F-nameのブログ

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気がかり。#アラン定義集未定義語

一昨年の春からコロナ禍が続いている。人との接触が気がかりな方は依然として多いのではないだろうか。私は小売業に従事しているが、レジにビニールシートを設置するなど不要な接触を少なくすることはすっかり定着した感がある。いつも利用している駅前には、餃子の無人販売所という店舗が出来た。自動販売機に餃子を搬入する以外は人間が要らないので人との接触は少なく出来る(東大阪では紳士服販売店が餃子の無人販売に乗り出したという)。弊店の属するチェーン店でもセルフレジを導入した店舗がある。この流れは止まらないと考えられる。

「車内の痴漢は性暴力である」との公共の主張。

昨日の夕方のentryで共通テストについて書いたし、今日の朝も受験生絡みのentryだった。それでまた共通テスト絡みで恐縮だが、近頃は共通テストなどの受験の日に、女子受験生をターゲットにして電車内での痴漢が横行している。なんでも受験をしなければならないので、警察などに突き出す可能性がほぼ無いのを奇貨としている模様である。恐らくは男性なのだろうけど、同じ男性として極めて恥ずかしいことである。阪急電車の中では、痴漢は性暴力であるとの広報が為されている。このことはもっと公にされるべき内容である。もちろん受験の日でなくても許されるべき行為ではない。まあ満員電車だと痴漢と間違えられるようなこともあるのだろうが。私も過去に間違えられたことがある。「すみません違うんです」と伝えて事なきを得たけれど。まあ実際に犯行をする気が無くても触れる可能性があるので難しい側面もある。ううみゅ。

オーラル・ヒストリーの課題と展望(放送大学特別講義)

オーラルヒズトリーは果たして研究手法として続くのかは興味がある。まあ権力過程を見るのには必須の手法だと思うけれど。

 

