F-nameのブログ

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2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大雨。

昨日から日本列島では大雨が続いている。このentryは今日の朝に書いているが、NHK第一ラジオをradikoで聞いていると大雨に対する日本中の警戒情報が頻繁に報じられている。昨年の春からコロナ禍が続いているが、これに加えて水害の可能性が出ている。私の居…

ヤマトタケルの物語(『古事記』と『万葉集』第6回)

ヤマトタケルの美少女ぶりを今までは怪訝に思っていたけれど、高貴な方だと考えれば辻褄が合うかもしれない。ただ、私はクマソタケルの兄弟の宴会にも行ってみたいとも思う。 多田一臣。高山久美子。ヤマトタケル。もちろん、実在の人物ではない。伝承の中で…

高揚。

高揚するものとして私が真っ先に連想したのは、ナショナリズムnationalismである。約語としては色々と訳されている。国家を第一に意識する政治思想と大まかには言えると思う(ただこの定義も国家の定義が問題になる)。今の日本でnationalismと最も密接に繋…

「日高線」の大半の廃止について。

今日2021年5月20日の日本経済新聞の2面には「苦境の鉄道」という連載の最後の回として各地の鉄道の廃線について取り上げられている。その記事の中に、鵡川と様似の間の日高本線の大半が今年4月に廃止になったことが取り上げられている。15年に高波による被害…

特別支援学級における教育の現状と課題(特別支援教育基礎論第6回)

地域のネットワークが形成されづらいのは分かるような気がする。資源動員も重要な課題かもしれない。 安藤隆男。特別支援学級。教育の現状と課題。成立までの系譜。定義と制度。児童生徒の実態と教育課程の変遷。教育の課題。特別支援学級の担任教員の職務と…

昇格。

日本の大抵の企業では新卒一括採用が実施されていて、多くの人間を新人として迎え長期的に雇用する。そして段々と賃金を増やして昇格もさせる。そのような人事制度だと、一定の職階まで(例えば課長まで)殆どの社員を昇格させる。安定して働けるようにする…

土佐の銘菓「土佐日記」。

姉が亡くなった肉親に銘菓をお供えした。2週間経過したのでそろそろ良いだろうと思い自分で食べることにする。高知の銘菓「土佐日記」である(姉の配偶者の実家が高知であるからであろう)。外観はこんな感じ。 裏の表示。色々と成分が書かれている。 包装を…

地球温暖化と全地球的気候変動(現代を生きるための化学第3回)

スペクトルの話は分からないながらも面白そう。地球温暖化が問題なのだから不謹慎だろうか。 橋本健朗。池田亜希子。地球温暖化と全世界的気候変動。温暖化の概要。温室効果ガスの科学。気候変動。地球温暖化の概要。口絵のカラーの図。79年から16年までに気…

粋。

「国粋」というのは、その国家や国民に固有な長所や美点という意味であり、これに「主義」とつけた「国粋主義」というのは、「自国の国民的特殊性を最も優秀なものと信じて、排他的にそれを維持発展させるように行動する主義」となる。以上は新明解国語辞典…

京都タワー大浴場が6月末で営業終了か。

Webメディアのねとらぼで、京都タワー大浴場が6月末で営業を終了することが報じられた。コロナ禍で利用者が減っていたのが理由だそうだ。公式のホームページには書かれてないけど、本当だとしたら残念。 京都タワー大浴場の公式ページ。 大浴場|京都タワー…

グローバル化と都市の変容(グローバル化と私たちの社会第3回)

東京至上主義というのは改める時に来ているのではないか。だったら大阪に集中しろ、というのでは当然無い。 北川由紀彦。都市社会学の議論を。都市という言葉を二分法におけるものではなく。都市化が進んだ社会、村落に近いものも含めて。グローバル化は国を…

上品。

最近になり日蓮正宗の人間から電話がかかってきた。昨年の夏に亡くなった肉親と話をしたかったらしい。頭の中で危険アラームが鳴ったので、「かけてこないで欲しい、これ以上つきまとうなら警察に話す」と伝え、相手が狼狽えたのを確認して電話を切る。お世…

梅雨入りとYahoo!の天気アプリ。

昨日に近畿地方は梅雨入りをした。観測史上もっとも早い。 Yahoo!の天気アプリを見ても雨マークが多い。朝に書いているが終日にわたり雨。 明日はともかく土曜日まで雨の予報。 Yahoo!の天気アプリでの雨雲レーダー。 雨が降り始めます、とか表示が出て来る…

都市社会の構造的分化(グローバル化と私たちの社会第2回)

世界の構造の中でどう生きるかを考えて地域社会を構築する必要がある。 森岡清志。社会構造の分化、複雑になるのが社会分化。無秩序な変化ではなく基本的な方向性を持つ。垂直方向の分化と水平方向の分化。格差の拡大と異質性の拡大。相互に影響し合う。グロ…

選挙。

或る役職に就く人間を、複数人から一定のルールで選出すること。予め希望者を募るのが殆どだが、大学の学長を選出するのに先に誰が相応しいか投票をして選出した上で打診することもある(立命館アジア太平洋大学の出口治明学長は複数人に絞られた後で知らさ…

