F-nameのブログ

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2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

借金大王。

ううみゅ、ウルフルズ。ところで、現代ほど多くの人間が膨大な額の借金を抱えている時代はないであろう。 住宅ローンが身近になったのは、国の住宅政策の影響。持家を勧奨するようになり、金融機関もそれにのった。基本的に定期的収入があるサラリーマン対象…

借金で首が回らなくなったら、裁判所が何とかしてくれる?(現代訴訟法第10回)

個人の財産の債務超過については他人事ではないと感じる。予め学ばなければ。いつ非常事態に至るのかは誰にもわからないのだから。 倒産事件。私的整理。大口の債権者。財産のつまみ食い。私的整理に関するガイドライン。精算型と破産手続き。特別清算。再建…

矛盾。

どんな盾でも破ることの出来る矛と、どんな矛でも破られない盾がある。ではその二者をぶつけるとどうなるか。というのが矛盾の語源とされる。古代中国の話なのだが、武器を扱う商人にしてみれば、派手なキャッチフレーズをつけて売り出したかったのだろう。…

猫。

昨日の夕方に自宅の部屋にいると、ミャアミャアと鳴き声が聞こえる。物置からなので戸を開けると、黒猫が居た。高校時代の友人に、ねこと言うアダ名の人間がいるが、顔の雰囲気はかなり違う。彼女は黄色人種なので当然だが。いわゆる宅急便のマスコットとも…

統合失調症と家族支援(臨床家族社会学第8回)

患者相互が支援していくのは、今後の鍵になっていくのかもしれない。 統合失調症である人の家族への支援。家族への眼差し。歴史的変遷。リカバリー志向へと。人間中心のケアへ。その人が人生を回復し意味のある役割を果たすこと。家族の保つ力、ケア能力を。…

無意識。

フロイトが精神分析なるものを始めて、一気にメジャーな言葉になった。要は意識していないことは、全て無意識のせいとして説明が試みられる。フロイトやユングを始め、様々に説明づけ体系づけられている。けれど完全に人の無意識を解明出来ている訳では無い…

大阪北部地震から1年。

つい最近のことと思っていたけど、地震から1年が経過した。何らかの区切りに意味を持つ人がどれほどいるかは分からない。かえって悲しみが増す方もいるのだろう。読売新聞の調査では、損傷家屋で修理を済ませたものは20数%(何だか変だけど)しか無いという。…

精神障がい者と家族(臨床家族社会学第7回)

家族が地域社会から切り離されがちなのは不味いなあと痛切に思う。 精神障害に焦点。戦後の隔離収容主義。精神医療福祉の現状。病院中心から地域中心へ。地域生活と社会参加。国民に4人の1人は精神疾患にかかる可能性あり。職場での鬱病や高齢者の認知症患者…

不純。

不純異性行為には、なかなか縁が無い。周囲に何も無かった訳ではない。出身高校や大学では、女性とも色々と人間関係を築いていたが、色恋沙汰には遠かった。私が居た部屋の隣の部室に、忍んでことに及んだ人間が居て、バレないように動かないで静かにしてい…

吹田の強奪事件。

吹田の拳銃の強奪犯人?が捕まったようだ。当の拳銃も見つかる。1発撃ったようだけど、更なる怪我人は無かった模様。ともあれ無事で良かったと思う。警察も同僚が襲われたことで必死になり、検問も大々的に行なわれていた。後は当の警察官が回復すれば良いな…

設計と再利用(情報学の技術第9回)

再利用を前提としなければ、開発に膨大な時間とコストがかかるのは理解できた。使用する部品をどのように探すのかも課題として重要かもしれない。 設計技術。ドメイン、対象領域。設計が異なる。顧客管理システムなど。利用者とシステムの対話。問題解決に適…

不正直。

他の人に対して正直であることは、幼少の頃から道徳として叩き込まれる。そして正直だと褒められる。ところが、幼児の悲しさ、小言を言われることも度々。勿論、成長の為には怒られることも必須なのだけど、そんなことは思いもしない(大人になっても分からな…

防災無線。

昼過ぎに市の防災無線がガンガン鳴る。鳴るとは書いたが音が割れてよく聞こえないのは何とかならないものだろうか。それにしても天候が悪い訳でもないのに何故放送しているのだろうと不審に思い、インターネットで内容を確認する。 www.city.takatsuki.osaka…

区別することの意味(現代の危機と哲学第11回)

アーレントは現代社会をある程度は予言できているのかもしれない。 森一郎。鈴木優花。ハイデガーからアーレント。労働の経路。仕切り直しに「活動的生」の序論から。ドイツの劇作家ブレスト。アーレント。かわいい感じに訳す。天空と大地。古来人類が空を仰…

臨床家族社会学と質的研究法(臨床家族社会学第3回)

研究の手法の問題だけど、現実の家族の問題、自分の家族や知人の家族について、の問題でもある。立ち位置が難しいけれど。 今日、介護や虐待など家族問題、質的研究法。その位置づけや特色、課題や意義。社会学の関心は社会現象社会問題の成り立ちを明らかに…

