F-nameのブログ

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愚行。

世界史的に見て戦争を始めるのは容易であるが戦争を終わらせるのは難しいと一般的に言えると思う。1937年に盧溝橋事件が勃発してズルズルと戦火は拡大して日中は全面戦争になった(事件の後も和平が成立したことがあったが)。1941年に日本はアメリカに戦争を仕掛けたが、敗色が濃厚になり日本列島が焼け野原になってもなかなか戦争を終結させることは出来なかった。1945年5月の段階でも陸軍は一億特攻と称して本土決戦を諦めなかった(日本刀や鎌などが兵士に支給された)。天皇の意を受けた鈴木貫太郎総理は何とか大日本帝国を降伏の方向に持っていった。なので私は今ここでentryを書くことが出来る。

天皇の歴史の最初の文庫「神話から歴史へ」。

相変わらず図書館で色々と書籍を借りているが、珍しく歴史書を借りる。まあ歴史書と言っても文庫であるが。

天皇の歴史というのはなかなか手を出しづらい領域である(或いはあった)。大東亜戦争までは天皇につき批判を差し挟む訳にはいかないだろうし、戦後になったら天皇制はケシカランと言う風潮もあった。予断を挟まずに客観的に研究が出来るようになったのはそれほど古い話ではない。この文庫では天皇の歴史でも一番古い時代のことを取り上げるのだけど、その前の序章で戦前から戦後にかけての天皇制についての研究史が取り上げられていて示唆に富む。いきなり古代史に入るより頭の整理がついて読者に親切であると言える。

なおAmazonの商品検索で「神話から歴史へ」と入れると他の書籍も出てきた。適当に紹介する。まあ題名をつける際にも、どうしても発想は似通ってくる。

 

 

生活を内側から捉え、生活問題を析出する -生活調査の源流(生活変動と社会福祉第2回)

東京大学のセツルメント運動の源流はロンドンにあると知ることが出来た。日本のその後にも関心を持ちたい。

 

