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東南アジアの特徴(東南アジアの歴史第1回)

確かに一括には出来ない地域だと感じる。まあ大東亜戦争の時代の日本が何処までそれに自覚的だったのかは分からないけれど。

 

東南アジアという地域の特徴。日本から直行便で首都までの所要時間。マニラまでが4時間45分。ハノイの5時間30分。一番遠いジャカルタで7時間35分。東京から8時間以内に東南アジアの首都が。現在の日本にとって重要な経済パートナー。東チモール以外の10カ国でASEAN。貿易額も高い。14.7%。地域としてはマイナーな地域とみなされがち。基本的に中小国で構成されているためか。ASEANは国際政治での存在感を高めている。米中の影響力の競い合いも絡む。大国への抵抗感。他国にとって安全保障上の問題が少ない中小国の連合のASEANの存在感は受け入れられやすい。東アジア首脳会議。ASEANがハブとなっている。アジア太平洋地域の地域協力の進展。ASEANの存在感や重要性に関心が向けられている。今日の役割を担うようになったのは歴史から。まとまった地域になったのはごく最近。多様性を地理的自然的環境から。多様性を人間の側から、民族言語宗教。共通に結ぶものはなにか。歴史の見方が第二次世界大戦後にどのように変化したか。文明と文化の観点。
構成している国々は11カ国。02年の東チモールを除くASEAN。人口は14年に6億人以上。EUの5億、NAFTAの4億7千万より多い。東南アジアが1つの地域とされたのは最近で、以前は多様でバラバラだった。統一する帝国はなかった。多様性の考察。住んでいる人間の側から。共通に結ぶものは何か。歴史の見方が今までにどのように変化したか。文明と文化という観点からまとめる。
ASEAN。02年の東チモールを除く。15年に共同体への発展を遂げる。6億2千万人。EUの5億よりも大きい。東南アジアには大きな帝国は出現しなかった。陸上部ではアンコール帝国。島嶼部でも無かった。13世紀のモンゴル軍の侵入も食い止められた。19世紀に形成された欧米の植民地支配でも、フランス領インドシナやイギリス領ビルマ、マラヤ、北ボルネオ。オランダ領。ポルトガル領。スペイン領からアメリカ領フィリピン。東南アジアを分断。一体化。日本による大東亜共栄圏という軍事的覇権。タイは一応独立を保っていたが。日本の軍事的覇権を。南方という言葉を。南方軍。反攻作戦を。コロンボに置かれたのが東南アジア司令部。それ以降、東南アジアという用語が。東南アジアの一体化は一直線で進んだ訳ではない。降伏直後にインドネシアやベトナムなどの独立運動。47年に反植民地主義勢力が連携。東南アジア連盟。人々になる東南アジアの一体化の先駆的な。冷戦に巻き込まれて一体化は進展せず。55年に反共産主義の軍事同盟としての東南アジア条約機構。しかしタイとフィリピンだけ。ベトナムは共産主義陣営に。ビルマは非同盟中立。冷戦は分断をもたらす。ベトナム戦争。67年にASEANが結成。信頼醸成を目指す。親米政権の連合とみなされがち。一体化に進むのは冷戦構造の解体。95年にベトナムが加盟する。ASEAN10が実現。地域協力機構に。国際的地位を高める。存在感の増大。
地理や歴史の多様性。自然環境。ヒマラヤ山脈に連なる5つの山脈や大河。国家の成立。山脈を越えた大帝国は成立せず。メコン川。チベットに源を。ベトナム南部への全長4000キロ以上。ラオスのビエンチャンより下流では平原に入る。ベトナムのメコンデルタ。中流域の開発。オオナマズの漁。島嶼部。火山の噴火や大地震が。大津波が。火山は肥沃な土地をもたらす。海は世界の十字路として交易地に。多島海を横断する国家は形成しづらい。
気候。熱帯。気候は多様。ハイバン峠。南北にベトナムの気候は二分。峠の南はモンスーン気候。一年中暑い。熱帯モンスーン気候以外に熱帯雨林気候、サバンナ気候も。多くの地域には湿潤高温で人間に優しい自然環境。溶け込んだ文化を形成。多様性を生み出す基盤に。
住んでいる人の側からの多様性。民族構成は多様。華僑。華人。印僑。移住民も沢山。元々の住民を区分する。台湾から東南アジアの島嶼部。マレー語やインドネシア語など。オーストロアジア語族。有力語としてはベトナム語など。シナチベット語族。ビルマ語など。ほかにタイ語などもある。ベトナムも多民族国家。エスニックグループ。国家公認の民族が54。民族籍。宗教。統合に大きな役割。多様。主な宗教はない。イスラム教徒。南方上座部仏教徒。大乗仏教徒、キリスト教。南方上座部仏教。仏教には大乗仏教と上座部仏教。北伝仏教。南伝仏教。伝播は大乗仏教の方が早かったが。戒律を重んずる。出家を求める。托鉢から。流入の歴史は13世紀から。
生活文化の角度からは共通点が。米が主食。米と魚の組み合わせが特徴。稲の多くは水田で。魚も入る。まとめて取れる。保存。塩辛などの発酵食品。ナンプラー。漁業。高床式住居。米を貯蔵する倉、ネズミを防ぐ。共通性を形成するのは海の世界との結びつき。古くから物資の交流。季節風を利用した航海。「仏国記」。大型商船が定期的に。東西交易路は海のシルクロード。重要な産品を。香料。香りを楽しむ。沈香など。化粧品。食品に使う香辛料。14世紀のペストの流行。香辛料の需要の増大。香料諸島。大航海時代を生み出す。国際的商業空間との結びつき。外なる世界の二重構造。ダイナミズムを形成。中国やインド、Europaの外部の大市場が発達すると貿易国家が発達。外部が停滞すると陸の東南アジアの台頭。
東南アジアの歴史の見方。東南アジアにとり外の世界が重要。外部世界の影響。世界宗教。外部世界から受け入れ。欧米の植民地支配。独自の文明を産み出す力を持たない。植民地支配を正当化。第二次世界大戦後に独立。それぞれの国家の自律性独立性を。ベトナム。千年に渡り中国の支配に。独立後も中国の影響を。中国化された東南アジアの強調。ベトナム戦争の60年代から。中国に支配される以前から自生的な高度な文明が。ベトナムが同化されず独立を回復する。愛国主義の4千年の伝統。大国に対し独立戦争を。他の国々でも土着文化の自立的発展が強調。80年代以降になると外部の文明の受容も主体的選択の結果として。13世紀から15世紀に。多くの王国の支配者がイスラムを受容。商業と交易時代。インド洋に広がるムスリム商人に。中国化されていたとされるベトナム。中国の影響は時代が下がるにつれて強く。ベトナムの中国化は主体的選択。国王の位の継承ルール。あまり明確ではない。争いが多い。内紛が。大国の干渉の恐れ。ベトナムは中国的なルールを。中国的国家制度を導入。脱中国化の為の中国化。東南アジアが選択的に受容して。
文明と文化。世界に発信できる高度な文化は無かったが。受容の仕方に独自性があるのも価値が。東南アジアは人間に対し融和的な自然環境に。湿潤高温に対応する文化。独自な文化的要素は異なる地域に発信されない。鬱蒼たる森の中でこそ。しかし文化は他に伝播も。多様性こそが共通性。多様性の中の統一。インドネシアの国是。ASEAN全体のスローガンにも。多様な構成員が外部文化を発展に結びつける。

