F-nameのブログ

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2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

I am an only man.

一昨日と昨日は弊店も臨時休業をしていた。今日は店を開けているが、今後はどのようになるかは流動的である。差し当たり今日からの営業は当面午後6時で終えることに。売上だけを考えれば合理的とは言えない。しかしクラスターclusterが出来るのは避けたいし…

ミシェル・フーコーの哲学2(現代フランス哲学に学ぶ第11回)

西洋哲学の系譜を知っていないと理解は難しいかもしれない。 慎改康之。70年代から80年代にかけて、知から権力へ、自己との関係へ。主体性と心理の。60年代の考古学的探究。離脱のプロセス。狭義の歴史から知の考古学へ。70年代80年代のフーコーは?知の軸か…

意識。

補助輪なしに自転車に乗ることが子どもの頃は苦手だった。まあ補助輪があれば乗れるのだから、日常的には用が足りている訳であるのだが、やはり小学生の間ではかっこ悪い。まずは左右のバランスを意識しないといけないのだけど、それだけではいけない。前に…

屍累々のアチコチの会合。

私の住む町内には老人クラブなるものがある。色々なサークルがあって、家族はその中で囲碁将棋のクラブに参加している(しかし将棋囲碁と逆に言わないのは何故だろう)。しかし時節柄、木曜日のクラブの例会は当分は開かれない。そして4月に老人クラブの総会…

辛亥革命と「中国」の国家建設(東アジア近世近代史研究第11回)

世界史ではかなりいい加減なことしか教わっていない。確かに近世中国だけやるわけでもいかないと思うけれど。 川島真。朝鮮半島を巡って日本と清の。中国史の観点。日清戦争が転換点に。アヘン戦争以来の苦しい局面。近代国家の建設を。朝鮮半島を巡る葛藤。…

信頼。

思春期の特性としては同級生などの友人に信頼を置くことが挙げられるだろう。身体の変化を感じて戸惑う時期なので、同じような経験を持つ人間と共に対応していくことになる。それ故に友人関係(時に恋愛関係)が深くなる。その反射として保護者(大抵は生物…

生まれ出づる「社会的距離」。

「社会的距離」という単語を知らない人は最早いないだろう(アルフィーが歌ったのは「星空のディスタンス」だったことを連想するのは大昔の人間だから)。しかし想定されている2メートルというのは、通常思っているより長い距離である。人間の身長は殆どの人が…

各論8・超国家主義と「国体」(日本政治思想史第11回)

令和元年の風景とあまりに似すぎている。 超国家主義は大正時代の将来の昭和天皇のヨーロッパ訪問がきっかけ。東京と京都に3万人以上が。日比谷公園に永田秀次郎という人物が。皇太子帰国後の変化。9月3日以降の我が皇室は我々のもの。直接に7千万同胞のもの…

告解。

キリスト教(特にカトリック)での行為。裁くもの(神そのものか神の代理人)の前で自らの罪を告白して許しを請うことである。一般的には懺悔とも言う。裁くものが許せば罪は浄められる。さて罪を聞いたもの(多くは神父だろう)には秘匿義務があると考えられるこ…

弊店は臨時休業に(土日だけかも)。

昨日の晩になり、緊急事態宣言の対象をな7府県から全国に広げるという発表があった。もしかしたら、まだ感染者が出ていない市町村があるかもしれないけど、今のペースならそれも無くなるのは時間の問題。事業継続の自粛要請が続いて出ることになるだろう。 …

教育行政の政府間関係(教育の行政・政治・経営第11回)

国と地方がドンパチをするのは、今の時代には現実的でないのかもしれない。 青木栄一。教育行政の国と地方の関係。国際的にみて日本は緊密。公共サービスの提供。集権と分権。国と地方との関係。集権的な教育行政と分権的な教育行政。アメリカのような州の?…

肉欲。

青木雄二先生の「ナニワ金融道」にはロクでもない(勿論だが褒め言葉)キャラクターが立て続けに登場する。その中でも肉欲棒太郎という人間は筆頭に挙げられる。バブル景気の機運に乗って地上げ屋をしていたと思えば失敗して夜逃げをし、ノミ屋をしながらチャ…

某小売店に於ける危機管理。

今日の朝に弊店のホームページhome pageを見ると、明後日の土曜日から臨時休業する「予定」との文章が。朝礼では今日以降の対策について色々と話がある。レジにビニールカーテン(今や何処でも見るようになったが)を備えるなどして接触を避ける。従業員はマス…

障害の医療化と健康権保障(福祉政策の課題第11回)

医療サービスにアクセス出来るというのは障害の有無に関わらず必須の権利だと思う。 障害のある人への医療保障。身体障害と発達障害。障害と医療との関係。医療化という社会学の概念。医療の対象ではなかったものが医療の対象となり、医学的介入が。動物の憑…

和合。

主に家族絡みの人間関係について使用される。家族の場合は大抵は永らく同居するなどして付き合いが長いので、和合するのが容易と考えられるかもしれない。しかし全くと言って良いくらい分かり合えていない家族関係を見るのも、最近では珍しいことでは無い。…