御厨貴。牧原出。オーラル・ヒストリーの課題と展望。道具としてしょっちゅう使っているが、90年代最初に始めた。下河辺さんの開発行政。本人と周囲の人に。もうちょっと大きく官僚もだが政治家も含めて95年に戦後50年にかける形でオーラルヒズトリーを。最初に論文を書くときに農林水産省や建設省にインタビューを。ピンポイントに聞いて論文に。国土庁など。やっぱり記録を取る。チームとして記録を取る。聞き手が5人位のチーム。官僚も居て10人くらいで。しっかりとした記録が出来た。作っていくことで個人では研究しきれないものが見えてくる。チームとして進める意義が。官庁用語が読めるようになった。普通の人が読むと重要なところが分からないが、発想がわかってくるとリテラシーが出来上がる。21世紀になって中公から。専門家による万民の口述記録。リンカーンのセリフをもじって。万民に開放する義務。相手と自分しか見えないのでとにかく話を聞く。後になり記録を。ワープロのデータが書籍になる。もう一回読み直すと何度も気づきがある。政治家だったり財界人だったり。専門家が相手なので仲間内と違う語りを。読めるようなものになっている。後藤田正晴。得られたもの。後藤田正晴が人差し指を口に入れて抑える喋り方。何か抑えている?かなり言いたいことは言っている。途中で入ってくる人に指示をしたりするのも見えて。20代だったが政治家官僚はかくあるものかと。政治家は第一声で脅かす。報告書と商業出版と。広がりと言うか00年代に入りオーラル制作プロジェクトを。多くの人にオーラルヒズトリーを。非常にきちんと喋る人もいればざっくり要点を捕まえたり。途中で声が小さくなり記録にならない。後藤田正晴が警察官僚や官房長官として。読むと浮かび上がる風景を前提にして。政治や権力の動き方が見えてくる。後藤田さんもベールを剥ぐのは自分だったが。法制局長官のオーラルヒズトリー。内閣官房副長官。同じ官房を複数人から。クロスチェックして見えてくる。双方の観点から。
渡邉恒雄。これは自伝を書く行為とは違う。審問官がいて質問を投げかけるから、自伝に書かないことも喋ってしまう。自分からは抵抗があったが押し出されてしまう。インタビューされる側の気持ちが初めて分かる。気にしながら仕掛けていく。事前に準備をするのは?経歴を調べ新聞記事を調べポストの周辺の人を人事表に。抱えている案件や出来事について聞いていく。新聞記事を検索できるのでこんなことを喋っていると。固い話の中でメダカを飼っていますねなどと、柔らかい玉も持って。宮沢熹一。経済史家の中村先生を。戦前の話をされたら戦前の雰囲気ができていく。老壮青のコンビで。年代層を違えて。若い人を連れて知っている知っていない。初歩的なことでも若い人に説明してもらえることが。世代を分けて同時代を共有している人としていない人に。あられもないことを若い人は聴く。最初の選挙違反の意見。ズバッと聞いて。大学生上がりの人間が知りもしないで聴くのかと。若者効果と年寄効果。市販する準備を。堤氏。守備範囲が広いから橋本次郎といわゆる文学を。鷲田さんを。ボールを投げ返して。広い分野でキャッチできるように異なる専門分野を持つ人を3人位で。横に広がっていく。テーマが広い人には。縦に深めていく。野中広務。岩波書店から。90年代に自民党で選挙のポストに。若者が聞くので、政治部が予め分かっていることだが後世の人間にはわからない。そして政治部の人間とは理解が違うこと。横に広め縦に深める。
最近気になること。オーラルヒズトリーが広がっていったが、自分の問題関心、論文を書くために必要だとオーラルヒズトリーに仕立て上げる。見ると非常に偏りがある。その人達のやり方はラフ。質問用紙の作成もいい加減、人も代わったり。ある種の緊張感が無くなる。かつて一緒にやっていた若い人と一緒に経験が。抜けた質問に気づくと拾ってくれる。論文を書くために。ピンポイントに聴いている時は周辺のことが頭に入ってこない。後で聞くと違うことに。適度なリラックスした状態で喋ってもらい見えてくるものがある。ここを知りたいというとくダネ主義ではなく、全体像を捉えるのがオーラルヒズトリー。無駄が多い。じわじわと理解する時の土台に。
実際に聞き手になっての記録を比較する。後藤田正晴と矢口洪一の対比の列伝。自民党の宮沢熹一と竹下登。2人の引用をしながら比較する。一人ひとりについての特徴から2人をクロスさせることに。会っても話が通じない。後藤田正晴や矢口洪一が情報を共有して次代をつくる。時代を立体的に。日記というものを基礎にする研究が多く。日記を読んだとしても全体像が見えてこない。泳いだ航跡を。オーラルヒズトリーを複数重ね合わせる。慎重に選ぶ。宮沢熹一や竹下登。竹下登さんは記録を残さない人だから貴重。オーラルの手法。オーラルヒズトリーの難しさ。聴いてて深みも広さも。最近の状況の中でオーラルヒズトリーが従来の形で出来るかどうか。比較的成功。さきがけの武村正義。滋賀県から自民党にさきがけに。自治庁の官僚なので準備もしっかり。藤村官房長官。比較的きちんと記録。2つを重ね合わせて政権交代の時の官房長官の比較が。泳ぎきっているプロセスを覚えていないと、紆余曲折が激しい。何を節目にして記録するか。党を渡り歩く人が増えると難しくなる。政権交代もあるからどう記録を取るのが難しくなる。質問項目を作るのが大変。他方でblogが出てきている。何を発信したか分かるのでそれを使い質問ができる。メモ魔として丁寧な応答が出来るかもしれない。政治家に雪隠詰めになる可能性もあるが。前提にするから。blogを元に話を作られても困るが。
今後のオーラルヒズトリーの発展性。オーラルヒズトリーの中公新書。02年に。11年に第2版。次は書き改めではなく全面的に書き起こしを。人口に膾炙して。沈黙の方が尊ばれた時代。旧制高校で同じ釜の飯を食う。ある種の青春の基盤を共有。今はない?どうやってオーラルでメリハリを。細川内閣と民主党。01年に省庁再編。節目はあるが何を感じ取るかは個人で異なる。タクティクスが必要。世相を捉える。ちょうど昭和の世代でいうとニュース映画が無くなる。皆がテレビに。どのチャンネルで何を見たかズレが出てくる。時代の相の段差をオーラルをかさめ合わせて。道路公団という組織。多様な人間に。関係者に軒並み。個人に深く。若い聞き手は全くわからない。比較的余裕がありオフの時間に何があるか。

 

知の格闘 ──掟破りの政治学講義 (ちくま新書)

知の格闘 ──掟破りの政治学講義 (ちくま新書)