 

東南アジアの歴史 (放送大学教材)

東南アジアの歴史 (放送大学教材)

 

 

真面目さ。

「竹槍三百万本論」と後世に呼ばれることになった主張が、戦前戦中(今更だが「太平洋戦争」のこと)の日本本土(しかし本土でない地域はどうでも良いのかと非難されるかも)の防衛について為された。調べた限りでは、当初は兵備を揃える金がないなら国民の結束が必要で、それさえ有れば、竹槍300万本でも何とかなる、という趣旨のことを荒木貞夫氏が述べたのが最初らしい。なので竹槍はあくまでオマケの位置しか与えられていない。ところが昭和20年になり本土防衛が問題になり、竹槍さえあれば何とか戦えるのではないか、という論調になってしまった。大真面目に銃後の国民は竹槍訓練をして、一部の軍人も真面目に竹槍で戦えると豪語していた。勿論、竹槍では敵の飛行機は墜とせないし、機関銃で攻撃されると竹槍ではどうしようもない。状況を誤解していては、いくら真面目でも破局に至るしかない。思えばよく「終戦」に持ち込んだものである。でないと読者の大半も産まれなかっただろう。

3回目の健康の御託宣を。

今日の午前は勤務を抜けて健康診断に。今年で3回目のところなので道順は覚えている。

職場から一駅JRに乗る。

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たまにしか富田(なお「とんだ」と呼ぶ)に行かないので新鮮。案内板を。

