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子どもの貧困化と家族(リスク社会のライフデザイン第12回)

子供の貧困は最近になって知られるようになってきたが、予算的にはあまり措置が進んでいないように思える。高齢者層に偏重しているのは憂慮される。人口のボリュームがあり、選挙権があるせい?

 

子供の貧困と社会的排除。先進国でも社会的格差が。貧困は社会的networkを無くす問題が。多次元の領域。社会の周辺に追いやられる。社会的包摂。搾取による労働者階級の形成。労働者内部での分裂。正規と非正規。
子供の貧困化。子供の貧困率は増加傾向。可処分所得の中位数の半分以下。日本は14%。低くはない。背景。高度成長で貧困が一掃されたと言われる。貧しい人が減少。80年台にはいると貧困の増加。グローバル化で競争の激化。失業や非正規労働。労働市場の不安定化。社会モデルの弱体化。生活保持を自己責任とする、新自由主義。家族の多様化。稼ぎ手のいない世帯の増加。近代家族の標準の家族モデルでは無くなってきた。2009年の段階で、6人に1人が貧困層。大幅な賃金低下。子育て世帯の保護の低下。子供の貧困化。家族の変容と密接。雇用状態の悪化のため。離婚率の高い先進国は貧困化の増加。離婚と貧困化が繋がっている訳ではない。公的支援の重要性。所得補償と生活水準の支援。20年度版の母子世帯白書。多くは低所得。確実に貧困化が進んでいる。8割強は働いている。就労率が高い。働く女性の賃金水準が低い。父親の養育費の負担をしていない。子供貧困は他の世帯でも。低所得者の増加。2人親世帯でも貧困に。非正規雇用が多いので貧困から抜け出せない。
学校から社会へと向かう若者にも貧困化が。貧困層で孤立。居場所の必要性。通信制高校、1人で勉強するのが大変。学ぶのも誰かに助けて欲しい。色々な層の交流。ほぼ全員が不登校、高校中退。家族の脆弱化。一人親世帯が殆ど。日本の一人親世帯。女性が労働市場から排除されている、差別。賃金の安さ。正規雇用が不可能。リーマン以降の経済状況。社会情勢が変わってきているけれど、家族構造は変わってない。若い世代。社会的排除を受けた?自分自身も成り得る。日本社会の信頼度。他者への信頼感、ともに薄い。若者コミュニティには広がりがない。学習教室、安心できる場を作る。低学力。議論できる場を。授業中辛い。communication能力が来ることで発達する。学力向上はこれからの課題。貧困や社会的排除はお金や物が無いという問題だけではない。社会的孤立の問題。生育歴の中で語彙力が少ない、言葉を持っていない。家庭の基盤が弱い。表現が直接的に。親の養育から。日常生活のルーティンを。生活保護世帯。学歴の60%が中卒か高校中退。60%が病気を抱えている。制度的にsupportできる体制を作らないと解決しない。
子供の貧困を知らない人も少なくない。イギリス。不利の再生産。貧困の世代間連鎖。給付制度の強化。最低賃金の向上。産業構造の高度化。社会の底辺に沈殿してゆく。日本でも貧困の世代間連鎖が。
社会的にコストとなる。世代的継承を断つ必要。

 

リスク社会のライフデザイン―変わりゆく家族をみすえて (放送大学教材)

リスク社会のライフデザイン―変わりゆく家族をみすえて (放送大学教材)