山田知子。生活を内側から捉え、生活問題を析出する-生活調査の源流。岡知沙登。生活調査に焦点を。研究の姿勢。生活問題を研究するには内側から見ることが。社会福祉だけではないが生命や生活に関わる問題ではリアルに。地道な生活実態の把握を重ねることを。社会福祉に携わる人も。日々利用者の生活に深く関わる業務を。難しさが。生活保護や要介護認定の問題。ケアマネージャーとして具体的生活支援のサービスを組み立てる。様々な資源を動員して。限界も。深く関わらざるを得ない。大切なのは生活調査のセンスが。取り上げるのは統計ソフトでは無く対極にある戦前からの手作りの調査。
定義。源流を訪ねることを。19世紀のイギリス。セツルメント運動。生活に深く入り込み実態を明らかに。政策の構築につながった調査を。手法と社会的意義を。イギリスは世界史上最初に産業革命や福祉国家に。多くの労働者が失業状態になり貧困に。解決する過程で自力で解決できない層に福祉事業が。調査を実施して生活の実態を明らかに。生活調査に参考に。慈善事業が行った調査が源流に。事前組織協会はとても役割が大きい。事前の調査。社会福祉の調査の原型。事前組織協会。1869年の4月にロンドンで協会が。COSに改められる。75年に新しい理事が。着任して活動に変化が。重要な柱として友愛訪問が。様々な弊害が出たことによる。それまでは上流階層の者が金や物を配るが上から目線。生活に困窮する人を友人として訪問してニーズを把握する。友愛訪問。既に1800年代の初頭にグラスゴーで。53年にドイツでも。民生委員会制度の前身。日本への影響も大きかった。COSの友愛訪問。生活に困っている人自身がCOSのオフィスに行って聞き取りを受ける。調査項目は多岐にわたる。住所、前の住所。家族。職業。離職の原因。現在の賃金。借金。近親者の状況。財産など。ヒアリングで詳細な情報を。それを元に訪問員が戸別訪問を実施。救済の対象か否かを判断。産業革命により構造的に生み出される失業者を救済するのに限界が。多くの者が居るので手が回らない。改正救貧法に連動した運動には限界が見えてきた。調査を丹念にしていると真面目な労働者が失業に。不真面目や怠惰などではなく。貧困状態に。そういう中で慈善事業自体の限界が。加えて訪問をしている限りはよそ者であると。生活に困窮している人に入り込むのが困難であることを知っていく。よそ者ではなく関わるには?セツルメントの運動を。ロンドンなどのスラムに住む人の意識改革を。セツルメントの運動も忘れてはならない。一言でいうと住み込むということ。時折訪問して施すのではなく、一緒に暮らして地域の人々の問題を一緒に解決しようとする。最初に初めたのはエドソン。オックスフォード大学を卒業してロンドンの東側に着目して慈善活動に。しかし限界に気づく。非人間的な環境が人を反社会的行動に向かわせると考えて、施しを越える具体策として移り住んでサポートする必要があると。大学セツルメントの始まり。幸運にも大学を通ったのだから貢献を。具体化させるのはトインビー。若き経済学者だったが75年のロンドンの東側のホワイトチャペルに。深刻な貧困地域。住民の多くが犯罪に。施しから生活能力を失うなど闇黒な。既に司祭の夫婦が活動を。生活改善に情熱を。バーネット夫妻や友人たちと活動を。最初はCOSの活動から。限界が見えてくる。個人に貧困の原因を求めるのではなく社会にあるのではないかと。不幸なことに83年にトインビーも若くして病死。遺稿集が出ていて講義ノートをまとめた。日本語訳も。瑞々しい発想で取り組む。地域の人に向けて図書館を。支援する仕事をすべきだと大学生に。バーネット夫妻のセツルメント運動の精神的主柱に。84年にロンドンの東部にセツルメントハウスを設立。トインビーの名前を冠する。地域の人と共に暮らして教育に取り組む拠点がトインビーホール。5点。子供から大人までの教育事業。大学公開講座。住民の生活環境改善のための取組。展覧会や法律相談など。住民自身が組織を作るのを支援。地方行政への参画を代わって行う。議員を送り込む。調査研究を行う。社会の世論を喚起する。セツルメント運動はアメリカにも。ジェーン・アダムス。影響を受けてシカゴにハルハウスを。アメリカの出発点に。多くの日本の関係者がトインビーホールを訪問。影響力は計り知れない。戦前期の日本で大正デモクラシーなどの時期。活動が日本にも沢山生まれる。自らハウスを作った。横浜で。阿部四郎。明治学院大学の教員をやめて昭和8年に仕事に入る。トインビーの魅力。人生。どう生きたか。理想を掲げて情熱をスラムに注ぐ。大学の教員で経済学を専攻した若い学者だが人々が置き忘れたようなスラムに入り隔離されていた地域と大学を結びつける橋渡しを。トインビーの言葉。社会の変革は社会の意識だ。変わらなければ出来ない。貧しい貧窮した日本の社会を変革すれば幸福になると思い込んでいたので、意識を変えなければならないというのに。なぜスラムに入ったか。スラムの人々を前に語った。知識階級は顧みなかった。酷い仕打ちを。罪を贖うために仕える。生涯を捧げると。若くして亡くなり31歳で。後を継ごうと31歳で大学をやめる。トインビーが若くしてスラムで倒れたことが大学の人々の心を打って記念するためにスラムにトインビーホールを。最初のセツルメント。特色は慈善組織化協会。慈善訪問。解決を図る。それに対してセツルメントというのは大学、カレッジ。学生寮のこと。学生が全て寮に住んで礼拝や食事を教員と一緒に。生活共同体を。カレッジ全体をスラムに。地域の中に大学の共同体が入り込んで生活を一緒に。セツルメントの大きな特色。居住者。レジデント。地域の人々は貧しい。求めるのは物質的欲求を。セツルメントはこれに応えない。物質的なものではなく、人々の背後に見えざるニーズを。人生の貧困。人生を変えなければならない。人格と人格が触れ合うことにより可能に。見えるものではなく。金ではなくあなた自身を。セツルメントの精神。ここから学生やボランティアが沢山。人材が沢山。第二次世界大戦。ロンドンはナチの空襲下に。生活を守る社会保障を作ろうと。そこから日本が学ぶ。実施に移したのがアトリー内閣。2人共にトインビーホールで育つ。英国の社会保障福祉国家が。日本においてもセツルメントというのは大きな働きを。社会福祉は地域福祉という新しい時代を。トインビーホールに住み込んだ経験を。片山潜。経験をして明治30年にセツルメントを。各地に出来る。東大に社会政策講座を。法学部に穂積重遠という教授が。東京大学のセツルメントを。沢山の指導者が巣立つ。レジデントとしての生活を経験しなくても次から次と。近衛文麿。尾崎行雄。新渡戸稲造。アルフレッド・マーシャル。ピグー。厚生経済学が。思想的には河合栄治郎という教授が。全国の学生に大きな感化を。人生の戦士を残した感激の力は消えることはない。日本の代表的なマルクス経済学の河上肇。トインビーは学者として或いは失敗せり。女性を中心に世界一のセツルメントの王国を。日本にも多大な影響を。31歳で大学をやめて。関東大震災の際に東京大学のセツルメントが出来て一生懸命に被災地の支援に。頭にあったのはトインビーホールが。新聞にも発表するなど。レバレッジ。中心人物だけでなく関わった人が福祉国家の骨格に大きな役割を。ブース。ロンドンの調査をする最初の段階でセツルメントに共感した人を組織して調査を。トインビーホールが拠点であった。地域調査をする調査チームの詰め所に。生活をともにしながら様々な事業を通して原因を読み解いていく。若者を巻き込みながら社会に発信して世論を喚起する。運動としてのセツルメントは多くの学びを。社会福祉実践が調査研究から出発している意味はとても大きい。貧困の労働者の問題に関わり、労働者の怠惰などの原因でなく環境や社会システムの問題を明らかに。問題を個人的に見てしまいがちだがそうではない。共通の構造や要因。制度やサービスの実態に至るまで問題意識を持って。研究は常に客観的に。しかしよそ者ではなく当事者の視点で。一連のセツルメントの運動を通して学ぶ機会を得て連帯の重要性に。当事者が生活主体としてのサポートを。実践の核心。生活調査の役割。