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受付に行くと少し順番待ちを。今年は座席がやたら離れている。

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問診を待っていてもcovid-19対策が。椅子の背もたれの上にビニールシートがあるのが分かるだろうか。

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健康診断そのものは順調に終了したが、腕時計を無くしてしまう。シュレディンガーの猫でもなければ何処かにある筈だけど。帰りにホームセンターに寄ることに。なお御託宣というか結果は職場に知らせがある筈。

帰りの電車を待つ。新参者の総持寺駅にはJRが付けられている。

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意思決定支援(健康への力の探究第9回)

医療の世界のことは把握できていないなあと感じる。何時大病になるか分からないのだから把握することは必要。

 

中山和弘。意思決定支援。健康のためのより良い意思決定を支援。幾つかの方法。医療者に決めてもらうパターナリズムが減ってきている。シェアードデシジョンメイキング。意思決定ガイド。「意思決定」で検索。ビジネスパーソンに必須のこと。しかし難しいので色々と考えられている。健康や医療についてはまだ十分な研究がない。保健医療の発達により選択肢は増加し変化している。ますます困難になり意思決定が必要に。Internet上のサイトから専門知識や体験談を。情報が多いと選択肢が多くなり、使い方によっては困難さが助長される。納得できる意思決定には情報は味方。最終的に良い結果も。にもかかわらず膨大な情報を活かせない人も。ヘルスリテラシーが必要。日本は他国から低め。市民や患者中心の意思決定には支援が必要。まず多様な意味で使われる市民中心や患者中心の概念の意味を。更に言えば意思決定についても定義がされずに使われる。2つ以上の選択肢から1つを。明確な選択肢が必要。実現のために必要なのは、意思決定にも方法が在るということ。方法により変わってくる。心理学や認知心理学での研究を。
意思決定をするにはどのような選択肢があるかを明確に。7つのステップ。肥満を例に。問題を明確に。何故問題か。問題解決のための選択肢を全て挙げること。運動やダイエットなど。運動にも選択肢がある。全ての選択肢を挙げる。可能性が0だと早合点しない方が良い。選択肢を選ぶ基準を決める。選択肢の評価、長所と短所を。出来る時間や場所、負担感など。選んだ結果を想像。思ったとおりになるかどうか。主観的価値や主観的確率。毎朝10分散歩を。上手くいくと思えるか?確率が高いものを。情報提供の方法による心理的効果を理解。必要な情報を正しく理解出来ているか。数字。手術によって生存可能性は99%。手術によって死亡する確率は1%。違いがあるが、生存率と死亡率は見方の違いだけで数値は同じ。提供方法で印象は異なる。ポジティブだけでなくNegativeな情報も。フレーミング効果。絵画もフレームで違って見える。金色で彫刻が施されているか。意思決定の支援を得る。専門的情報を見極める為に。意思決定をしたことがない場合も。専門家の支援も。意思決定における葛藤やジレンマを解決すること。なかなか決めれない時。選択肢について情報が不足。ある選択肢に過大過小な期待を。バランスの取れた食事という選択肢を取れるか。価値観がハッキリしない。太っているとかわいい?何を優先するか。周囲の人の価値観がよく分からない。今のママ居て欲しい?在る一つの選択肢に対する周囲のPressure。ある友人の薦めるダイエット食品。自分の選択を認めたりする人が居るか?誰かに背中を押して欲しい。できれば同じ意思決定をしたことがある経験者に。これらの障害を乗り越えるスキルや支援がない。自分の価値観がはっきりしていないと支援が必要。大半は自分の周囲の人がどう考えているかが参考になる。周囲に支援者が得られるように。
意思決定の方法に種類が。意思決定の主体により幾つかに。健康や医療における選択では専門家の選択が多かった。インフォームド・コンセントの普及でシフト。大きく3つ。パターナリズム。選ぶ機会を与えないで専門家が意思決定。父権的。結果を話すため提供する情報は少ない。シェアードデシジョンメイキング。話し合って共同で一緒に意思決定する。自分の価値観にあった意思決定をする支援を。evidenceの情報をできる限り提供。インフォームドディシジョンメイキング。市民や患者がより主体的で自立的に意思決定を。情報源を主治医に限定せず幅広く。ヘルスリテラシーが求められる。日本では?日本医師会の調査。自己決定の意識。シェアードデシジョンメイキングが5割以上。70歳以上でも4割弱。日本とアメリカの大学生の比較。日本ではインフォームドディシジョンメイキングが最も良いとする。