F-nameのブログ

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2020-01-01から1年間の記事一覧

冬至の言い伝え。

今日12月21日は冬至。1年で一番日の照る時間が短い。そのせいか今朝はかなり冷えた。大阪市内では摂氏2度まで下がったとNHKが。高槻はより内陸なのでもっと冷えただろう。 冬至にする行事と言うか言い伝えとして、柚子湯がある。当然だが柚子を買ってきて風…

異言語としての英語(3) -英語と日本語の構文論-(異言語との出会い第3回)

京大の英語の問題をスラスラ解くくらいでは英語が出来たことにならないらしい。ううみゅ。 佐藤良明。英語と日本語の比較。構文論。文の組み立ての違い。落ち着かない?言語について分かっていないことが如何に多いかを。学校で習う、教師が教えることの中に…

服従。

西洋近代国家以前の政治権力は支配している人間の服従を重視していた。勿論だが経済的に繁栄するのも重要だが、数百年にわたり首尾良くいくケースは殆ど見ない。民主主義をベースとする西洋近代国家以降の国家は市民を服従させると言うより政治参加させる側…

犬についての雑感。

今朝に玄関から出掛けようとすると近所の方に出会う。夜中に飼っている犬の鳴き声が煩くて謝られる。お互い様ですからと返事をする。実のところ鳴き声で起こされることはない。夜中に中途覚醒するのはあるが、昼間に実害はほぼない。それに私が子供の頃は自…

法をめぐる中国・西洋の思考(法学入門第3回)

そもそも45分で法の歴史を論じることは不可能だと思うけれど、入門するためにはどこかで切り取る必要性があるのが厄介。正直に言うと、中国の法の影響なんて現代日本法は受けていないと思っているけれど。 西英昭。法というものを巡る思想の多様性。法のイメ…

援助。

現代の職業の特徴として、対人援助職と呼ばれる職種の拡大を挙げることが出来る。私が従事する小売業も含まれるし、介護の仕事や教育の仕事、医療の仕事もそれに含まれる。製造業などと比較しても対人関係を作るのが必須の業務であり、自分の感情をcontrolし…

慌てて

17時に投稿する記事を流してしまった。と言うことで夕方のポストはこれくらいで。

冬眠暁を覚えず。

今日は端的に言って眠い1日。この文章を書いているのは、弊店が入居している百貨店の従業員食堂で昼休みなのだが、仕事をしていないと眠くなる。しかし不思議なのは、仕事中はそれ程の眠気が出ないことである。私は以前に24時間勤務で警備の仕事をしていたけ…

心理療法の器(1)(臨床心理面接特論(1)第3回)

セラピストは非日常的な治療空間を形成することが求められているのだなあと思う。 小野けい子。心理療法の器。治療的枠組。耳を傾ける。悪口などの否定的な感情の表明にも遮ることのなく。自由にして保護された空間。無意識の自己治癒力が働く。分析について…

精勤。

2年前に書いたentryを。 上に書いたentryは労働者が精勤することについてである。ところで職場によっては精勤手当があるところもある。皆勤か欠勤が少ない場合に支給される。モチベーションを 高める為にも設定されていて、厚生労働省の調査によれば30%の企…

弊店の事務所内の積み重なる商品。

昨日は休みだった(なお弊店は営業している)。それで今朝に職場に行くと、返品する商品が棚で一杯になっている。それどころかPCの前の机にも積まれているし棚の上にも積まれている。要するにカオスkhaosな状態である。返品する商品をスキャンscanして段ボール…

恋愛・ジェンダー (2) -アーサー王物語とかなわぬ恋(中世・ルネサンス文学第3回)

現代のJ-POPの歌詞の世界に似ているというか、J-POPの方が中世の恋愛世界に似せて作られているのだろうと思うけれど。 横山安由美。田崎マヤ。アーサー王物語。突然恋を語り始める。南フランスの吟遊詩人。ギヨーム9世。自分が欲しい物を。たくさんの女性と…

禁欲。

今更だが今年2020年はCovid-19で世界中の人間が禁欲的な生活をしなけばならなかった。日本でも今春は政府が緊急事態宣言を発し、外出を避けるムードもあった。まあ自宅で過ごすことで何とか外に出る欲望を抑えるしかなかった人も多いであろう。GOTO事業が今…

近頃の冷え込み。

今週に入り大阪では急に冷え込んできた(というか高槻なので大阪市内からは京都扱いをされることがあるが)。一昨日12月15日に京都市内では初雪があったと聞く。高槻市はそうではなかったけど。今日は下手すれば氷点下まで気温が下がったのではないか。なの…

海運について(1) ~その現状~ (海からみた産業と日本第3回)

海上運送、特に外航海運は私を含め日本人は事情が分からない。けれど、航空輸送の大幅な技術進歩がない限り、外航海運は致命的な影響を持つ。学んでいかなければと思う。 合田浩之。海運、貨物の海上輸送。船の種類。商売の違い。市場。市場への対応。大前提…