 

 

 

 

 

 

 

高齢期の生活と福祉 (放送大学教材)

高齢期の生活と福祉 (放送大学教材)

  • 作者:山田 知子
  • 発売日: 2015/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

神秘主義。

神などの絶対的な存在と自分とが一体化する感覚を神秘的な経験だとすると、そういう経験を至上とする主義を神秘主義と言い得ると考えられる。宗教には大なり小なり神秘主義の傾向がある。私は幼い頃から創価学会の会員であるのだが(但し形式的)、創価学会が神秘主義的な要素を持つのかどうかはにわかに判断しかねる。ただ今日の創価学会の会員には池田大作名誉会長を至上のものとして自らと一体化する感覚を持つ者が多い。そういう点では神秘主義的と言えなくも無い。ただ名誉会長がお亡くなりになってからどうなるかは分からないけれど。

今の行政書士試験と昔の話。

先週の日曜日に行政書士試験が実施された。受験された方は勉強で大変だったと思う(まあ勉強不足の人間も居ただろうけど)。そして合格出来るかどうかを心配されているのであろう。なお合格しても行政書士を名乗るのは別の問題である(それなりに手続があり別途費用がかかる)。それから合格したのを履歴書に書いてもメリットがあるかは分からない(評価はしてもらえるかもしれないが)

私も前世紀になるが行政書士試験を受験して合格した。まあ法学部に在籍していて法律学には馴染みがあったので比較的なんとかなった側面はある(同時に宅建も受験したが2点差で落ちた。後に合格したけど)。当時は小論文として教養試験のようなものがあり1000字程度の文章を書いた。何処まで合否に影響していたかは分からないが。今は法律学の試験で記述式のものもあるので受験生は対応が大変かもしれない。法学部の人間だけが受験する試験では今は無さそうだから、法律学に慣れるのに大変な方も多いだろうし。それから合格したからと言っても、開業したり行政書士事務所に入ったりするのはまた別の問題である。まあ行政書士の場合には業務の間口がやたら大きいことは強調されるが、収益が上がる業務については既存の行政書士が手掛けているだろうし。

生活者と生活ガバナンス(生活ガバナンス研究第2回)

生活することは組織をマネージメントすることとは違うということは強調して然るべきことだと思う。

 

