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今回の選挙におけるミクロとマクロ

大阪10区は全国でも屈指の激戦区であるようだ。党首クラスの大物が続々と応援で高槻島本を訪れる状況である。明日は橋下氏が来られるという。誰が当選するのか、蓋を開けてみなければ分からない状態だ。

ミクロ面で激戦なのに対し、マクロの観点からすると、既に勝負あったかのような情勢だ。何しろ、小選挙区において議員定数の過半の立候補者を揃えているのは自民と共産しかないし、自民公明の与党勢力議席の過半を占めるのはほぼ決まりな模様。民主維新は党単独では過半の候補者を立てられず、政権選択の観点からすると、不戦敗に限りなく近い。

ミクロとマクロでこれほど乖離のみられる選挙も近年では珍しい。55年体制のように、このまま自民と公明の長期政権が続いていくのだろうか。