F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

激高。

「狂気じみた、一時的な怒り」とアランは定義する。要はキレる、ということ。なのでアランの処方箋はこうである。「激高している者には拘らない方がいい。彼らには沈黙と隔離によって対処するがいい、決して理屈ではしないことだ」。これは今日にも妥当する。キレている人間に何を言っても効果が無いどころか逆に酷くなる。近頃はコンビニで店員に対しキレる人間を見ることが時たまある。結局は放っておいて頭が冷えるまで待つしか無い。しかし他の人間がレジに並ばなくなるので悩ましいところである。ううみゅ。

蒸発したと思しき物体。

今朝PCに向かっていてスケジュールscheduleの確認をしようとして、いつも持ち歩くポーチがないのがわかる。ちなみにポーチはこんな物。

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ポーチの中の書類に、来月の同窓会の会合の予定が書かれているのだが、その書類が無いと、いつ同窓会館に赴けば良いか分からない。自宅を探したが見つからない。他に筆記用具やらUSBメモリやらが入っていて、書い直すとかなりな費用になる。出勤の途上で昨日に立ち寄ったコンビニに問い合わせるも無いとのこと。半ば諦め顔で職場に着きロッカーを開けると、ポーチが鎮座していた。ううみゅ。忘れ物はしないよう心掛けなければ。

 

学び続ける教師(現代日本の教師第15回)

ううみゅ、教師にならなくて良かったかも。

 