  • 作者:御厨貴
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: Kindle版
 
平成の政治

平成の政治

 
渡邉恒雄回顧録 (中公文庫)
 
御厨政治史学とは何か

御厨政治史学とは何か

  • 発売日: 2017/12/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
聞き書 野中広務回顧録 (岩波現代文庫)

聞き書 野中広務回顧録 (岩波現代文庫)

  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: 文庫
 
天皇の近代―明治150年・平成30年

天皇の近代―明治150年・平成30年

  • 作者:御厨 貴
  • 発売日: 2018/09/30
  • メディア: 単行本
 

 

 

「安倍一強」の謎 (朝日新書)

「安倍一強」の謎 (朝日新書)

  • 作者:牧原 出
  • 発売日: 2016/05/13
  • メディア: 新書
 
行政改革と調整のシステム (行政学叢書)

行政改革と調整のシステム (行政学叢書)

  • 作者:牧原 出
  • 発売日: 2009/09/01
  • メディア: 単行本
 

 

不利益。#アラン定義集未定義語

前月にオミクロン型のコロナウイルスが日本で流行の危険が出てきて、感染者の濃厚接触者に14日間の施設での待機を要請することになったのだが、この流れで文部科学省は濃厚接触者とされた受験生について当日受験を認めない旨の通知を各大学に発出した。これを聞いてまず思ったのは、そういう判断は各大学が独自でするべきことではないのか、ということである。まあ文部科学省としては受験生だからといって例外を認めるのは適当ではない、との意思決定に傾いたのであろうけれど、追試を実施するにも大学側の負担は重くなる。早々にこの方針は撤回されたのだけど、別室受験となるだろうから具体的にどのように実施するのかは問題になる。受験生としてはヤキモキする話である。

共通一次の2世代後の共通テスト。

今年も入試の季節が到来した。と言うか近頃は推薦入試やAO入試もあるので、秋頃から走り回っている受験生も多いのだろう。それで今年の共通テストの日程は、来週の土曜日と日曜日の、1月15日と16日である。ただ共通テストと聞いてもあまりピンとは来ないけど、単に私が歳をとっただけだろう。私が受験生だったのは昭和のことだが、共通テストの前身のセンター試験の前身の共通一次試験であった。しかも私が高3の時だけ、一次試験の前に国公立大へ願書を出すという形式だった。それで一次試験で失敗してほぼ浪人が確定した思い出がある。まあ今となっては浪人生活も良かったと思えるけど。後は試験日を間違えると悲惨なことこの上ない。そんな受験生は居ないと思うが、毎年必ず居るという噂も。共通テストの闇は深い。ううみゅ。

児童虐待と高齢者虐待(司法・犯罪心理学第7回)

虐待の事案がマスコミで記事になるとケシカランと義憤を出す人間は、いざ同じ状況に至れば自身が批判していた行為そのものをする場合が多いというのが傾向として言えると思う。

 

