F-nameのブログ

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2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

各都府県の指標と私の抱えるdilemma。

大阪府などで緊急事態宣言が出されて久しい。今日の毎日新聞から各都府県の指標を紹介しておく。 比較して明白に悪化はしていないが、大阪府の指標は相変わらずステージ4に該当するものが多い。他の都府県も全面的にステージ3になっているようでもない。報道…

意味の解析(1)(自然言語処理第6回)

辞書やシソーラス、Wikipediaに関する話は興味深く聞けた。数式が出るとなかなか理解はしづらいけれど。 黒橋禎夫。意味の解析。英語のタグ付方法。隠れマルコフモデル。コーパスの情報を。条件付き確率バー。数式の理解が大変。与えた情報を活用。計算の技…

洞察力。

このblogを検索していたら、9年前に寺田寅彦先生の言葉を紹介していたことが判明する。「コーヒーの効能は官能を鋭敏にし洞察と認識を透明にする点でいくらか哲学に似ている」『コーヒー哲学序説』。昨日の朝に珈琲を3杯飲んだが、私にもこの効用があったと…

Vietnamから来た若年層の働く人々。

今日は晴天。布団や毛布を干す。堤防沿いから青空を。バイクが3台あったが何故だろう? 近所のファミマFamily Martで中辛のカレーとバナナ1本を食べる。 そのFamily MartではベトナムVietnamから来日したような若い男性の従業員が働いている。幾らコロナウイ…

教育課程行政と新学力育成の課題(教育行政と学校経営第6回)

収録時からかなり時間が経過して新たな学習指導要領は既に出来ている。考え方のベースを身につけることが必要。 小川正人。日本の教育課程行政。学力保障と関連させて。日本の教育課程行政。国がどこまで教育内容の決定に?学習の成果をどのように?履修主義…

市民の。

「市民」と言っても、それ自体が示す意味内容は違うこともある。単純に言えば、自治体としての「市」の住民である人間のことを指す。例えば私は高槻市民である(高槻をご存知無ければ、大阪府の或る自治体と思ってもらえば良い)。別の意味内容としては、政…

防災訓練についての昔と今の意識の差。

弊店が入居している百貨店では、今日の朝に防災訓練が行なわれた。役目を決めて避難誘導などをシミュレーションsimulationする。近頃の施設では、非常灯が点滅したり、自動音声で放送が流れたりと、ハイテクhigh-tech(しかし近頃は言わない言葉)になっている…

学校と思春期(思春期・青年期の心理臨床第5回)

多様性を意識的に育んでいく必要がどの組織にもあると思うけれど、特に学校については強く言えると思う。 大山泰宏。学校と思春期青年期。学校に全く行ったことのない人は殆どいないのでは?高校進学率も97%。17年の時点で11%の学童期の世界の子供が学校に…

空想。

小学校の頃に、時刻表を使い空想旅行をするのが趣味だったことは以前に書いた。逆にリアルで旅行したのは数えるほどしかない。夜行列車に乗車したのも一度だけ。大阪駅からブルートレインの「あかつき」に乗り下関で下車した経験だけである。空想上の旅行に…

法学部での刑法総論の立ち位置。

一口に大学の法学部(まあ社会科学関連の学部などにカリキュラムcurriculumが存在する場合も含めて)と言っても色々とある。しかし大抵のところでは刑法総論についての講義が入門の段階で設定されている。要は刑法などの刑事法の世界の始めに該当する。刑法総…

故意と錯誤(刑事法第5回)

錯誤論に奥まで突っ込まなかったのはある意味賢明かもしれない。法学部の新入生にとっての最初の難門なので。 白取祐司。故意と錯誤。犯罪の主観的側面。行為者の主観的要素、心理状態は重要。犯罪行為自体は客観的だが、故意過失がないと犯罪は成立しない。…

言いがかり。

昨年の4月に札幌市で、小さい子供2人を連れて歩いていた妊娠中の女性が、「通行の邪魔」と言いがかりをつけられて腹部を足で蹴られるという事件があった(その男性は後に逮捕されたが)。昔は妊婦さんに対しては席を譲るなどのことはあっても、暴力を振るう…

催物会場の悲哀。

弊店が入居している百貨店には、3階に催物をするスペースがある。新しい内容になる日には、開店前の放送で催物の内容が全店に伝えられる。日常的に展開する売場も当然だが重要である。しかし百貨店としては、催物で来店されるお客様を増やすのが、マーケティ…

後見と社会福祉法制(社会福祉と法第5回)

社会福祉士という生き方は良いのではと感じた。今から目指すのは難しいかもだけど。 原田欣宏。後見と社会福祉法制。成年後見制度とは?事例を用いて取り上げたい成年後見制度の問題点と背景を。ゲストを向かえて福祉の現場で活用する際の社会的課題。対象者…

貞節。

中国古典の「菜根譚」の中に以下のような内容がある。「芸妓でも、晩年に身を固めて貞節な妻になれば、昔の浮いた暮らしは少しも負い目にならない。」これは人生後半の生き方が人生を決める、という格言の例として書かれているものである。まあ男性としては…