油布佐和子。中教審の学び続ける教師。平成24年8月。教員の資質能力の向上について。質の高い教員を。学び続ける教師。教師は何故学び続ける必要があるか。課題が山積。イジメ不登校の教育課題。一貫して苦しめる問題。対応が求められる。近年の教育課題。特別支援教育。学び開拓を。特別支援教育の現状。Webページ。障害のある子どもたちの支援。一人ひとりの教育ニーズを。平成19年4月から全ての学校において支援を。対象は?特別支援学校と一般の幼少中。障害のある子供が。義務教育。6万人以上。一般の学校に通う。通常の学級に。特別支援学級は18万人。通常の学級は8万人。自閉症や情緒障害、ADHDなども含まれる。排除されたり差別されたりする歴史。平等に生活する社会、ノーマライゼーション。障害児を人々の多様性を尊重する形で平等に参加。共に学ぶことが望ましい。共生社会。障害者の人権を確保して尊厳の確保を。06年に障害者権利条約が。14年に批准書を寄託。障害者の権利実現の為の具体的措置が。インクルーシブ教育。包含すること。排除されず地域で教育の機会が。合理的配慮が提供される。特別支援教育に携わる教員。養護学校などの免許の種類が。免許状が一本化される。特別支援学級は研究や研修が必要。LDやADHDなど発達障害の子供が6%以上に。教師は特別支援教育も学ばなければ。ICTの活用。武雄市。タブレットの配布。反転授業。家で児童がパソコンで予習して学校では議論したり質問したり。教えるのはパソコンの動画で。知識を習得して学校に来る。分からないと遮ることは憚られた。学校での学習を根底から変える。こうしたICT教育があちこちで。デジタル教科書や電子黒板の普及が。チョークアンドトークではなく、メディア革命にも対応を。生活への関わりが。知識活用型の学びに。新しい課題に対応する必要。社会の変化に対し諸課題が複雑化高度化。長い教員生活は担保されない。新しい知識の習得が必要。職業生活の初めの内の知識だけではあまりない。他にも理由はある。
イリイチ。価値の制度化。近代の学校の問題点を指摘。属性にかかわらず平等に教育機会が。制度の中で教える人と教えられる人の固定。社会の分極化。相互関係が無く分極化して固定化される。教えられるだけ、自ら学ぶことをしない、社会的不能化。社会の分極化。教師は教える立場に居るので学ぶ存在であることを忘れがち。人は高齢化すると知的にも停滞する。長い職業生活の中で澱んでしまうことも。教師は常に学ぶことを意図的に。教師の特性。他の職業と異なる。人を支援援助する。対人援助職。看護福祉教育に関わる職業。対人専門職などでも。2つの図。円と三角。働き手と働きかける対象。三角を使用価値のあるものに。対象に働きかけると沢山のパンを。仕事が評価される。製造業でなくサービス業が。家電販売店など。気持ちの良い感情を持ってもらうことで売上を上げる。クレーマーでも笑顔で丁寧に。心からのものであるように。気の休まる暇がない。感情労働。感情労働者は肉体だけを使うのではなく誠意を。ストレスにも。教師の場合は対象への働きかけが直接効果をしめさない。子供が気持ちよくなったりするのが最も重要なのではない。成果が必要。子供にパンが作るように働かける。教育の世界では、馬に水を飲ませることは出来ない。子供に関わりアウトプットをするのが前提。子供が行動しない限り意味がない。働きかける対象について配慮を。働きかける意味を。優しい厳しさ。受容的だと甘えを助長することも。厳しさも後から意味があるかも。時には生徒の嫌がることも。権力的存在。自ら付与された権力性。敏感でなければならない。自分が常識だと思っていることは通用しないことかもしれない。偏見に基づいているかもしれない。認識の在り方を相対化する作業を怠ってはならない。正しいか。社会構造や変化の知識が欠かせない。知識の在り方が問題解決に影響。教育業界では貧困という問題は顕在化しなかった。絶対的貧困が見えなくなり、個人の責任となった。教師の方に認識がなかった。家庭の問題に。貧困と教育の関連のマクロ的観点が教師になかった、社会的排除に手を貸すことに。教育機会の不平等についての対策が必要だった。大きな座標軸で捉える。どのようなベテランの教師にも気づきがある。人間性や学びはきりがない。理解しようとする。それまでイメージしていた枠組みが再構築される。教育実践に厚みや深みを、教師の成熟。質的心理学研究の論文の一部。卒業前に謹慎処分に。解けていても姿が見えない。迷惑がかかるから卒業式には出なかったが門出式には出たかった。成長を感じ取って大人だなあと感嘆の思いを。どこかで生徒より偉いと思った自分を恥じた。スケジュール的学びではない。人間性を磨く学びに。何かを感じ取れる初々しい心を。
教師はどのような方法で学び続けるか。理論と実践の往復。現場での知と乖離。貧困研究の事例。どのような指導をするか。先ず教師が寄り添うことが必要。長期的な働きかけ。現職教員。ネグレクトにあたる。安心して生活できるように。個別具体的な環境から中核となる課題を。子どもの正体。課題に着目して課題解決に気を取られている。研究知と実践知。課題が入り組んで繋がっている。問題は切り分けられない。課題を内包する総体としての子供。問題の把握の仕方。研究知では一部分を切り取ってしまう。実際の指導場面では理論化学知が実地に役立たない。学び方。アクション・リサーチの方法。現場の課題を見つけ適切な方法で処理して新たな働きかけを検討する。PDCAではない。PDCAではPが決まっていることが多い。アクション・リサーチでは出だしが重要。最大の課題は出発点。問題を見出すことが難しい。社会的構築主義。ある事象を問題にするというのは偏見を背景にしていることも。そうなるとおかしいのは教師の方に。改善すべき点をどのように、実践の意味を明確に。座標軸に。マクロな知識などあらゆる方法を使って。改善できていれば同じように探る。改善できていないなら何が問題が振り返る。実際の現場の課題を実際に改善する。理論と実践の往復を担保。失敗を振り返ることで理論が展開される。経験を積んだ先輩教師の技を盗む。複数の問題が。決定的に問題なのはめぐり合わせに依存すること。闇雲な活動だと、何が高い効果に結びついたか分からない。文脈にもよる。年齢構成からして有効ではない。先輩教師が殆ど居ない職場も。優れた教師の暗黙知を可視化してスタンダード化する。教育再生実行会議。育成規準の重要性。基準に示された項目の背後のメタ認知が重要。
教師に制度的に与えられたもの。研修の機会。設定された研修。自発的なもの。任命権者による。実施主体ごとに多彩。研修の体系は充実している。校内研修。海外のモデルにも。レッスンスタディ。授業風景を見てもらうことで相互に学ぶ。中学校や高等学校では進んでいない。相互の学び。ゆとりがあると良さそう。教育公務員としての職務。自分が一番知りたいこと、考えたいことと異なることも。自分の関心や必要に応じた。学びの小サークルが存在していた。多忙化で消えた?
教師の権力性を自覚して方向性を。現場で接しながら理論と実践の往復を。ショーン。教師の個人の学びに焦点。このようなスタンスは個人主義の罠に嵌まることも。相互作用による学びを。内部過程だけでなく専門職集団の相互啓発が必要。社会的にも政治的にも変革。ニュースや文科省のwebpageを。