不誠実。

私は男性で異性愛の傾向を持つ者だが、女性に縁が無い。勿論、実生活で女性に全く接しないと言うことでは無い。仕事ではお客様や同僚と接するし、店では女性の店員とも話をする。女性の友人も何人か居る。けれど恋愛の対象にはなっていないようだ。女性に不…

父の似顔絵。

空腹になったので、リンガーハットで野菜たっぷりちゃんぽんを食す。入口の通路に、父の日ということで子供達が描いた似顔絵が飾られている。微笑ましいなあと眺めていたら、何枚か人間の顔とは見えない絵がある。一般には、似顔絵の構成要素としては、両目…

議会・選挙(ロシアの政治と外交第4回)

小党乱立から与党一党体制になるのは、45年からの日本政治と類似していると感じる。ロシア政治は日本の後追いをするのだろうか。 政治制度の議論。かつてのソビエト連邦ではソビエトが最高機関。93年憲法により、立法を司る機関。立法活動。議会の構成。ロシ…

軽率さ。

思えば私は軽率な行為ばかりしているように思う。計画性が無いのが自分の弱点。入試やら採用試験やら資格試験やら、色んな試験を受けてきた。けれども、まともに計画を立案して、その通りに実行したのは、高校受験の時以外にはない。進研ゼミから定期的に教…

香港。

香港のデモが大規模化している。そもそもの原因は、「犯罪を犯した」とされる者を中国政府に送ることが出来るという法案が成立しようとしていることである。犯罪者を処理するのはどの国にもあるけれど、先進国なら立法や行政から独立した司法の場でなされる…

冷淡な傍観者(社会心理学第3回)

紹介された実験はとても的確だと感じた。よくアイデアが練り上げられているなあと。 ビブ・ラタネとジョン・ダーリー。状況の力は強大。服従実験に対し、今回は、特に権威を持っていない者でも、存在するだけであっても、影響を及ぼす。現実にあった出来事が…

破廉恥。

性的に破廉恥な行為に及ばない人間は居ないが、殆ど表には出ないのが普通。女性の場合は知らないが、男性のごく親しい人間の間では「武勇伝」が語られる。時には一緒に行為に及んだりも。まあ相手の自由意思によるのなら問題は少ない。けれど社会関係からし…

受水槽の動画。

マンションの受水槽に入って動画を流す人間が居る。飲料水用の水が入っているのは、幾ら馬鹿でも分かるだろう。住民が飲むだろうという想像力が悲しいほど欠けている。どうやって入ったのかが気になる。通常は入れないようになっている筈。ビルメンテナンス…

語用論(3)-日本語の語用論-(新しい言語学第11回)

他の言語はよく分からないが、少なくとも日本語で会話するのは極めてややこしいと感じた。 語用論の考え方。理論の側から。今回は言葉の側から。どのようなものが語用論の問題になるのか。言葉の使い方や選び方。社会言語学でも言葉の使い分けがテーマに。年…

詐欺。

以前にも書いたが、主に高齢者に対する詐欺が横行している。恐らく学校の同窓の名簿などが流出していて、それを見て電話をかけるのだろう。最近では暴力団の収益源となっていると指摘されている。悪の組織の生息できる範囲は狭められているのかもしれない。2…

2000万円の老後資金。

金融庁の報告書が議論になっている。老後資金が2000万円必要などと書かれている。家族構成や、どの程度豊かな生活を享受するのかで必要な資金は当然違ってくると思う。金融庁にしてみれば、貯蓄として国内の金融機関に資金が流れてくれれば、プレゼンスの向…

たくさんの人たちが1つの訴訟に現れるカオス(現代訴訟法第5回)

自分の知らない間に権利が失われたり義務が発生したりする場合は有り得るので、気をつけなければと感じる。 多数の当事者が一つの訴訟に関わる。多数の利害に関わるもの。多数の当事者が関わるモデル。相互で矛盾判断が出そうなものと出ないようにしているも…

だますこと。

他人を騙すより自分を騙した方が、まだ罪にはならないと思う。それは刑法学の観点からも言えること。けれど、長期的にみてどうなのだろうか。騙し騙し生きていくのも一策だし、皆そうしているのだろう。けれど、自分を騙せなくなる時は来ないかと心配もして…

阪急電車の広告撤去。

ハタコトレインと言う阪急電車の広告展開が、ネットで悪評を招き中止になってしまった。乗ったことはあって面白いと思っていたのだけれど。何でも、30万でやりがいのある仕事だの、ありがとうを集めるだの言う言葉が反感を買ったようだ。しかし、やり甲斐が…

現代の裁判官は科学者か、政治家か(現代訴訟法第4回)

判決などの判断を下す裁判官は、何処まで自身で判断をすれば良いのだろうか?争訟当事者だけではなく、他のステークホルダーの利益や裁判構造自体の限界も考慮しなければだけど。基本的には妥当な結論を導けば良いのだけれど、理論構成は相当大変。 現代社会…