止むなく濃厚接触を断行する。

弊店は定休日(そもそも入居ビル自体が休みでコロナウイルスとは関係がない)なので自宅に籠城しようかとも考えたが、小売業的に髪を整えなければと思い理髪店に赴く。 大阪府の休業要請の対象に入らなかったらしく営業はしている模様。短縮営業にはなっている…

いのちを紡ぐ物質(現代を生きるための化学第11回)

生体高分子の動きは自分でもよくわかっていない。高校時代に理科を忌避していたことが今となっては悔やまれる。 三島正規。生命を構成するもの。どんな分子であってどのように重要か。生命現象を化学の観点から。炭水化物。栄養学の発想。身体の中でエネルギ…

怒り。

私の頃の高槻市の小中学校の労働組合は日本社会党左派に主張が近いようだった。時々は1時間目の冒頭29分間(というのは30分以上だと違法になるかららしい)のストライキをして、その間は児童が勝手に過ごすのが風習になっていた。後はやたらと怒りを上げること…

変貌する高槻の小売店。

昨日は大阪府でも一部の業態の営業自粛要請が出されている。勿論だが事業を継続しないと日常生活に差し障りのあるものは除かれている。しかしそのような事業所でも営業しなくなっているところが出て来ている。今や医療崩壊や介護崩壊が叫ばれている。弊店も…

自然災害とリスクコミュニケーション(リスクコミュニケーションの現在第11回)

日頃から話をしておくことは重要なのだろう。 多様なステークホルダー。リスクマネジメントと一体化。自然災害のリスクコミュニケーション。低減行動に結びつくように。共通の敵に対する。命や社会を守る。5つの目的。教育啓発と行動変容。平常時非常時回復…

心情。

「心情的には賛成だ」とか、「気持ちは分かる」とかの表現が為されることが時々ある。しかし、その後は否定的な判断が続く。要は自分の心情と反対の決断だが、何とか理解して欲しい、ということなのだろう。私もこの論法を使うのは皆無であるとは言えない。…

internetは旧来の会議を破壊する。

非常時がここ2ヶ月ほど継続している。非常事態宣言は差し当たり5月6日までとされているが、それで終わると考えている人間はほぼいないだろう。そんな中、昨日は出身高校の同窓会の会議に出席する。当然だが集まるのはいかがなものかという意見が事前に交わさ…

ロシアの対外政策(1) 対米・対欧州関係(ロシアの政治と外交第11回)

外交関係を理解するには歴史的経緯を理解するしか他にないのかもしれない。 ロシアのアメリカとヨーロッパの関係。国内政治では指導者が大きな役割を。政治制度は色々とあるが、指導者により左右される。それでは対外政策は?ロシア帝国というのは広大な領土…

礼儀作法。

大抵の人間はシューカツこと就職活動(その前に親戚付き合いなどで必要だと思うが大抵は大目に見てもらえることが多い)に際して礼儀作法を必死になって習得する。OB訪問にしてから早々にある程度は求められる。この段階でも早々に選考が始まっている場合もあ…

外出自粛要請の悪?影響。

所用で久しぶりに茨木に。高槻市駅から阪急の特急に乗車。 ご覧の通り異様に車内は空いている。「異様に」と書いたのは、土日祝の阪急の特急は行楽客などで通常はかなり混雑しているからである。昼間なのにこの有様である。外出の自粛要請にかなりの人が協力…

健康を支える住まいと住まい方(コミュニティヘルスケア研究第11回)

自宅での住まい方を再考した方が良いのかもしれない。 WHOのヘルスプロモーションの健康寄与要因。住居や屋内外の支援環境も平和に次いで大事。健康水準が向上する科学的エビデンス。健康を規定する屋内外の環境。平均寿命はOECDの中で戦後は最下位レベル。…

礼節。

礼節ある行為が急激に変化した1ヶ月間は、もしかしたら史上稀なことかもしれない。3月上旬にMcDonaldに行くとクルーcrewがマスクも着用せずに注文を取っている。その頃は感染しない効果はマスクに無いからと判断されていたようだった。着用を禁止するのは使…

光が全く無い暗闇の中を。

東京都では一定の業態に事業停止の勧告をしている。緊急事態宣言では会社の事業自体は置いておくことになったのだけど、最早それでは不充分だと判断が為されたのだろう。大阪府でも出ることはほぼ確定だろう。こうなると食糧や医薬品を扱わないような弊店の…

住まいと生活ガバナンス(生活ガバナンス研究第11回)

住まい方を再検討する時期が来ているのかもしれない。差し当たりは実家に住むにしても。 木下勇。建築事務所。集合住宅の共有空間の。住まいの主体的な。家族の変容。住まいと家族の変容。77年6月のドラマ。岸辺のアルバム。高度経済成長の家族。74年の多摩…

教化する。

或る価値観を他の人間に内面化させること。人を教育するというのには、必ず教化する側面を持っている。受験対策で教えているのも、学歴至上主義という価値観を暗黙の内に植え付けていると言える。個人の意思を尊重して教えるのも、個人を尊重するという価値…