廣井亮一。児童虐待と高齢者虐待。児童虐待は社会問題になって久しいが、高齢者虐待も大きな問題に。児童虐待を説明してそれに基づき高齢者虐待と高齢者の家族の問題を。児童虐待はどのような行為か。法的対応と援助。高齢者虐待と児童虐待の対応の違い。高齢者虐待と介護問題。
少年非行と児童虐待が問題になるのは偶然ではない。加害者と被虐待児は相反する立場に置かれるが密接な関係が。虐待された子どもたちは様々な症状を。非行も1つの問題行動として発現。必ず問題を起こすわけではないが。厚生労働省による平成27年度の施設入居児童。虐待経験者は高率の70%のところも。虐待された子どもは心に深い傷を、日常生活で繰り返す。情緒障害や非行に。援助は困難に。愛着障害は長期の虐待で親との愛着が形成されないことが1つの原因。情愛や自尊心が欠如し他者と関われず特定の人との親密な関係が出来ない。
児童虐待についての対処。状況。児童相談所での相談対応件数。19年度の児童虐待の件数が15万件を。99年から150倍以上。00年に児童虐待防止法。児童虐待について。1条に目的。児童虐待は児童の人権を著しく侵害し心身の成長や人格の形成に影響。児童虐待とは未来を担う児童の発達や成長と人格の形成を阻害。禁止して予防と早期発見を。発達を保障。虐待する親が子どもをどう躾けるかは親の自由?子供の身体と心を傷つける行為はしつけではなく虐待、そう言い返す。定義。2条。保護者が看護する児童に。親権を持つものなどで現に監護。18際に満たない者。身体的虐待。打撲傷内出血など外傷の可能性があれば。乳幼児揺さぶられ症候群も。性的虐待。児童をポルノの被写体に。猥褻な画像等を見せることお。ネグレクト。小中学生に義務教育を受けさせない。虐待を止めようとせず。心理的虐待。言葉による脅かし。無視や拒否。他の兄弟と著しく差別。夫婦間暴力。心理的虐待に関する関連が確証できることが要件として限定的に?心的外傷をもたらすのでコアであるという理解。
児童虐待に対する対応の流れ。児童虐待の発見から保護までの。児童虐待の早期発見。第5条。児童の福祉に職務上関連するスクールカウンセラーも含む。教育と啓発。通告義務。第6条。児童虐待を受けた児童を発見したものは誰でも通告。福祉事務所や児童相談所に。受けたと思われる。事実が必ずしも明らかではない場合も主観的な判断で。通告を受けたものは情報を漏らしてはいけない。児童虐待の早期発見と防止が目的。虐待を疑われた心の傷。社会福祉士として虐待防止センターで働く。実際に防止に携わる人も疑いの当事者に。公務員や医師弁護士やカウンセラーなども報告義務が守秘義務に優先する。クライアントとの信頼関係を元に関わるものは戸惑う。秘密が守られると言ってもクライアントに知られるとそれ自身が苦しめる。法が要請しているからと言って、機械的に通告をすればよいわけではない。守秘義務を前提にした関係。臨床的展開に配慮を。法と臨床の。安全確認。48時間以内に児童の安全確認を。心身の状況や保護者の様子などを。児童虐待の恐れがあるときは立ち入り調査が出来る。関係者に危害を加える可能性があれば警察に。裁判所の同意で。一時保護。一時的に保護者から離して。意思に反しても。一時保護所等に。2ヶ月以内。児童福祉施設に入居。親権者が同意しない場合は家庭裁判所の承認が必要。再統合などの支援を。2年を経ても。19年6月に児童福祉法などが改定。しつけと称して体罰を加えることを禁止する。立ち入り調査や介入的対応をする職員と親の支援をする職員を分ける。医師などの。弁護士からの指導の体制も。
児童虐待に対する福祉的対応のスタンス。法の基準。この定義に該当するかどうかを児童相談所等が判断して法的介入が可能に。児童虐待を受けていると思われる児童を発見したら通告する義務。死亡事例は毎年50件前後に。心理的虐待は対応が遅れやすく症状や障害が重くなる。児童虐待を巡る対応。肝心の福祉的支援がおろそかになり後手に回る。日常的に接する民生委員などは加害者と被害者を発見するだけではなく援助すべき親子として関わる。法的観点による早期発見だけではなく子どもの発達の観点から。予防や教育的関わりを。児童相談員。保護者の行為を拙い行為として関与を積極的に行うことで虐待を未然に防ぐ。法的介入と福祉臨床的アプローチ。図。法が定義する虐待の周辺領域で援助をする。虐待と思われる行為を発見して危機介入が必要になれば法的介入を。児童虐待が疑われる保護者へのアプローチ。人格的な未熟さ。依存することを選択できない未熟さ。適切な方法で他者に援助を求めるのは大事な。歪んだ依存性を。親のストレスやフラストレーションを解消する。親が子どもに依存する歪んだ。他者に適切に援助を求められない。接近されるのに恐怖を。近寄られることを拒否して殻に閉じこもろうと。敬遠され孤立してしまう悪循環。虐待の事実や情報を見つけようとするだけの対応は反発や抵抗を強めることも。虐待傾向がある保護者にアプローチ。反抗のウラの切実な叫びを受け止めることが大事。加害者被害者保護されるべき家族の図。虐待する加害者としての親と被害児としての子どもという観点から、ケアされるべき家族という捉え方を。家族というククリで。両者の保護が必要。
高齢者虐待。高齢化の推移と将来推計。65歳以上の高齢者人口。15年で26.7パーセント。60年には2.5人に1人が65歳以上に。高齢化社会に置ける虐待の問題は認知度が低い。06年に施行された高齢者虐待防止法。養護者による。従事者による。ここでは養護者による高齢者虐待について。高齢者虐待防止法。正式には高齢者虐待の防止高齢者の養護者の支援に関する。養護者は高齢者が在宅している場合の生活をともにする者。虐待の行為。身体的虐待。身体に外傷が生じたりその恐れのある暴行を。介護世話の放棄放任。心理的虐待。暴言心理的外傷を与える。性的虐待。経済的虐待。高齢者の財産を不当に処分、不当に財産上の利益を得る。成年後見制度などで対応。判断能力の低下した人に対して代わりに財産の管理や契約行為をする。家庭裁判所に申し立てる。地域包括支援センターなどを中心に介護事業者など社会的ネットワークで。高齢者虐待の防止や養護者への支援。虐待されている本人の保護や支援だけではなく養護者の家族も同時に支援。養護者に対し負担を低減し緩和して家族関係の修復が。家族への臨床と法律的アプローチを。
高齢者虐待と介護問題。14年の養護者により虐待された高齢者の。75歳以上が45パーセント。被虐待高齢者からみた虐待者の事柄。およそ40%が息子。20%が夫。虐待の発生要因。介護疲れ介護ストレス経済的困窮など。統計データからすると女性が介護を要する状態になると疲れとストレスで虐待に至る傾向が。主に家族が介護を担ってきた。家制度では女性が。戦後も高度経済成長時代には性別役割分業において女性の役割として持ち越される。介護は家族。多くは女性が。共働きと家族生活の両立。病人や障害者など弱者を抱える家族機能の低下。介護を要すると不慣れな家事労働や排泄等の介助のストレスで虐待を。
高齢者の扶養と介護。民法では介助をする介護者を定めていない。親の扶養義務を定める。生活費を負担。直系血族。互いに扶養する義務を。それ以外の3親等内では家庭裁判所の決定が必要。夫の妻は扶養義務者ではない。誤解している人が多い。更に扶養義務者でも必ずしも扶養しなければならないわけではない。生活を犠牲にしないで余力はあれば。扶養の説明。パン。別居中の夫はパンを半分にしても分け与えなければ。生活保持の義務。離婚後の。親の扶養では余ったパンがあれば親に。生活扶助の義務。したがって親の介護について民法に従えば経済力があれば親の介護費用を負担して介護サービスなどを依頼。老いた親に冷たい?法の規定は個人が犠牲になることを防ぐ。織りなす絆で成り立っている家族は扶養や介護をするので抱える限界を超え家族自体が壊れる。虐待の防止は家族が担うことではない。介護を社会で支える趣旨で介護保険制度が。01年に成年後見制度が新しく。積極的に利用して地域社会との連携を。一人暮らしや老人ホームに入っている親も絆の中に住んでいる。家族との繋がりを援助。孤独や疎外感に陥らずに生活できる。一人を犠牲にするのは解決策ではない。家族の紛争に至る素地が。身体的ケアと共に心のケアが。