赤塚朋子。生活者と生活ガバナンス。生活とはなにか。生活ガバナンス。生活のあり方や経済などの環境のあり方。権力者が一方的に決めるのではなく、生活者の営みと。生活者に焦点を当てて。生活する当事者が決定。生活者。生活とは?広辞苑には生存して活動することと。憲法25条。健康で文化的な。生活を営む権利を。暮らしという言葉。一日の人間の営み。現代社会では24時間営業が当たり前に。暮らしという言葉より生活という言葉の方が似つかわしい。生活を定義。人間が人間らしく生きるための諸欲求の充足過程。基本的人権の保障、個人の尊厳。人間は人と人とが関わることが。生活する術。生活の自立。生活についての力。生活に関する力を備える。諸欲求。幸福追求。個人的なものから社会的なものまでの目標。1ヶ月後の試験。充足過程。生活関係。生活資源を駆使して。人間同士の関係。親子夫婦同居人隣人。職場での関係など。生活条件は生活基盤である収入が確保されているか。災害などから安全を守る条件。生活方法。充足の方法。料理を作る。出来合いの惣菜を買うのかなど、方法を。手段を総合して。生活手段とは働くことや勉強することなど具体的な行為方策を。生活資源。全ての役立つこと。健康力や生活状態など、ネットワークなどの関係。お金のことや情報のことも。生活環境。日々の生活に大きく関わる自然や社会の環境も含めたいろいろな環境。誰にも邪魔されないようにラジオを聴くことが出来るように。生活の一場面。誰かに代わってもらうことは出来ない。
生活者とは誰か。生活者とは生活する人間そのもの。自分自身の人生の主体であり当事者であり主人公。様々な顔を。ハム子さん。66歳。花道を教えている。公務員OG。未亡人。母親。祖母など、実は90歳になる母が居るので子供でもある。コンビニでは消費者。ケアラーでもある。様々な顔を。その場面で生活者の対応を変化させる。生活は総合的。あなた自身は生活者として幾つの顔を。どのような行動を。天野正子さんの著書。生活者は1つの理想像として。支配的な価値から対抗的なオルタナティブな生活者概念。生活者は為政者の思惑からは対抗的な。新しい社会を他者と作ろうとしている。生活を経営。生活経営とは?生活のプロセスがより良いものであるために生活の要素についてより良いものに。日々の生活を営む全体。生活の権利の保障の側面からは権利の保障が必要。生命を前提として。途中で変わる事もできない。活動の連続。総合的Management。生活経営の論理は生命の論理。幸福追求を目的に。連続する活動の総体。生活経営は倒産したり破綻したり諦めたりすることは出来ない。それは生命に関わる一大事。生命の危機。最優先で解決しなければ。生活の社会化が広範に進む現代。生活ガバナンスが必要になるのは生活リスクを回避するとき。生活課題に直面した時に他人と協力して解決するのは議論し交渉する営為がガバナンス。自分の人生をどうしたいかと耐えず向き合って。生活全体を把握する力量が求められる。新しい社会の形成に参与し創造する力が必要。生活経営主体の基本的人権が尊重されるコトなしに幸福追求はありえない。
枠組みの変化。食生活を例に。素材を手に入れて料理を作る。じゃがいもやネギや野菜や魚などの素材を購入して。それらを料理する時代から徐々に社会の手が入ってくる。今では作って売るお惣菜を利用することも。中食を。お弁当を買ってくる。レストランなどの外食も。枠組みの変化で社会との関わりが多く。生活の社会化。高齢者の生活でも食事を。中川清先生の「現代の生活問題」。生涯の局面の変容が社会的に主題化される。多くの人が生活課題に直面し互いに共感して生活選択の自由を。葛藤と模索を。社会との関わりが増えれば増えるほど自分だけの生活だけではなく、生活課題が外に出てくる。同じものを食べているかもしれないが外から与えられた外部化されたものを食べる。冷凍餃子に何かが入っていて安心して食べられないと皆の問題に。自宅での食中毒ではなく。大きな社会問題に。生活課題が社会として構想されるのが21世紀社会。急速なIT化やグローバル化は環境を激変させている。経団連の新時代の日本的経営。非正規化が若い層を中心に進み不安定な生活基盤が深刻化。若者の問題。生活の社会化とライフコースの喪失。家族について。個人のネットワークと言われる。国勢調査を元に一番多いのは単身世帯。家族の変化。家族生活研究など。生活者は個人であり社会の基礎単位は社会の生活者。生活経営の生活単位が変化。生活ガバナンスの機会が増える。ライフスタイルの多様化と生活者、ライフスタイルの多様化は自由の拡大などの長所もあるが、生産と消費の場が分断されるなど不都合を。企業や行政にコントロールされやすい対象に。生活者の対抗力。生活政策の展開などで行動し行政や企業のあり方を変える。従来からの組織活動で担われることもあった。ライフスタイルの多様化の中でどのように対抗力を高めていくかは大きな課題。生活者はそれぞれの時代の支配的価値から対抗的な生活を他者との共同行為で作ろうとする個人。利害を調整し交渉して生活を変えていく営為。生活者の対抗力を高める為の生活ガバナンス。
