F-nameのブログ

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ここ1年のコロナ禍についての雑感(その1)。

休みの日なのでPCでentryを書こうとして作成画面に向かうと色々とお題が。折角なのでテーマにのることにする。3月3日は雛祭りだそうだが男性である私には縁がない。この1年の変化ということであるが、当然だがコロナ禍についてのことが想定されているのであ…

喪失と悲嘆(死生学のフィールド第10回)

絵本の朗読にはキーボードを打ちながら涙が溢れてきた。 坂口幸弘。様々なものを失いながら生きる。喪失の連続。目の前が真っ暗に。死別は他人事ではない。身近な人の死に。長生きすれば多くの別れを。夫婦であればどちらかが伴侶の死を。同時に死を迎えるこ…

危惧。

2年前までの話だからつい最近の話だけど、インフルエンザInfluenzaが蔓延していた冬の時期があった。しかし小売業で働いていた私のような人間は、幾ら感染を危惧していても店内でマスクを着用する訳にもいかないのが実情であった。手洗いうがいなどの対策を…

緊急事態宣言の繰上解除について。

関西3府県に発令されていた緊急事態宣言が、明日28日で繰り上げて解除されることになった。差し当たり病床の使用率が危機レベルに達しないようになったので、解除するのは妥当なのかもしれない。しかしながら、解除しても大半の人間の生活には変化は無いので…

情報のリテラシー(2) 社会調査を実施する(市民自治の知識と実践第10回)

既存のもので分析できるならその方が良いけれど、ない場合には自分で調査をする必要がある。そのためにも勉強しておきたい。 北川由紀彦。情報のリテラシー。社会調査を実施する。自ら実施。目的、方法、留意点など。社会調査の基本的目的。質的調査と量的調…

慣習。

法学部に入学すると(若しくは大学などで法律学を学ぶことになると)、「法学入門」と呼ばれる(若しくはその性格を持った)科目を履修することになる。そして「法」というものは「慣習」とは違うものであるという点が強調されて語られる。大抵の国では憲法…

直通運転のmeritとdemerit。

今朝JR神戸線元町駅(ざっくり言うと神戸市の中心地域)でホームから通過列車めがけて飛び降りた男性が亡くなった(余程のことがあったのだろう)。この事故で一時は京都駅から姫路駅まで電車が止まり多くの人間に影響した。今日は国公立大の2次試験があるところ…

心理アセスメント2:パーソナリティ検査(臨床心理学特論第18回)

突っ込んで学習するとかなり奥が深い。 小川俊樹。心理アセスメントの中のパーソナリティ検査。心理臨床の場で。検査法で用いられるのが心理検査。何を測定するか、方法で形式が。心理的機能を測定。種類の相違。学力検査や職業適性検査の開発は為されていな…

腐敗。

俗に「政治腐敗」という単語が頻繁に用いられる。というか日本政治で「政治腐敗」が叫ばれていない時期はほぼ皆無と言って過言ではないと思う。大雑把な理解としては、政治家などが政治の過程で不当な利益を貪ること、として大過は無いと思う。単語自体はそ…

2次試験へのpressure。

今日から国公立大の各大学で2次試験が行なわれている。大抵のところで前期と後期の試験が行なわれるが、京都大学はほぼ前期試験だけである(法学部だけが後期試験を実施する)。昨年は新型コロナウイルスの感染が叫ばれていたが、試験を中止するところは少数だ…

奴隷制度とアフリカ(2) -大西洋奴隷貿易-(アフリカ世界の歴史と文化第9回)

現在でも奴隷貿易に近い状態はあるはず。トラウマになるのも頷ける。 大西洋奴隷貿易。病んでいる人も。トラウマに陥る人が多かった。南北アメリカの植民地にばら撒かれる。初めたのも維持したのもヨーロッパ。とてつもない富をもたらす制度。アフリカ人には…

墜落。

1985年(つまり令和の前の平成の前の昭和時代の末期の昭和60年)のことだから今から36年前の話だが、8月12日に羽田空港から伊丹空港を飛行していた日本航空のジャンボジェット機が墜落して520人もの死者を出した。群馬県の御巣鷹山に飛行機は墜落したので大…

前世紀の「友の会」のsystem。

弊店がある百貨店では、3階の全フロアfloorで改装を実施し始めた。地下階から4階までしかないので、相当大きな改装と言って良いのではと思う。それに伴い、百貨店の友の会のコーナーが弊店の隣に引越しをされている。ご存知の方も多いと思うが、毎月一定額を…

政治と官僚(ロシアの政治と外交第9回)

行政組織への監督が上手くいかないのはロシア連邦も同じだと感じた。 横手慎二。政治と官僚。官僚についてはマスメディアでも活動の情報が手に入らない。正面から取り上げる事ができない。実態が今ひとつ不透明。しかし無視は出来ない。官僚というと?一般的…

端正さ。

「端正さ」を英訳すると、女性はbeautiful、男性はhandsomeとなるだろうか(しかし1対1で訳語を考えること自体が問題ありだが)。逆に男性にbeautiful、女性にhandsomeとは使用しないのは了解出来る感覚である。男女共通に使える訳語としてはgood-lookingに…