アメリカではシェアードデシジョンメイキングが。健康や医療における意思決定。これら3つの方法があることが知られている?選択肢として提示されていないのが現状。最初に決め方を選ばないといけないので、支援のスタートはここにある。シェアードデシジョンメイキングの具体的方法。根底に患者個人の自己決定が目標という倫理原則がある。生まれ持った性質として幸せなこと。良好な関係を築きながら自立を支援する。相互に依存しているので自立への支援が不可欠。大切な人がPressureに。こうしたいという自分。自己決定と支援を基本に。情報を提供しさえすれば意思決定ができるとは考えない。実際のプロセスを明確に。スリートークモデル。医療者のより次の3つのステップを。チームトーク。選択肢があって一緒に話し合うことで決めるための支援は何時でも出来ることを伝える。決めることに参加しない場合は医療者の意見を聞いてもらい手助けする。選択肢の説明で何が重要か。オプショントーク。選択肢について詳しい説明を。リストにして示す。具体的内容を。日常生活への影響など長所と短所を。ティーチバック。説明したことを。ディシジョントーク。重要なことを。どのようなアウトカムが。必要に応じてオプショントークに戻るに。欧米では測定するツールが使用されている。日本語版の開発も始まっている。患者版と医者版がある。選択肢があることを伝えてくれた。メリットやデメリットを伝えてくれた。項目に対して6段階で回答。患者と医師の双方で。
意思決定支援の為のツール。欧米では90年代からディシジョンエイドが開発。分かりやすくするために意思決定ガイドも。パンフレットやビデオ、WEBなどで。価値観にあった意思決定が出来るよう配慮する。医療者にとって代わろうとするものではない。意思決定ガイドが特に必要となるのは、じっくり考えなければならないなど難しい意思決定を。選択肢には科学的evidenceが充分でないこともある。イギリスのクリニカルevidence。3000の内に充分なevidenceがあるのは11%。最善の選択肢は科学的不確実性の前で何を大事にするかが。意思決定の質を。どの程度自分の価値観にあった。診療場面だけでは時間が足りない。家族や友人とも相談したいし、確認のためにほかの人の意思決定も。ある医療者の支援では偏りがあるのでは患者中心とは言えない。無意識的に誘導している場合がある。確信や納得感を持つのが大きな目的。決め方までも後悔するような二重の航海は避けたい。結果が出る以前の意思決定のプロセスを重視。決め方を納得する。利用可能な選択肢を並べて長所や短所を。一覧する。パソコンのサイトでは一覧表が在る。価値観を明確に。長所と短所の重要性を5段階で評価。何を優先するかの価値観が問われる。優先度をつける。オタワ意思決定ガイド。長所と短所のevidenceを。自分に取りどれくらい重要が星でつける。同じだと選べ辛い。理論的枠組に従って作成。価値観の明確化がポイント。最終的に価値観に基づいて意思決定できたか。期待価値理論。どのくらい目標に価値があるか。どれほどの価値があるかを考えて決める。evidenceとしての結果だけでなくどれほど大事化。EBMとも一致。汎用性が高いが、具体的意思決定ガイドも多く作成されている。カナダのオタワ病院研究所。何十種類の。胃ろうなど。意思決定ガイドを使わない意思決定と比較。確率があるとリスクを認識しやすい、葛藤が少ない。受け身になりづらい。communicationが向上する。プロセスに満足しやすい。専門家とのcommunication。情報を伝えるだけでなく、共通項を作るという意味が元々の意味。情報の共有。専門家と同内容の情報が共有されて初めて意思決定できる。意思決定葛藤尺度。5段階で。尺度の内容。選択への確信、満足度など。どの選択肢が利用可能か、危険性と副作用。価値観の明確化。有益性の明確化。副作用の重要性。有益性と危険性や副作用。サポート。充分な支援を、助言を。どの選択肢が最良かはっきりしている。意思決定が容易である。充分な情報を得て。何が重要かを示している。意思決定ガイドを用いることで満足できる意思決定が。医療者の中立性。ガイドの作成にも中立性が。誰もが中立的立場から患者の支援に。03年からイプラスの作成を。当事者や専門家の参加が。試作品の作成を。どのような内容をリストアップするか。その時にはそのように活用されているか想定する。最新のバージョンでは44項目。意思決定ガイドと呼べるか?健康問題について記述。決定のために利用可能な資源を記述している。ポジティブなNegativeな特徴を。身体的などの影響。意思決定ガイドには有害な偏りがあるかの基準が。最後まで同等に示す。同じフォントで同じ大きさで。出典が示されている、作成年月日が。全項目を見たければ日本語版が。意思決定ガイドの研究は日本でも始まったばかり。日本で開発されたのは少数に留まっている。意思決定支援の研究が進んでヘルスリテラシーの向上がされることを期待。