あなたは幸せですかと問われたらどう答える?幸福、生活の質保障。幸福度の指標化が活発化。各個人が幸福であることは具体的にどういうことなのかが各国の関心に。幸福追求の見える化が進んでいる。ブータン王国のGNH。05年から進められている。GNHには4つの柱が。持続可能で公平。文化の推進、良い統治、指標として9分野。教育や文化の多様性。環境の多様性と活力。時間の使い方。良き統治など。ブータン王国の取り組みを受けて12年4月に国連で会合が。世界の幸福度についての。13年9月に最初の世界幸福度報告書が国連から発表。日本は?10年から12年の国別幸福度ランキング。上位。1位がデンマーク。トップ5はヨーロッパ。日本は43位。13年から毎年3月20日を幸福デーに。日本では13年3月20日にイベントが開催。日本では宮本みち子先生もメンバーの内閣府幸福度指標案。幸福度指標作成のための調査などがある。幸福度指標試案体系図。3つの柱と小項目。主観的幸福感上位概念。経済社会など。主観的幸福感を判断する際に重視。差異が見られる。ライフステージの違いを勘案。主観的幸福感の指標に含まれるのは理想の幸福感、人並み観、感情経験など。経済社会状況。貧困、自己破産。ホームレス。学歴。望まない非正規雇用率。ニートの率。身体的には長期罹患率。自殺死亡者数。自由時間。接触密度。引きこもりの人数。自然への畏敬などが指標化。持続可能性については温室効果ガスの年間排出量。生物多様性。エコロジカル・フットプリント。消費者の行動。生活ガバナンスにおいても重要な視点。幸福の構成要因。11年の研究会の資料。29の構成要因。失業率が高いと幸福度を下げる。通勤時間が長い。夫の育児時間。頼りになる人の存在は幸福度を上げる。他の人への信頼は幸福度を上げる。その他生活者と生活ガバナンスを考えるのに参考になることが。どんな時に幸福度が上がったり下がったりする?生活者は生命の論理。幸福追求のもとに。新しい社会の形成に関わり生活文化を創造する。生活は個別的な領域として政治や公共性から排除されてきた。生活の諸課題がテーマになっている。
事例。生活ガバナンスの主体は誰か。当事者が主体。この指とまれ。学習して社会に発信。生活経営上の生活課題がきっかけ。NPOを立ち上げて市民活動として、生活課題から立ち上がったNPOが一同に介して共通の課題について議論して次の活動に活かす営みをしている。ITの利用が生活ガバナンスの手段に。Webを活用した事例。
生活者と生活ガバナンス。生活とは。生活者とは、生活経営とは。支配的価値から対抗的なオルタナティブな性質を他者との共同行為で共に作ろうとする個人。議論して利害調整し交渉する営為。ライフスタイルの多様化。生活者の対抗力を高めることを。私的で個別的なものとされたものが公共的テーマに。生活者は生活そのものが諸課題を解決するところから。一緒に幸福を追求していることを。対抗力を高めて生活を作る主体に。生活者が共同することで社会を良くする。次回は対抗力を高める上でも必要となる生活力や生活ガバナンス力を高める為の生活教育を。

 

奥義。

試験勉強について奥義は無いと2年前のentryで書いた。

ただ試験勉強に奥義というか近道らしきものはあって、それは過去に出た問題を分析することである。大学受験だと科目の基礎を習得していないと難しいけれど、ある程度マスター出来れば形式などは確認できるので勉強の方向性はある程度は把握することが出来る。それが分かれば無駄な勉強はしなくても済み時間の節約になる。特に京都大学の英語なんていうのは細かい文法問題は出なくて英文和訳や和文英訳しか出ない(ただ近年は違うらしいけど)のでかなり勉強の方向性は絞れる。後は資格試験だと知識の量としては相当程度には絞ることが可能になる。もちろん過去の問題だけマスターしてもあまり意味がないことは多いけれど。