特異な事柄。評価やストーリーなど。回答された事柄のイメージを捉える。質問紙調査の大半が量的調査に。メリットは比較的容易に大量の処理が、しかし画一的。質的調査。ストーリー性を引き出せる。深層的で多元的に。統計的に推し量ることが出来ない。特定の性格の人だけ?再現性がない。普遍化がなかなか出来ない。具体的には?既存統計資料の分析。公開されているデータから分析。質問紙調査。調査票調査。郵送や留置法。ネット調査や電話調査。質的調査。自由面接法、インタビュー。参与観察。相手が自覚せずにコッソリと、実際には難しい。自分自身も溶け込んでいる状況。妻の立場で日常的な夫の観察を。ドキュメント分析。手紙や日記など書かれているものの分析。

 

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)

 

 

貪欲。

短いのでアランの断想の全文を。「守ろうとするのではなく、むしろ、取ろうとする欲望。それは浪費癖と非常によく結びつく。また自分のもっているものを忘れることとも結びつく。」バーゲンbargainの光景をある商業施設で頻繁に見ていて、欲望は果てしないものだなあと感じた。特売品を漁って購入するのは良いとして、無駄な物まで買ってしまうお客様が多いようにも。テナントtenantさんもそれが狙いで特価品を並べているのだから。必然的に浪費になってしまう。そして似たような物を自宅で見つけて後悔することにも。まあ私も書籍で似たようなことをしているのだけれど。

朝撃ちで京都駅へ。

思い立ち京都駅近くのクリニックに薬を貰いに(まあ診察もしてもらうけど)行く。依然としてコロナウイルスの蔓延が落ち着かないので、クリニックやらCafeやらコンビニやらの営業もどうなるか分からない。最悪の場合にはJRも運行停止する可能性すらあり得る。此方も職場封鎖になれば暇は出来ると思うが、薬が無いと眠れないのだから確保をするしか選択肢が無い。

6時過ぎに京都駅に着く。相変わらず駅ビルの存在感が大きい。

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駅近の2つの旅館もガラガラなのが見て取れる。例年なら修学旅行で賑やかな筈。

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ファミマカフェでまったり。

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差し当たりスタバStarbucksも開いていた。本家のAmericaはヤバイかもしれないが。

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何時もはドリップコーヒーdrip coffeeをマグカップで貰うのだが、今は提供できないとのことなので紙のカップで貰う。

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何時ものミルクなども撤去されている。

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対策についての掲示。

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京都タワーも開いていないとのこと。

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朝鮮半島(1) -解放、分断、ふたつの道(東アジアの政治社会と国際関係第10回)

南北とも国内情勢が極めてややこしいのが分かる。国際関係とも絡むので複雑なのは当然だろうけれど。

 