 

現代日本の教師―仕事と役割 (放送大学教材)

現代日本の教師―仕事と役割 (放送大学教材)

 

 

軽薄さ。

田原俊彦という男性アイドルが居た。80年デビューdébutだから昭和末期。平成産まれの人間は知らないだろう。当然だが女子に人気があった。そして理由は分からないが、男子は軽薄な奴だなあと感じる人間が多かった。田原俊彦はよく松田聖子と絡んでいた。けれど聖子ファンの知人は、他のアイドルはともかく田原俊彦には関わって欲しくない、とよく語っていた。てか他の男性アイドルも似たようなものではとも思ったけど。田原俊彦は今は60歳を迎える。久し振りにmediaに出たが、未だに軽薄さが残っていた。ここまで徹底していると凄いな、と感じる。

密な通学。

緊急事態宣伝が解除されてから時間が経過している。もちろん各自で警戒はしているのだろう。しかし密な環境は増えつつある。通勤で阪急電車に乗車すると、随分と密である(密に過ぎるので証拠写真が撮れないくらい)。まあ私の場合は一駅しか乗らないのだから文句を言うべきではないのかもしれないが。

高槻市駅で下車する際も密である。

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今日は所用でLAWSONに寄ったのだが、通学する高校生が密である。

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まあ通学しなければならないのでだから大変だし、1人で歩くのも寂しいものがある。方向からして或る私立中学高校に通っていると思われる(思い当たる方が居るかも)。裕福でない我が家でも、その私立中の受験を親から持ちかけられたことがある。仮に進学していたら、かなり人生は変わっていたと思う。

権利実現のためのワークルール教育(雇用社会と法第15回)

確かに労働法の知識を知らない人は多いのかもしれない。前提として契約法理を教えるのは、高校教育では難しいのかもしれないけれど。

 

