F-nameのブログ

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2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪キタのビル火災と、所有者への訴訟の可能性。

大阪キタのビル火災での死者は25名になった。大阪弁護士会では専用の相談窓口を被害者や遺族を対象に設置するとのNHKの報道がある。迅速な対応だと思う。 ただ、相談を受けてどうするのか、が問題である。犯人とされる人間は依然として重篤な状態と聞く。親…

画像処理(マルチメディア情報処理第5回)

私の友人の研究分野であるが、恐ろしいほどややこしいのがよく分かる。 柳沼良知。画像処理。コンピュータ上の色や画像の表現。画像の表現の前に色とは。人が目で見ることの出来る光は可視光。電磁波の一種。電場と磁場が伝播していく。可視光は波長が長い方…

不実な。

一般に日本の大学生はシューカツを通して主に民間企業の求人に応募し、企業側が採用して良いなら内定を出す。それで履歴書など応募書類の不実記載があったりすれば企業側は内定を取り消すことがある(ただ何処が問題なのかは企業側の判断もあるだろう)。通…

大阪キタのビル火災と、生きるのは運任せだということ。

大阪キタのビル火災から3日が経過した。結局24人がお亡くなりになられた。お悔やみを申し上げる。24人と書くと如何にも統計上の数字に聞こえるけど、1人を殺害した事件が24個発生した、と書けば重大さが伝わるかもしれない。その一人ひとりに家族が居て友人…

クライアントとセラピストの「かかわり」(心理カウンセリング序説第5回)

確かに時間空間が決まっているカウンセリングは構造的に頑強で、揺らぎにも対応していけると感じる。 森さち子。クライアントとセラピストのかかわり。心理カウンセリングにおける。心のテーマをめぐる関わり。瞬間ごとに生起する様々な。言葉の内容とマッチ…

刑罰。

横浜市の病院で入院患者3人の点滴に消毒液を入れて死亡させたとして看護師が殺人罪などに問われていた裁判員裁判があった。検察官の求刑は死刑。命を奪われた被害者が複数で犯行に計画性があったことからも、量刑の相場としては妥当なところと考えられていた…

冬の晴天と寒さのコントラストcontrast。

今日は朝から晴天。ただ風は強い。 12月ももうすぐ下旬になるので急に寒波が到来して寒くなる(まあ高槻ではまだ降雪にはなっていないが)。今日は未明の3時半に目覚めたけれど、部屋に居ても凍えてしまい布団にまた潜る有様。幸い電気毛布を敷いているのでベ…

ナショナリズムの時代(ヨーロッパ政治史第5回)

要は国民国家と言ってもいい加減なものだということであろう。まあ日本も国民国家になるのかもしれないが、差し当たり北海道や沖縄は性格が違うという感覚もある。 中山洋平。ナショナリズムの時代。ネーションステートの基礎となるネーションが如何に形成さ…

労苦。

「苦労」とほぼ同義。どちらの言葉にも「労」が入っているので、よほど中国人や日本人は労働がしたくないのだろう(あくまで偏見)。それはともかく、空調がかかっているところでも労働は大変だが、野外だともっと大変である。真夏の昼間は書くまでもないだ…

大阪キタの火災の法的責任についての雑感。

大阪キタのビル火災は世間を震撼させている。30分で火災は鎮圧され焼けた区域もクリニックのフロアの3分の1足らずに過ぎないが、火元は唯一の避難階段のすぐ近くであった。 今日の昼の段階では、放火の疑いがあるとのこと。クリニックの患者でもあった当人は…

学問をひけらかすこと。

このentryを書こうとしてnetを彷徨っているうちに、京都大学の総長を勤められていた頃の長尾真先生の学部入学式に於けることばのページに辿り着いた(と言っても長尾真先生って誰と思うだろうけど碩学の方と思っていただけると良い)。読んでいて背筋が伸び…

排除の地理学 ~貧者の生活世界~(人間にとって貧困とは何か第5回)

そもそも生活保護の捕捉率が話しにならないほど低いのが問題ではないかと思うが、まともに認定したのでは財政が持たないと無意識に考えているのかもしれない。 西澤晃彦。排除の地理学。貧者の生活世界。考現学の始祖。今和次郎。かつての東京の風俗。時代の…

大阪キタの火災とその映像。

既にNEWSで耳にしているかと思うが、大阪キタの雑居ビルで火災が発生した。堂島北ビルと言う名称のビルで、私も前を何回か通ったことがある。大阪駅から堂島のジュンク堂書店大阪本店に向かうことがあったのだが、その途中になる。火は30分ほどで消し止めら…

地方からの産業革命(日本の近現代第5回)

今の時代は地方分散が要請されるのではないかと考える。参考になればと。 中村尚史。日本経済史の研究を。地方からの産業革命。少し奇異な印象を?高校の日本史。産業関係は。大阪紡績の都市型立地型や三大財閥や中央政府の都市主導の産業革命像。都市の経済…

貧しさ。

子どもの貧困が問題となっている。特にひとり親の家庭では相対的貧困率は50.8%(2015年時点)と半数以上が貧困状態になっている。もちろん自分が貧困状態になっているかどうかはなかなか自覚が出来ないものである。ただ私の中学3年生の時点で言うと、私以外…