 

健康への力の探究 (放送大学教材)

健康への力の探究 (放送大学教材)

 

 

感情。

「感情ヒューリスティック」という人間のバイアスがある。人間は意思決定の際に合理性や認知などより、自分が持つ感情を優先させてしまう傾向のことである。エラく形式張った話のように書いた。研究結果はそのような単語で書かれているから。しかし会社員たる上司が自分の後釜に誰を選ぶかをイメージしてもらうと分かりやすい。要するに子飼いの部下を引き上げることになる、という話である。自分が良い感情を持つ人間を昇格させたいというのは自然なことであろう。勿論、社内向けの形式としては合理的に理由付けがなされる。しかしそれは自分の持つ感情を覆い隠す効果を持たせることが多い。それでも会社組織は回っているのだから、誰を昇格させても同じようにも見える。まあ、その手の意思決定が過剰になり崩壊した山一證券のケースもあるけど。

映画「阪急電車」を9年振りに。

今日は昼に関西テレビ(俗に言うカンテレ)で、映画「阪急電車」が放映され鑑賞する。有川浩(今は「ありかわひろ」名義で活動されている)先生のげんさくである。

阪急電車 片道15分の奇跡

阪急電車 片道15分の奇跡

  • 発売日: 2014/04/01
  • メディア: Prime Video
 
阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫
 

題材を阪急今津線(厳密に言うと今津北線)にして、宝塚から西宮北口(地元の人間は「西北」と呼ぶ)まで秋と春に往復して、人間模様というか人情の機敏を描く。最初に主役の中谷美紀さんが、いきなり修羅場を味わう。この他にやり切れない人間心理も次々と出てくるが、最後はハッピーエンドで締め括られる。ホッコリしたい時に鑑賞されると良いのではないかと思う。今日は9年ぶりに視聴したけど、悪役が大々的に分かるので善人が浮かび上がるような演出になっているのに気づいた。まあ彼らも好きで悪役をしているのではないのだろうけど。それから原作も読んでないので紐解こうかとも。

 

イントロダクション(アフリカ世界の歴史と文化第1回)

差し当たりAfricaと一律に扱うのは愚かだと感じた。まあEgyptと南アフリカ共和国を一緒に考える人間は普通は居ないと思うが、一応は大陸が同じなのであり得るかもしれない。

 