平岩俊司。朝鮮半島の第1回目。解放分断2つの道。複雑で理解しづらい。分断国家。東西冷戦で多くの分断国家が。韓国と北朝鮮。分断国家に。多くの国が関わる。両国の政治は国際関係と密接に。分断国家になった経緯と分断の固定化。半島の推移や政治。
45年8月15日、朝鮮半島は植民地統治から解放。連合国にカイロ会談でコンセンサスは無かった。抗日闘争。半島だけで行なわれたのではない。海外での活動家が帰国したが、大きく3つのグループに。レジスタンスにもコンセンサスは無かった。民族主義者、共産主義者、中道。アメリカは日本占領を。ソ連は中国東北部を。38度線に線を引き、軍政は両国が担当。ヤルタ会談で朝鮮半島は当面は信託統治に合意。南朝鮮では信託統治に激しい反対、北朝鮮は基本的に受け入れる。冷戦状況が影を。46年3月に米ソの共同委員会はあったが。5月には無期休会。民族主義者と共産主義者の対立。南朝鮮では不安定化。北朝鮮では共産主義者。北朝鮮労働党と独自性を。47年にも米ソの合意は出来ず。国連の監視下で総選挙。しかし南朝鮮だけ。李承晩が大統領に。48年8月15日、大韓民国。9月9日には朝鮮民主主義人民共和国。金日成。武力統一。ソ連も中国も時期尚早とする。アチソンライン。朝鮮半島への言及はなし。日本の防衛が主目的だったが。スターリンも開戦を認める。毛沢東も認める。朝鮮戦争の始まり。自由と民主主義のための。安保理の開催。米軍の派遣を決定。北朝鮮を侵略者とする。ソ連は欠席していたため反対できず。李承晩は北朝鮮政権の崩壊を求める。38度線突破。北朝鮮はソ連中国に応援を要請。彭徳懐による中国の参戦。一進一退の後、53年に休戦。国際戦争の性格も。
韓国の政局は不安定。課題に本格的に取り組めず。クーデタの決行。朴正煕。清廉な軍人として信頼されていた。新しい集団が表舞台に。非常戒厳令を。国家再建最高会議。三権の掌握。総合経済五カ年計画。日本との関係。日韓基本条約。5億ドルの経済協力。ベトナム戦争への派兵。
北朝鮮。金日成。政敵の粛清。スターリン死後のソ連は軽工業への転換。ライバルたちは重工業重視の金日成を批判。戦争の為に必要。ソ連派などは正統性はないと。55年12月。主体を確立。チュチェ思想。スターリン批判。56年8月の委員会で個人独裁を公然と批判。しかし金日成による弾圧。内政干渉。チョルリマ運動。政治における自主。57年からの五カ年計画。自立的民族経済を。経済分業に対し、分断国家を理由にコメコンへの加盟を拒否。北朝鮮に安全保障上の対応を。中ソ両国との事実上の軍事同盟を。四大軍事路線。まずは国防力を。65年にインドネシアを訪問。思想における主体。チュチェ思想による自主路線。66年8月12日の労働新聞。大国主義を拒否して帝国主義との対決。独自の政治体制。粛清を完了させる。金日成パルチザングループのみに。リーダーシップの重要性を強調。国際情勢。官邸を襲撃するなど強硬な攻撃的姿勢を取っていたが、72年には南北共同声明。南北常設委員会など。しかし優先順位などの相違が。南北対話は進展を見せず。73年は門戸開放を。中国ソ連との関係構築も。同日に金日成は五大方針。朴正煕の反対勢力にも。73年8月。金大中が東京のホテルから拉致。金大中事件。74年8月には朴正煕狙撃事件。南侵トンネルの発覚。南北関係は進展せず。グアムドクトリンなどの国際情勢に後押しされた面があり、限界が。北朝鮮は憲法改正を。国家主席のポストを創設。全ての権力が集中する。金正日への権力移譲の準備を。韓国では維新体制。重工業の発展を。国家的体制があったから経済成長を。防衛産業の育成も。カーターが大統領に。77年以降、反体制運動の拡大。金泳三も。社会不安の増大。民衆暴動。79年10月に大統領が暗殺。
何故朝鮮半島が分断状態に?連合国の曖昧な構想、米ソの思惑の相違。しかし朝鮮人の側にもコンセンサスは無かった。抗日運動がアメリカソ連国民党共産党の指揮で海外で行なわれていたので、協力して運動出来なかったのは事実。その後の朝鮮戦争によって相互に不信感を。国際的な対立も加わる。当事者の和解が必要なのはもちろん、関係国の国際同意も必要。2つの和解は同時に進行しなければならない。具体的成果が見せられなかった。姿勢を変えて南北対話をしたのではない。国際間の和解も低調に。当分の間、分断状態の継続が前提に。韓国では強権政治を行おうとしたが朴正煕が暗殺され、民主化が課題に。北朝鮮は後継者問題が。

 

東アジアの政治社会と国際関係 (放送大学教材)

東アジアの政治社会と国際関係 (放送大学教材)

 

 

自白。

幾つかの刑事事件の手続過程で、虚偽自白というものを被疑者がした。虚偽自白というのは聞き慣れないと思うが、話をでっち上げて自分が犯罪行為をしたという内容の話をすることである。そんなものはやらないだろうというのが普通の人の感覚だろう。しかし長時間に及ぶ取調べが連日続くと、終わって欲しいと痛切に思う被疑者は、取調官のシナリオscenario通りの詳述をやってしまう。犯罪行為をしたのでなくても。裁判官なら見抜いてくれるとも期待をしていることが多い。しかし現実には見抜けない裁判官も数あまた居る。再審で無罪を勝ち取る人間は何人か居る。日本の刑事裁判の宿痾である。日産のゴーン氏の取調べでも外国から批判をされている。

昼休み時のヤーさん風?の跋扈。

昼休みに何時ものコンビニのイートインスペースeat-in spaceに居ると大声を上げて騒ぐのが聞こえる様子を見ると中年の帽子を被った男性。歳は私より少し若いくらい?色々と文句を大声で。あまりにも耳障りなので様子を見ると、服装がキンキラキンでスキンヘッド。如何にもヤーさん風。サービスに散々ケチをつけていて、挙げ句の果てに店員の氏名を書かせる有様。後でイチャモンでもつけるつもりなのだろうか。コンビニに限らず、弊店含む小売業はこの手の人間でもお客様として大切にしなければならない(なのですが募集しても誰も来ない理由に)。お客様は神様、というテーゼTheseは日本社会に強いが、例外はあるべきだろう。弊店ではヤーさんは絡んでこないが、万引きは時々あり見つけたりもする。見つからないと思っているのだろうが、様子である程度はわかるし防犯カメラもある。まあお客様が喜ぶのを見ると止められなくもあるけれど。