策略。

日産のゴーン元会長が1年前に日本からレバノンに逃亡したことは、殆どの人間が忘れ去っているだろう(covid-19の感染拡大があったから当然だけど)。彼はレバノンで、日産の経営陣と検察が策略をしていると話していた。それは事実かもしれない。しかし知人に資…

荷物の誤配とゼンリンの住所地図。

昨日の晩に自宅に帰り郵便ポストの中を見ると、荷物が2つ入っている。宛名を確認したが自分宛とは違う。住所の番地も違う。どうやら配達の方が間違って入れた模様。某通販サイトのシステムで配られているようだけど、間違いの際の還付先は書かれていない。近…

思春期・青年期の心のあり方(思春期・青年期の心理臨床第2回)

前思春期という概念は初めて聞いた。その頃の自分が何を考えていたのかはすっかり忘却の彼方だが。尾崎豊は何時になっても聞くのが辛くなるのはどうしてだろう? 大山泰宏。思春期青年期の心のあり方。思春期青年期という時期が心理学の探求の対象となるのは…

熱意。

例によって2年前のentryを。 熱意。 - F-nameのブログ 世に採用面接というものがある。誰でも一度は経験していると思う(最初から起業されている方は経験してないだろうけど、セールスをするのはますますきつい)。面接官は採用候補者に熱意があるかどうかを採…

GOTOトラベル事業の一時停止と医療崩壊。

ようやく菅総理はGOTOトラベル事業を年末年始に一時中止すると言う判断をした。率直に言うと遅過ぎる。しないよりはマシだけど。大阪府では、中程度の症状の感染者の症状が悪化したが、重症者用のベッドが数日経過しても空かず死亡したという事例があった。…

環境問題の歴史 -公害問題、地域環境問題(環境と社会第2回)

他の国々にも言えることかもしれないが、中華人民共和国の公害問題は取り組むべき課題と言えるかもしれない。どこまで政府が認識しているかが問題だけど。 植田和弘。環境問題の歴史。地域環境問題。歴史的な。工業化の過程で公害。鉱山と都市から。顕著なも…

恣意性。

私は何人か現職の裁判官を知っている(京大法学部という特殊な場所に8年居たから)。共通するのは恣意性を持ったと言われるような判決文は書かないということである。日本は民主主義国であるとされる。裁判官により為される司法権の判断は法律に依る。何故に法…

入学試験への問題意識の変化。

今日の昼のentryは例によって放送大学の講義の殴り書きで、後半部は科挙についててあった(中国近世が示す範囲については研究者にとり致命傷にもなり得るが)。書籍も幾つかあり中公新書の中にもある。総じて極めて難関であるのは共通している。何しろ中国大陸…

中国近世と科挙(東アジア近世近代史研究第2回)

日本の受験戦争は科挙に例えられることが多かったけれど、ハッキリ言って日本の方が楽だったとしか思えない。 夫馬進。科挙。中国史に即して中国近世とは?世界史の中で特色づける、中国近世の科挙の社会への影響は?中国近世は何時から何時までか。定説はな…

賛成。

大昔のことと感じるが、今年11月1日に「大阪都構想」の住民投票があり賛否拮抗の投票結果であった。維新は否決はされたが半数近くの賛成は得られたと考えたのか、実質的に大阪市と大阪府の行政の一体化を進める政策を打ち出している。covid-19の対応の上でも…

今日の高槻のevent。

今朝に阪急高槻市駅北の三井住友銀行前でイベントをする準備をしていた。 JAZZのイベントである。私は見られなかったが盛り上がったのだろうか。そう言えば今年の春の高槻ジャズストリートは中止になった。勿論COVID-19の感染拡大の影響である。以前には弊店…

恋愛・ジェンダー (1) -キリスト教と禁じられた愛(中世・ルネサンス文学第2回)

全く恋愛には縁がない人間にも性愛には関われるのかもしれない。 横山安由美。田崎マヤ。中世ルネサンス文学。キリスト教と禁じられた愛。理想の恋愛。恋愛と結婚と性と生殖は別々のこと。一致するように考えたのは近代社会に入ってから。ブルジョワ的道徳を…

拍手喝采。

2年前のentryの前半では、生音楽に対する話を。 拍手喝采。 - F-nameのブログ 今は2020年である。今春はどのようなコンサートも開催出来なくなった。大抵の音楽家には経済的に打撃である。それでオンラインonlineで演奏を繰り広げるアーティストartistも多く…

早朝に府跨ぎをする暴挙に。

誰もが知っていることだがcovid-19の感染拡大が止まらない。尾身茂会長は色々と危機を示し自制を促しているが目に見える効果は出ていない。昨日のTV Newsでは県を跨いだ移動は謹んで欲しいとも話している。会長の話を無視するのは問題ありだけど、日常的に服…

現代社会における子ども・青年の友人関係(子供・青年の文化と教育第2回)

数多くの環境を経由してきたことから帰結するに、周囲とコミュニケーションを取ることが出来れば上手く生きていける傾向がある。まあコミュ障になりがちだけど。 谷田川ルミ。最近は子供や青少年の環境は変化している。生活や意識や人間関係に影響。環境の変…