ファッショナブルな制服について。

今日は温かい1日。3月並みの感触が身体に残る。コロナが無ければ自転車で遠乗りをしても良さそうな気候である。そのうちにまた寒くなると週間予報では予測しているけど。もうじき立春。 自転車で或る私立高校の前を通りかかると、入試の願書の申込みをする旨…

日本仏教の思想4 -道元と禅思想(日本仏教を捉え直す第5回)

日本史を習っていた頃は禅宗なんで無視していた(学会員であった影響もある)けれど、日本思想を語る上では必須と知った。 頼住光子。日本思想史上最高の思想家。道元。正法眼蔵。禅宗。釈迦から口伝えで以心伝心。真理が師の心から弟子の心に。教外別伝。言…

いかさま。

誰でも知ることだが、公営ギャンブルやパチンコやスロットは隆盛を誇っている(賭博罪と矛盾していると大方の人は思っているだろうけど)。公営の宝くじも似たような構造を持つが、収益が公的に使用されるので文句は誰も言わない。それから前世紀末期の話だが…

今と昔の高校受験。

昨日の朝から自宅近くの私立校で、高校受験の模擬試験が開催されて受験生の行列が出来ていた。大学受験ではコロナの蔓延の影響で、約70の大学が受験要項を変更したと報道が。高校受験にも影響が出るかも。大阪の府立高校では試験範囲を絞ったりもしている。…

近代的な協力と支配モデル(社会的協力論第5回)

上下関係を無くせば生き生きと働けるはずだという議論を昔も今も見かけるけれど、組織である以上、何らかの上下関係はなくならないだろうと感じる。 坂井素思。近代的な協力と支配モデル。近代社会の中で協力関係が。市場経済が発達。人と人とが市場メカニズ…

悲しみ。

去る1月17日で、阪神淡路大震災から丸26年になる。1995年当時、関西では地震が起こらないと誰もが漫然と考えていた(地震の研究は幾つかあったが誰も注目していなかった)。なので建物の倒壊が死亡の大きな原因になった。そしてそれに伴い神戸市の長田地区など…

戦艦「大和」と、年老いた自分を感じたこと。

昨晩に放映されたNHK総合の「ブラタモリ」(最初に見たときはプラモデルを何故にタモリさんが作るのだろうと勘違いした)は呉市が取り上げられていた。呉市と言えば「大和ミュージアム」。最初しか放送は見られなかったが、宇宙戦艦、ではなくリアル戦艦大和…

心のはたらき3:イメージと身体(臨床心理学特論第9回)

精神と身体が連動するのは分かるような気がする。後は人間関係も重要。 佐藤仁美、飯森眞喜雄、いいもりこころの診療所。身体的精神的社会的存在。それ全てを含めた身。身分、身内。人間関係も。身から出た錆。身体より心の。身を焦がす。恋愛。身体も心も衰…

悪賢い。

今朝のentryの表題を書く(というかiPhoneで入力をする)際に、「あくがしこい」と入れても上手く漢字への変換が出来ない.それで「あくかしこい」と入れてみると「悪賢い」と候補が出た.ところが順番としては「あく賢い」の方が先に。どうもこの読み方は一般…

朝のMcDonaldで定点観測。

今朝に目覚めると3時45分(朝と言うより未明と言うべきだろう)。再び横になったが眠れない。仕方がないので起き上がる。折角なので、早々に雨の中を京都駅付近のクリニックclinicに行くことにする。 McDonaldで時間を潰す(ついでに睡眠不足も解消する)。以前…

異言語との接点(2) -異言語との向き合い方-(異言語との出会い第5回)

大学で習ったドイツ語はおろか、英語や母語たる日本語もできないのだから、まだまだ道は長いと言わざるを得ないところ。 大橋理枝。異言語との向き合い方。2人にインタビュー。斎藤兆史。日本の外国語教育。英語教育が専門。一般的に。基本的に中国語やオラ…

気まぐれ。

昼辺りに街を歩いていて時々見かけるのが、飲食店が店頭の黒板に書かれている「シェフの気まぐれランチ」という文字である。シェフが日々変わった料理内容のランチを提供するものである。いつも凄いと思うのは、料理のネタがよく出てくるということ。幾らベ…

消防署の方が来られる前の対処。

今朝にバックヤードbackyardで運搬作業をしていると、消防署の方が施設の担当者と歩いているのを見かける。恐らく消防の査察だと思われる。最近の事情はよく分からないが、私が勤めていた阪急三番街(ご存知でないなら、阪急梅田駅の地下街と言ってほぼ間違い…

心理療法とイメージ(臨床心理面接特論(2)第5回)

自分のイメージを操作することが必要になるのかもしれない。 倉光修。心理療法とイメージ。現実的イメージと象徴的イメージ。音楽などを通して浮かび上がる。特に子供の心理療法では遊びなどを通して。症状や問題行動を通して。箱庭療法や絵画療法。ここでは…

臆病な。

山本七平先生の言葉に、「歴戦の臆病者はいるが、歴戦の勇者などいない」というものがある。先生のフィリピンなどでの陸軍の下士官として従事した経験をもとにして語られている。生き残ったのだから勇者なのではとも考えるが違う。臆病者だから慎重に自軍や…