F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末と人事異動と、新聞に氏名を掲載すること。

今日3月31日は年度末である。明日は色々と変化がある日なのだが、人事異動で大わらわになる会社も多いのではないか。日経新聞やら日経産業新聞やら日経MJ(日経流通新聞)やらを読んでいると、今月の中旬辺りから各社の人事異動がズラズラと掲載されている。や…

カインとアベル(精神分析とユング心理学第11回)

聖書は読んでおいた方が良いのかもしれない。netにも転がっているはずだから。 大場登。カインとアベル。旧約聖書の話。一種の神話とみなしうる。兄弟姉妹葛藤。人類に共通の。カインアベル元型とみなしうる。カインは土を耕す。カインの捧げものを神はもら…

卑劣さ。

或る人間の集団が相互の仲を深めるのに最も有効なのは、誰かか何かをスケープゴートに仕立て上げるという手法である。北方領土や尖閣諸島や竹島と言った領土問題で日本国民が団結するのがその好例である。まあナショナリズムが一概に悪いとも言えないけれど…

桜の満開と聖火リレーと人出の多さ。

桜が満開(に近い)。今日の昼頃は所用で自転車で駆け回っていたけど、あちこちで桜の木があるので写真を。 1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除された。小売業に従事している人間としては喜ばしい(首都圏の店では来客が少なくなっていた)。それで聖火リレ…

心理療法2:ユング派のアプローチ(臨床心理学特論第21回)

人類に普遍的なイメージを事前に多く持っておくことは必要になる。対話をして相手のイメージを話してもらうのはもっと大事だけど。 大場登。心理療法のユング心理学。スイスの。世界的には分析心理学と呼ばれる。16年8月末に京都で学会が開催。ユングの無意…

妄想。

最近は鉄道ファンもすっかり市民権を得たような印象がある。撮り鉄を見るのも珍しいことではなくなった。鉄道ファンと言っても、「撮り鉄」のように撮影をメインにする人間だけではなく多彩である。時刻表マニアというものは毎日飽かずに市販の時刻表を眺め…

自治体の合併とビラ配布。

来月には隣の自治体で長と議員の選挙が行なわれる(さすがにコロナ禍でも延期は出来ないらしい)。私が日常的に使っている駅でもビラが巻かれたりしている(ネットの活動にも限界はある)。隣の自治体も財政が厳しい模様で、或る政党は高槻市と合併をするよう主…

契約(法学入門第11回)

私法の根本を為しているのは契約だと考えるけれど、それは普遍的なものではないことは重要である。 沖佑太郎。契約。ただ、例えば日本の民法の説明をするわけではない。どういう約束や合意が守るべきものとされているか。「合意は拘束する」。何時どのように…

デリカシー。

My Little Lover という音楽ユニットがデビューしたのは1995年であるからもう26年も前のことになる(なお95年には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件も起こった)。12月にはファーストアルバムとして「evergreen」が出されたが、「Delicacy」も収録されている…

河合塾と猫のオッサン。

桜が満開になり、もうじき新年度ということで、予備校や塾の宣伝が派手に行なわれている。写真は河合塾の宣伝。現役のうちに通ってもらうよう仕向けている。 今春に初めて見たのは「あいにゃん」(某有名ミュージシャンに名前が似ている)という猫のキャラ。そ…

患者とともに生きる医療(放送大学特別講義)

自身とともに生きてもらうことが出来る医師にかかっている時は、病状も安定していたように思う。勿論、こちらから努力することも必要。チーム医療なのだから全員が協力し合うことが大事。 高本眞一。日頃からどんな患者医師関係が良いかを。ともに生きる、言…

敬意。

日本史の中で「征夷大将軍」という官名が出て来るが、私は「敬意大将軍」と聞き違えたことがある。ううみゅ。鎌倉幕府や室町幕府や江戸幕府の将軍職のことであるのはご存じの方も多いと思うが、「征夷」というのは「蝦夷」(古代では「えみし」と呼んでいた…

Apple mapと北極海航路とdéformerされた地図。

私は昼休みに働いている百貨店の従業員食堂で過ごす。昼御飯を食べたり休んだりiPhoneを弄ったり。画面を見ているとAppleのマップが。Googleから変わった頃は、大阪駅前ビルの一棟の全てが「餃子の王将」と化している有様であった。確かにテナントとして入居…

学校におけるリーダーシップ(教育行政と学校経営第11回)

そもそも経済組織ではないのだから、学校が達成するべき価値は多面的にならざるを得ない。このことは予め念頭においておくべきだろう。 勝野正章。学校におけるリーダーシップ。学校では学校管理職が一般に。より改革や変化を思考する。どのような種類のリー…

尊敬。

「尊敬する人は誰ですか」と問われることも人生では良くあること。私が面と向かって言われたのは、私立高校の入試の面接でのこと。元々こういう設問があるとは思っていなかったので、「両親です」と回答した。理由としてはここまで育ててくれたから、と答え…