近年の年賀状の数についての考察。

正月の年賀状の受付が昨日始まった。日本郵政も特設サイトを設けている。 郵便年賀.jp 年賀状の数は10数年前の最盛期と比較して6割に減少しているとの統計がある。漫然とnet時代だから、と思うのは簡単。しかし日本郵政にしてみれば、4割の収入が失われてい…

行政の区別性(行政学概説第5回)

行政の事務は極めてややこしいことが見て取れる。行政対象としては避けて通りたいけど、そういう訳にもいかない。 金井利之。行政の区別性。行政は人々などの行政対象を2つの集団に識別して取り扱いを分けることが多い。膨大な数の集団に異なる扱い。憲法25…

受動性。

十数年前に私は神戸市の通信工事の会社に勤めていたことがあった。その会社では喫煙所が設けられていて、煙草を吸う人間は時々のように集まり雑談をしていたものである。それで私は珈琲を作り喫煙所まで行って、タバコの煙で溢れている中で雑談に耳を傾けて…

1年ぶり?にリンガーハットに。

たまたまリンガーハットの店舗の前を通りがかる。お腹も減っていたので、かなり久しぶり(下手したら1年ほど入ってないかも)に皿うどんを食べる。 リンガーハットはイメージチェンジimage changeを図ろうとしている。野菜が取れるのをアピールappealするのは…

近代哲学の確立(18~19世紀前半)(哲学・思想を今考える第5回)

カントとヘーゲルは読もうと思いながら読めていない。 魚住孝至。近代哲学の確立。18世紀19世紀前半。科学革命。ヨーロッパ各地で啓蒙主義が。18世紀後半に産業革命と市民革命。全世界に大きな変動を。ドイツでは哲学上の観念論理想主義が。カントが統合して…

不公平。

何が公平で何が不公平なのかは理論的にも実際的にも難しい。営業の仕事を経験した人なら、なぜ他の人間の成績が良くて自分の成績が悪いのか不公平だと感じた経験があるのではないだろうか。ビジネスの現場では不公平(と思われること)が跋扈しているが、そ…

13年前の新幹線0系の引退。

今から13年前の2008年の12月14日に、新幹線0系電車が旅客列車から引退することになった。0系は1964年から走り続けており、乗車した人間は多かったと思われる。次の100系が登場したのは1985年だから、1984年までは唯一の新幹線用の電車であった。私は熱海経由…

2010年代第3次ブームと未来社会(AIシステムと人・社会との関係第5回)

囲碁でAIが人間のチャンピオンに勝利したのは、極めて唐突なことだった。今ではAI抜きに囲碁は語れなくなっている。 山口高平。中谷多哉子。20年代第3次ブームと未来社会。クイズ番組。難しい問題で一般人には回答不可能。ワトソンが挑戦して勝利を。ワトソ…

誓いを破ること。

命名権ビジネスは日本でもすっかり定着した。ダイエーが建設した福岡ドームはいつのまにか「PayPay ドーム」と呼ばれるようになった(しかし新しいドーム球場が出来たのかと思った人は少なくないと思う)。その一方で世界的にSDGsが叫ばれるようになっている…

2021年の「今年の漢字」は「金」。

毎年12月12日付近(何故なのかというと12月12日が漢字の日とされているから)に発表される「今年の漢字」。全国から20万票以上の投票があり、最も投票数が多いとして「今年の漢字」に選定されたのは「金」であった(残念ながら100均の「均」ではなかった(笑…

BE動詞の自由自在(英語事始め第5回)

学校の文法を習得するのも良いけれど、そこから離れる必要もある。言葉を操るには実践が大事。 佐藤良明。大橋理枝。RogerRobins。英語の文がSVO。主語述語(動詞)目的語(名詞)。構造が堅固。いつでも保たれる。SVOは英語の背骨。SVOの構造を基点により構…

賭け。

刑法第185条にこうある。「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。」つまり金銭や品物などを賭けて勝負を挑むのは賭博罪に該当する。ただ法令で正当化されている場合は罪に問えない。俗に馬券を買う経験がない人はあまり居ないと思うが(但し私…

お椀が割れたこととデフレ経済の終焉の関係。

今日の朝に階段で足を滑らせた。とは言っても身体はお尻から落ちて頭などを炒める、じゃなくて痛めることはなかった(身体の部位を炒めるというのは考え方としては面白いかもしれないが料理の対象になるのは嫌)。ただお椀も持っていて割れてしまった。近所…

日中戦争への道(現代東アジアの政治と社会第5回)

日本と中国(朝鮮半島や満蒙も含めて)の情勢はリンクしており、それは今に至るまで変わらない。100%信を持つか持たないかの態度は避けるべきと思う。 家近亮子。日中戦争への道。日中戦争までの日本と中国の変動や国際関係から多角的に。第一次大戦後。ア…

怠惰。

或る著名なYouTuberが小学生の身で不登校になり中学生になっても学校に行かないことを貫いている。不登校になる決定打になったのは、宿題をしなかったことに対する教師の態度であったという。そのYouTuberは宿題をしなかったのは怠惰ではなく、出される理由…