草光俊雄。北川勝彦。アフリカ世界の歴史と文化。全体の狙い。アフリカのイメージは?「少年ケニヤ」。サバンナの野生の動物。アフリカは歴史の上でも重要な役割を。学制の頃からアフリカに関心を。70年代前半では南部アフリカで政治変動が。今の人達はアフリカにどのような関心を。野生の王国?アフリカこそは人類発祥の地。現在のアフリカは色々だが、豊かな資源を背景にして経済的にも注目。最近のアフリカは資源問題や環境問題。エネルギーの問題で注目。00年前後から経済成長も。アフリカへのアプローチ。ワールドカップ。エキゾチックなアフリカ。紛争や内乱、難民問題。11年のアラブの春。北アフリカ?チュニジアから始まった政治変動。内陸や中近東に波及。新しいアフリカ。地域によっても違うが。様々な地域がどういう歴史で出来上がったか。ジャスミン革命。民主化。広い範囲に渡って。幾つかの地域分け。サハラ砂漠。南回帰線や北回帰線で分ける。アフリカを1つの大きな地域として。アフリカを世界史の中で交流などの枠組の中で。Europa世界との関わり。それだけでなくグローバルな歴史の中で大きな役割を。アフリカ大陸を中心に。地中海やインド洋大西洋。様々な世界とのつながりの中で。人の流れや物の流れ。交流や交易。文化的な側面も。研究の意義は?まとまった地域で文化的現象を研究するのも大事だが、接しているところで新しい動きが、それを見ていく必要がある。Europaとの様々な関わり。交渉。多文化や異文化の接点。文化交流。時空間。アフリカというものは一つではなく様々な複合的な形で。混淆的。西洋史で習った大航海時代。イメージが随分変わって、Europaが何故アフリカに関心を?アフリカに対する関心が古くからEuropaにある。歴史の見方を変えるような。Europaとは?何処までEuropa?Europaの概念は?Africaとの関係がある。ギリシア・ローマ、ルネサンス期、歴史の区分が関わる。どのような理解の枠組を?歴史は双方向的に理解を。色んなレベルで繋がりを。歴史の連続性。Europa史の理解も。Africaの音楽も。冒頭。東アフリカ地域の童歌。どの木を植えようか。スワヒリ語の歌。帆船に乗って船乗りが海に。人生航路。航海と人生を重ね合わせる。
Africaの自然。とにかく世界で2番目に大きな大陸。赤道も通る。多様な気候や地勢、植栽。川にそって文明が。ナイル川。歴史と文化の特色。Africaの気候帯は非常に複雑。ケッペンの気候区分。熱帯雨林。サバンナ。ステップ、砂漠。地中海性気候。気候帯の広がり。植生も複雑。熱帯雨林がリベリアやガーナ、中央アフリカ共和国などに。東経2度で熱帯雨林が。亜熱帯森林。木が続いている。高い木や低い木。植生の特徴。バオバブ林、サバンナ。湿性サバンナと乾性サバンナ。アンゴラなど。Africaにとってバオバブは大切。神様同様に。周囲にステップが広がる、砂漠も展開。サハラ砂漠など。植生や気候帯。大きな川が。ニジェール川。様々な文明が。ビクトリアの滝。リビングストーンの探検。大きな王国が。近代になって化石燃料が発見。ザンベジ川の流域に。かつてはイギリスの植民地としてローデシアと呼ばれた。大きな炭田。地形的特色。ケープ植物界。西ケープ州に発達。維管束植物。養分を吸い上げる茎が。8500株くらい。プラントハンターが狙う。18世紀19世紀には王立植物園から派遣。植物の採集を。東の方に気候帯。険しい山脈や谷が。キリマンジャロ山。カイロとケープタウン。西側は赤道を挟んで南北で対称的規則的な。造山運動により東側は厳しい山脈遅滞に。ケニヤ山など。ビクトリア湖など沢山の湖。起伏に富んだ景観。赤道直下でありながらキリマンジャロ山には雪が。万年雪がありながら砂漠も。
住んでいる人も地域により様々な暮らしが。自然に依存した。狩猟や採集を主とした。牧畜民も。農耕などの生業で。生産styleにより社会の繋がり方も違う。生活文化も違ってくる。生業や文化の多様性。近年では製造業の発達や都市化。農村から出稼ぎに来て集まる。生活文化の復号化や混合。新しい都市文化が至るところに。高層ビルも。ラゴスなど色んなところに大都会。農村Africaと都市Africa。
Africaの言語。スワヒリ語しかない?様々な言語が。5年前に世界中のデータベースを。6912言語、その中でもAfricaの言語は30%位。スワヒリ語は広域の共通語だが、共通語だけでも20近くに。ジャンボ。ハバリ。アサンテ。歴史的に見てイスラームが広がりアラブ語が広範に。植民地化以降は宗主国の言語が。Africaの言語は多様化してきた。多言語使用。アラビア語の広がり。植民地時代にEuropaの言語が。公用語として英語やフランス語、ポルトガル語やスペイン語など。南アフリカ共和国。11の公用語。かつては植民地化した時にイギリスの言語。1600年代にはオランダが。94年のマンデラ政権の成立以降は様々な言語が公用語に。南アフリカ共和国だけではなく多言語使用が一般。公用語などを使い分ける。学校教育の場合も日常では自分たちの民族の言葉を。学校ではスワヒリ語などの公用語を話す。高等教育では英語が使わえる。民族語とスワヒリ語と英語。いわゆる言語は人が語る言語が基礎だが、Africaには太鼓言葉が。無文字社会。民族語自体も植民地化で変化。聖書などの書き言葉に。現在ではAlphabet表記で。「サバンナの音の世界」。ブルキナファソで収録。communication用に。様々な民族語での歌が。子守唄。ネネは赤ちゃんの意味。マリンバと親指ピアノを合わせて。スワヒリ語の日常会話の。如何に沢山Africaに言語があるか。言語や気候も多様。長い歴史の中でのEuropaとの関係。Africaに関心を。躍動感。即興的な。文化がもたらす歴史のダイナミズム。一緒に勉強を。

 

アフリカ世界の歴史と文化―ヨーロッパ世界との関わり (放送大学大学院教材)

アフリカ世界の歴史と文化―ヨーロッパ世界との関わり (放送大学大学院教材)