年少者の鬱憤晴らしと弊店。

なんだかんだで3月も終盤に入っている(まあ26日だから)。平日の午前の時間帯も児童や生徒たちを見かけるようになった。弊店にとっても客層の変化は重要で、学習参考書などが動いたりしている(要は売れているということ)。ふと昨年の春を思い出す。3月から全…

トルストイ『アンナ・カレーニナ』(ヨーロッパ文学の読み方近代篇第11回)

トルストイはもしかしたら人生そのものの方が作品より魅力的なのかもしれない。 沼野充義。トルストイ「アンナ・カレーニナ」。19世紀ロシア文学を。リアリズムの。規模が非常に大きいが細部への眼差しが。ロシア流リアリズム文学の頂点に。1828年生まれ。伯…

防御。

昨年に総理に就任した菅義偉氏は、共助や公助より自助を優先させるべきだと主張されている。自助が出来る人間が共助や公助に頼るべきでないというなら、それは妥当な話であろう。けど、「自助」が出来る人間は居るのだろうか?昭和後期ならいざ知らず、自衛…

1年に1回の桜の季節。

桜が咲いているので、駅前の桜の写真を。 日本人は桜を愛でるのが大好きなようだ(他の国ではワシントンにある桜が有名だそうだけど、アメリカ人も花見をするのだろうか)。それで自宅近くの公園でも私立高校の玄関脇にも川沿いの道にも咲いている桜を見ること…

心理療法3:パーソン・センタード・アプローチ(心理臨床の基礎第11回)

ロジャーズの生涯はカウンセリングの歴史を紐解くのに欠かせないと感じる。 小野けい子。田畑治。パーソンセンタードアプローチについて。ゲストに第一人者の田畑治先生を。パーソンセンタードアプローチはカウンセリングの中心理論。学ぶにはロジャーズの話…

不評。

ある行為が不評をかうかどうかは、地域により時代により異なる。昭和末期までのオフィス空間では男性の社員が喫煙をするのが当然であった(奇異なことに女性の社員が喫煙をすることはあまり無かった)。それだけならともかく、男性社員のデスクにはポルノま…

電車に弱くなったコロナ禍。

昨日は休みだったので、早朝から出掛けて京都駅付近のクリニックに行く。このコロナ禍で電車に乗る機会というか、乗車時間は激減した。何しろ日常的な通勤では一駅しか乗らないし、京都駅にも28日に1回しか行かない。ごくたまに梅田に行く程度。ここまで電車…

質の高い研究を目指すための諸アプローチ(ヘルスリサーチの方法論第11回)

研究方法の知識は書籍を読むにも必要。エビデンスなしにとんでもない内容を書く著者も結構見かけるので。 井上洋士、板垣貴志。様々なApproach。具体的には最近注目されている量的研究質的研究の組み合わせ、ウェブ調査の実施。量的研究と質的研究の組み合わ…

離脱。

精神科のクリニックを変えると、服用する薬を全面的に変更する場合がままある。というか薬が効いているのなら下手にクリニックは変えないことが多いだろう。今のクリニックに変更した際には、薬の量を減らし違うものにした。なので離脱症状からか夜に殆ど眠…

自宅近くの想定浸水深。

前の土曜日には祝日で行けなかった京都駅周辺のクリニックであるが、今日は会社が休み(とは言っても営業はしているが)。なので早起きして出かける。眠いけど。 JRの駅の入口には、想定浸水深を示す看板がある。淀川が決壊すると2.2mまで浸水する旨のことが書…

セラピストの「問いかけ」と「語りかけ」(臨床心理面接特論(1)第11回)

時間軸が2種類あるというのは常に意識しなければと感じた。 大場登。川戸圓。セラピストの問いかけと語りかけ。ゲストとして川戸圓先生を。前回の最後で読み、物語についてのい話から。耳を傾けること。心理臨床で大切。クライアントを読んでいくことも大切…

欠点。

例年1月になると、大学入試の世界では共通テストが始まり(以前はセンター試験とか共通一次試験とか呼んでいた)、各大学の入試が行われて大抵の受験生(とその周囲)は大変な思いをする。その時に議論となるのは、高校の授業に並行して塾や予備校に行くべき…

春はセンバツ。

今年の春は昨年には中止となったセンバツが行なわれている。とは言えコロナ禍は続いているので対策は色々と立てられている。開会式には賑々しく各参加校の選手が行進をするのが例年のことだが、今年は大会初日の試合がある高校だけがリアルで参加し、残りは…

もののやりとりと社会関係(総合人類学としてのヒト学第11回)

地域通貨は導入をすれば面白いかもしれない。 深山直子。もののやりとり。ものを贈ること、贈与の約束事。もののやりとりと関係性を。市場交換の特異性。改めてものを贈ることを。しばしば行われる。お中元とお歳暮が慣習として。年中行事はしなくても、結婚…

気絶。

「気絶」というのは医学用語ではない。対応するのは「失神」。意識がなくなるのだが、通常は数分で意識は回復する。まあ大抵の場合は大したものではないと考えられる。しかし意識が無くなるというのは異常な事態である。私の父も姉も意識が無くなり病院に救…