道幸哲也。労働法の具体的展開を裁判例で。適用されるのは職場。とりわけ権利実現の主要な担い手は労働者個人。しかし労働法に関する教育を受けていない。にもかかわらず労働トラブルが多い。いわゆるワークルール教育のニーズ。現状と課題。市民レベルで学び実践する。
ワークルール教育の現状。権利内容を的確に知る。実際には労働法の知識は貧弱。自分たちを守るために知るべきという話にもなっていない。充分な教育がなされていない。クレーマーとして排除する傾向も。若年者の失業やフリーター化。ニートの問題。キャリア形成についての多様な試み。勤労意欲の涵養は理解できるが、労働法も教えないのは異常。権利主張能力も含まれるはず。多様で身近な労働問題の発生。非正規労働者。低賃金やリストラ、長時間労働。労働条件の不利益変更やハラスメントなどを巡る労働紛争も増加。日常化している。ワークルール自体が複雑。一定の体系的教育が不可欠。労働者派遣や労働時間についての条文を理解するのは困難。判例法の重要性も増しているが、理解は容易ではない。職場における自主解決能力の低下。外部化しやすく。個人レベル。Communication能力の低下。パワハラを巡る紛争など。学校教育や就活では対立構造を前提にしていない。相手方に寄り添うだけのものに。若年労働者については自己分析の浸透、自己無力感。過度な責任感を。権利主張ともっとも遠い。企業内では労務管理の個人化で労働者の孤立化が。同僚との連帯が希薄に。上司の役割や組合の機能も低下。容易に紛争に。セクハラやパワハラの問題。労働局の個別斡旋など、企業外の紛争解決手段。個々人がワークルールを適切に知る必要がある。でないと自分を守れない。自助努力や自己責任。実際には企業に対する不満があれば退出行為により解決を。ワークルールが根付かない。社会的に重要な問題だが、国民的関心はあまりない。
実際に労働法教育はどのように?対象や目的に応じて。学校教育レベル。高校の公民や家庭科。総合学習や進路指導でも。職業教育レベル。職業高校、専門学校。就職した後の社員教育や組合員教育。それほど実施されていない。社会教育レベル。大学教育レベル。体系的教育。基礎的側面や働く人向け。専門家教育レベル。大学院レベルで。ワークルール教育の。学校教育が重要。学校においてどのように?職業について基礎的な事項など。仕事や労働についての教育。小中学校や公民や家庭科。ある程度体系的なのは高校段階。中央教育審議会が答申した今後のキャリア教育。社会的職業的自立に向けて必要な能力。キャリアを積み上げていくのに必要な知識。卒業生などとのインタビューや対話。職業体験など。経験を通して進路を研究するなど。生徒が職業観を形成できるように。労働者としての権利と義務などの学習の必要性。公民科が中心。現代社会。雇用労働問題として。政治経済。雇用と労働を巡る問題。詳細なのは政治経済。労使関係の特徴や展開。職場における労働者の権利義務。指導要領の解説。労使関係の特色、労働基準法の原則など。家庭科。消費生活やワークライフバランス。職業教育過程。実験や実習、就労体験。総合的な学習。趣旨は地域や学校、生徒の実態等に応じて創意工夫を活かす。国際理解、情報、環境など。総合学習では進路について考察も。ライフプラン。職業理解を深める。進路指導。特に高校。職業指導就職指導。高校への出前授業。働くことやワークルールについて。興味を持ってもらうことは大変。クイズ形式や問答形式。高校生は正解を知っているかどうかにこだわり、自分の意見を述べる機会はあまりない。議論が難しい。議論する文化は高校教育にない。
ワークルール教育を巡る最近の。平成20年頃から。21世紀になってから。報告書。平成21年の研究会報告書。厚労省で。現状や問題点。基本的立場。労働者は法律や契約で保障された権利を行使できるが、法的侵害を防ぎトラブルを解決できる職場環境を形成するには、労働者が自ら知っているだけでなく相談窓口などの幅広い知識が必要。実際に行動を起こす問題解決能力や基本的生活態度を。良好な人間関係を構築するCommunication能力を。あらゆる機会を通じてバランスが取れた教育を。知識等を実際に活かし適切な行動を。社会性。平成23年。中央教育審議会。今後の学校のキャリア教育。報告書はキャリア教育の全体像を。キャリア教育とワークルール教育には対立する側面がある。そういう問題意識は希薄。平成27年の青少年絡みの法律。20条。職業生活において必要な法令の知識を。厚労省の告示。使用者側が基礎知識を付与する必要性。トラブルの防止に資する。研修の機会を捉えて。16年段階では立法の動きが。遅きに失したが社会的にやっと承認。