68年に発生した十勝沖地震。

昭和43年(西暦1968年で私の産まれた年)の今日5月16日に、俗に言う十勝沖地震が起こり52人が死亡した。下の頁には当時の新聞記事も見ることが出来る。 十勝沖地震(1968年5月16日) | 災害カレンダー - Yahoo!天気・災害 Wikipediaで調べたら(末尾にリン…

グローバル化とは何か ~学融合の試み~(グローバル化と私たちの社会第1回)

日経新聞を毎日読むというのはコツとして汎用性があるかもしれない。奇を衒うなら外国のメディアも読めば良いかも。 坂井素思。原田順子。北川由紀彦。齋藤正章。高橋和夫。グローバル化とは何か。学問の融合。4名の先生。髙木保興。途上国の開発。高橋和夫…

取り乱すこと。

2年前の2月にも同じ題名のentryを私は書いている。 上に述べた親しい人と言うか、私の肉親を昨夏に亡くした。当時はICUに入っていたので覚悟はしていた。たまたま外出していたので姉からのLINEで連絡を受けて病院に。死に目には会えなかったが、姉と甥が立ち…

我が家への政治家の訪問。

昨日に或る政治家が我が家を訪ねてこられた。私は自宅に居なかったのだが、名刺に挨拶文が書かれていて、更に活動報告が郵便ポストに投函されていた(まあ秘書が代行するというのも考えづらい)。わざわざ来なくても良いのに、というのが率直な印象である。…

神々の世界(2)(『古事記』と『万葉集』第3回)

随分面白そうな話だなと思う。ストーリーテラーというか。 多田一臣。高山久美子。前回の続き。最後でスサノヲが高天原から追放。スサノヲ。本来は根の国に。何故か地上世界に。出雲の国の日野川の上流の鳥上滝。出雲の国を舞台とする話が続く。出雲神話。古…

敬意。

仕事をしながら肉親の介護をしていたことがある。仕事に行っている昼間は訪問介護のサービスを利用して、その時間以外はオムツを替えるなどの世話をしていた。しかし睡眠中も含め絶えず気を配っていなければならないので休む暇もないような感覚である。仕事…

「越前たけふ駅」に名称が決定した件。

金沢まで開通している北陸新幹線が、3年後の2024年に福井県の敦賀駅まで延長することになっている。その際に福井駅と敦賀駅の間に駅を置く。名称は「南越駅(仮称)」とされていたが、昨日に正式に「越前たけふ駅」と名称が決定された。早速Wikipediaでも反…

神々の世界(1)(『古事記』と『万葉集』第2回)

古事記の解読にも様々な説があって面白いと思う。まあ歴史の解読もいい加減で良いのかなとも感じるけれど。 多田一臣。古事記。本文を。高天原の世界。世界の誕生と生成した神々。イザナキイザナミによる国産み。古事記は上中下。天地の始まりから神武天皇。…

厚かましさ。

昔は一般的に中年の女性は厚かましいものとカテゴライズされていた(ただし「中年」の範囲は曖昧だし最近はLGBTQも認知されているので男女の二分法も曖昧である)。私が子供の時代には、創価学会の婦人部の方がよく我が家を訪ねてこられた。名目上は私も含め…

49年前の今日に起こった千日デパート火災について。

1972年の今日5月13日の晩に、大阪のミナミにある千日デパートで火災が発生して118人の死者と81人の負傷者が出た。戦後の火災として最大規模のものである(地震に伴うものは含まれないだろうけど)。前世紀末から今世紀の初めにかけて、私は警備員をしていて…

免疫学総論(感染症と生体防御第2回)

自己と他者の区別は謎が多いかもしれないと感じる。 北村聖。免疫学総論。生体防御の役割。感染防御を学ぶ。免疫とは何か。科学的な意味での。抗原抗体反応。相互作用。免疫担当細胞。非常に多くの種類が。名称の理解を。人体が自分と他者を区別するメカニズ…

戦慄。

今月11日に警視庁はTVで放映された女性アスリートの画像を無断でアダルトサイトに公開したとして或る京都府の男性を逮捕したと報道がされた。テレビ局の著作権を侵害した疑いが逮捕理由である。女性スポーツ選手の性的な画像を拡散することはInternetで頻繁…

中国の国勢調査と人口減少社会。

昨日の日経新聞の1面に、中華人民共和国の国勢調査の結果が報じられている。香港、マカオ、台湾を除く(そりゃあ台湾は実効支配をしていないから)総人口は14億1177万人。総人口は増えているが増加率は減っている(過去10年の平均で0.53%)。高齢者が10年で…

戦前の特殊教育の成立と展開(特別支援教育基礎論第2回)

時代の制約という言葉が重くのしかかる。 岡典子。戦前の特殊教育の成立と展開。障害のある子どもの教育制度の昔のもの。発展を支えた人々。日本の特殊教育の歴史。明治維新から第2次世界大戦まで。3つに分けて。明治初期から前半。障害のある子供への重要性…

努力。

「努力義務」なるものが法律の中には定められていることがある。「〇〇するよう務めなければならない」等と条文の中に書かれている類のものである。義務であることに変わりはないのだが、義務を果たさなくても罰則や賠償などの法的な制裁を受けない。あくま…