「天皇制」の危機。

昨日も書いたが今日は天皇誕生日。と言っても令和になってからまだ2回目なので実感は湧いてこない。令和時代と呼ばれる時代区分が将来できるとすれば、1年以上続くコロナ禍の印象が深く刻み込まれるのは間違いない。むやみやたらに危機だと騒ぎたくはない(と…

第一次世界大戦後の不況と農村(日本の近現代第9回)

私は住宅街に住んでいるので実感が持てないが、少なくとも戦間期においては農村問題は国家の危機に直結していたと言える。 季武嘉也。農村の不況と対応策。45年までに。第一次世界大戦で大きく経済が躍進したが、その後は長らく経済問題で悩む。世界恐慌と昭…

修正。

日本国憲法は公布されてから一回も改正(というか修正)をされたことがない。このことを問題視する立場も頻繁に耳にする。なお戦後混乱期に日本国憲法が制定されたが、法形式上は明治時代からの大日本帝国憲法の改正である。憲法改正は何度も議論されて国民…

天皇誕生日と旧体育の日。

朝に駅前のコンビニconvenience storeに入り雑誌のコーナーを見ると、月曜販売の週刊誌に加えて、火曜販売の週刊誌も売られている。もちろん水曜にシフトしたり合併号にしたりする雑誌もあるけど。何しろ明日は天皇誕生日であり、問屋から荷物が来ない。なの…

連続変数間の関連(1):ピアソンの積率相関係数(社会統計学入門第9回)

いきなり難関だったけれど何とかついてこれた。本当は高校数学の復習というか学習をしないと統計学は分からないのだろうけれど。 田辺俊介。連続変数間の関連。離散変数間の関連に対して。2つの連続変数を。その間にどのような関連があるか、図にして表す散…

おしゃれ。

3年前にもentryを書いた。 当世の流行に服装などを対応させることが「おしゃれ」の大きな要素を占めると言えるだろう。上のentryにも書いているが私には無いものである。それでも困らないのは、職場でのドレスコードが決まっていて、それに従えば良いからで…

「三寒寒四温温」。

日本は広いので天気は様々であるが、少なくとも大阪では昨日と今日は良い天候。要するに晴天で温かい。今日などは下手したら20度に達しているのではないか(なお摂氏であり華氏ではない。アメリカなどでは華氏表示が多いので戸惑うことも)。昼前にいつも通…

道徳・正義と法(法学入門第9回)

どこまで法学入門の体裁が作られていたかはともかく、重要な内容を捉えていたようには思う。 山口亮介。道徳正義と法。法の規範としての性質や、何が法として使えるかの法源の話。構成員にとり共有の道徳や正義。大きく2つのポイント。法と道徳の関係。個人…

粋。

江戸時代の江戸の町内に紐付けられている概念。概念として的確な説明をするのは難しい。しかし「粋」の持つ雰囲気を味わうなら、大半の時代小説は江戸を舞台にしているので、お読みになれば感じ取ることは可能である。むしろその方が「粋」の概念で言葉遊び…

「G」と「十三」の関連性。

昼休みにいんすたInstagramを見ていると、フォローfollowしている方がGマップで自宅近くの店を見つけたとの投稿があった。それは大事なライフハックlifehack。しかしながら、「Gマップ」というのが何なのか分からない。何枚か写真があるので見ると、どうもGo…

家族面接(臨床心理面接特論(1)第9回)

問題行動は心の葛藤の表れであることが多いということは心に留めておきたい。 小野けい子。家族面接。心理支援の理論と実践。本人だけでなく家族が面接に。両方への面接も。どう考えてどうするか。誰を心理療法の対象とするか。家族というのは互いに大きな影…

協力。

世界がコロナ禍に陥ってから1年以上が経過するが、沈静化する兆しは見られない。大阪府などでは非常事態宣言が発せられている。医療崩壊の危機が叫ばれているので、国民も出来る限りでマスクを着用するなど協力をしている。最近になり日本でもワクチン接種が…

昔の京大のArbeit事情。

今日の昼のentryは日本の勉学文化についての放送大学の講義の書き殴りであった。様々な研究結果から、家庭の階層が子供の進路に多大な影響を与えることが明らかになっている(もちろん貧乏な家庭の子供も良い大学に進学している例もあるが)。私は京都大学の法…

家庭~学校~大学への勉学文化の連続性(子供・青年の文化と教育第9回)

俗に言う一流高校や一流大学に通った経験からも、貧しい同級生は皆無と言って良かった。世代間の貧困の連鎖は食い止める必要がある。 谷田川ルミ。家庭学校大学の勉学文化の連続性。文化の連続性。文化的な傾向や行動規範、一朝一夕にではない。時間を守る行…

確信。

3年前のentryでレイテ沖海戦について書いた。 「天佑ヲ確信シ全軍突撃セヨ」との電報を東京から受け取った第一遊撃部隊は激怒したと書いた。そもそも突撃する対象は米軍の陸軍師団を運ぶ輸送船団であるのだが、部隊の首脳部は全く納得していなかった。部隊の…