F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

名作をどう読むか(日本文学の名作を読む第1回)

原文の朗読は良かったと思う。えらそうだけど、とても先生のお声が良い。

 

枕草子。
作品の制作と名作の誕生。古典、人々に長く語り継がれてきたもの。文化的淘汰。散文と韻文。散文作品の場合は誕生と流布に時間がある。時間性。新しいジャンルを築いたもの。
枕草子の成立と同時代。清少納言。和歌と物語への道は無かった。中宮定子。真っ白な紙に書くことが生きる喜び。紙だけでなく筆も。
枕草子における名作への道。徒然草以降。江戸時代に読まれるようになってから。研究がスタートすることが条件。人々の文学観。伴蒿蹊。本文の異同。
樋口一葉。和文。大和言葉。徒然草の冒頭を書き換えたり、源氏物語を踏まえている。磨きをかける一例。繋がりを生み出すのが名作。与謝野晶子。
日本文学における散文というジャンル。平安時代は和歌と物語の時代。武士と僧侶。江戸時代になるとGenreも様々に。知識人が担うのが日本文学。名作を読んでみること。自分の文学観を持つ。

 

日本文学の名作を読む (放送大学教材)

日本文学の名作を読む (放送大学教材)

 

 放送大学の書きなぐりのまとめページは、https://blog.kaname-fujita.work/openuniversity