F-nameのブログ

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LANの設計:メモ

ネットワークを構築する際の問題。差し当たりはLANの設計。一から作ることを考えてみる。現在、エンタープライズのネットワークではVLANが使われていることが多い(使わないにしても関連する設定は必要)が、考察は後に回したい。スイッチやルータも高価だけれど、費用の問題も無いものとする。

論理的に繋がっているのにネットワークが輻輳する原因は、コリジョンやブロードキャストが多数発生するのが主な原因とされる。なのでコリジョンドメインやブロードキャストドメインを極力分割することが必要。
まずはコリジョンドメインの分割。単純なネットワークではハブやリピータを用いることもあるだろうけれど、コリジョンはそのまま通ってしまう。現在主流なのはスイッチやブリッジで各PCを繋げる手法だろう。エラーメッセージが届く範囲がスイッチ毎に限定されるので、ネットワークへの影響を抑え、トラブルシューティングも行いやすくなる。
LANを幾つも繋げるようなネットワークになると、ブロードキャストの管理も必要。スイッチはブロードキャストを阻止出来ない(アドレスが正しい通信なので)。ルータが1個だと、ブロードキャストの嵐がネットワーク全体を覆うこともある。外に出て行くルータとは別に、幾つかルータを置いてブロードキャストドメインを分割した方が、データは円滑に流れる。