ワークルール教育を巡る論点。本格的検討に必要。何が問題となっているか。具体的内容。担い手。教育方法。実務的な側面。基本的論点も。教育の視点。ワークルールは法的なルール。労働者の権利と義務。両者の調整が難しい。何を中心に。21年ではバランス重視。法的権利や労働契約に基づく義務を。義務を重視する立場や権利を志向する立場。基本的には権利中心で。労働者の義務は勤労観を持つこととの関連で国の教育の対象。労務管理レベルの義務は使用者の教育の責任で。働く際の心構えはキャリア教育などで。政治的側面。殆ど使える形で教育されていない。労働問題の頻発。権利に対する教育のニーズが。教育すべきワークルールの具体的内容。何を教えるか。最近の主流派では、労働基準法等の強行法規を中心に。ブラック企業対策。どう是正するか、外部機関にどう相談するか。弱い労働者をどう守るかが課題。ワークルールは労働契約を前提としているので、労働基準法等の強行法規と共に契約法理も重視を。労働契約より労働組合、集団的法律関係を。労働契約の在り方を適切に教えることが必要。平成21年の厚労省の研究会報告書。労働法の構造。労働関係は使用者と労働者の合意による。労働者と使用者は対等ではない。労働関係法令。労使が対等の立場で交渉。労働三権の保障。労働法のイロハを教える。給与退職金の具体的労働契約の内容は合意による。締結時の書類で確認するのは重要。必要に応じて契約にまつわる基本的知識の付与を。職業選択や就職活動に必要な。派遣やアルバイト、仕事の探し方。就職支援機関。以上の提言。労働法の体系に沿った。適切に教えることは難しい。とりわけ高校生に契約法理を理解させるのは難しい。契約法理は自己責任を前提。労働者に過度の自己責任を意識させることも。契約で決まったのだから文句を言うな、という発想に。包括的な労働法の知識には時間が必要だが、それが可能か、という問題。時間的負担。ブラック企業対策として労基法の基本原則を。長期的に考えると労働契約法を基礎に。合意の世界。話し合って合意して物事を決めていくのは学校世界と違うもの。どう教えるかの問題が。高校教育の在り方について見直す契機に。権利実現に関する資質。権利実現の為には5つの事柄。知識、人間的資質。権利実現に対する社会的支援、権利実現のためのシステム。権利実現の基盤となる実体法の視点。男女雇用機会均等法など。かなり重要なのは権利を実現する資質。知識を得ると共に態度や力量が。資質が。議論したり相手を論破する力。敵対的環境下で行動する力。ワークルールについては対立構造の中で主張。論理構造や問題の仕方。職場の抑圧メカニズムの把握。自立した労働者像を獲得する。態度や力を教育の場で育成するのは困難。このレベルまでの力を要求することは殆ど無い。問題関心も希薄。このような教育が出来なければワークルールは機能しない。単にワークルールだけでなく、大人に必要な資質。関連して労働組合の位置づけも問題。個人レベルの力量だけでは不足。集団化により組合を結成し組合と相談する。労働組合をどう考えるか。ステータスは高くない。権利主張には不可欠。人権保障の観点からも重要。労働組合に対する評価は高くない。学校教育では教えづらいテーマに。職場における団結を教えるのは難しい。職場での連帯、理解できない社会。とりわけ組合は会社と対立する側面が。そういう形で権利主張するのは想像を超える。多様な利益を調整して相手と交渉するリーダーシップも困難。権利実現の為の教育はどう在るべきか。特に資質。絶望的な状況。日本社会で話し合いにより物事を解決することは重要。学校教育で。学習のヒント。3つの問題。現実の職場で円滑に権利主張を。学校教育で意味在る形でワークルール教育を。キャリア教育とワークルール教育との関連を。個人的問題関心。どう考えるか検討を。

 

雇用社会と法 (放送大学教材)

雇用社会と法 (放送大学教材)

 

 

率直さ。

率直であることは信頼される為に必要な要素である。隠し事をしているような説明をされたのでは、何処まで受け取って良いか分からないし、何を隠しているかと疑心暗鬼に陥ってしまう。そうなると信頼から程遠い。しかし全てをあけすけに喋ってしまう訳にはいかないことがある。というか日常生活や職業生活では間違いなくその方が多い。要は隠すことは語らないでおきながら、全てを話しているかのように見せかける技が必要とされる。ここで技と書いたが、率直に言ってペテンにかけることとほぼ同義である。互いにペテンを掛け合うのが人間関係の実態なのかもしれない。ううみゅ。