 

司法・犯罪心理学-司法臨床のアプローチ- (放送大学教材)

司法・犯罪心理学-司法臨床のアプローチ- (放送大学教材)

  • 作者:廣井 亮一
  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

家裁調査官が見た現代の非行と家族:司法臨床の現場から
 
司法臨床入門(第2版): 家裁調査官のアプローチ

司法臨床入門(第2版): 家裁調査官のアプローチ

  • 作者:廣井亮一
  • 発売日: 2012/09/20
  • メディア: 単行本
 
法と心理学への招待

法と心理学への招待

 
加害者臨床

加害者臨床

  • 作者:廣井亮一
  • 発売日: 2012/12/21
  • メディア: 単行本
 
非行臨床の新潮流

非行臨床の新潮流

  • 発売日: 2011/06/25
  • メディア: 単行本
 

 

実践。#アラン定義集未定義語

アクセンチュアのAIに関する経営者への調査の結果で、24%の経営者がAIシステムの全面改修が必要になったと回答している。なんでも改修が必要になったのは、AIの出す答えに一貫性がない、透明性に欠ける、結果が偏っている、などが理由なのだそうである。AIシステムの側面としてブラックボックス化していることは否めないようである(ただ他の科学技術にも大なり小なりそれは言えると考えるが)。対策としては全社的な体制を整えて社内文化を醸成してAIの判断に問題が生じた時に対応が取れるよう訓練することが指摘されている。要するにAI活用に近道は無いと言うことであろう。道は険しい。ううみゅ。