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統合失調症(1)(精神医学特論第2回)

被害妄想は若い頃にあったような気がする。最近は殆ど無いけれど。

 

通常の経験からかけ離れている。症状がただならぬもの。以前は精神分裂病と呼ばれた。昔より軽くなっている?決して油断できない。
思春期青年期に起こりやすい。幻覚や妄想。幻聴、被害妄想。陽性症状。陰性症状。進行性の病気。抗精神病薬で治療できるようにはなって、予後が改善。0.7から0.8%、世界で共通。誰でもかかる可能性がある。患者の内20万人前後が統合失調症、またはその関連症状。男女差は殆ど無い。
歴史。クレペリンが提唱。身体主義。幾つかの病気が進行性。最終的にはよく似た症状になる。同じ病気では?早発性痴呆。当初から批判。ブロイラー。分裂、防衛メカニズムとしての。本人家族には受け入れがたく、社会的にも受容されない。
患者さんの実際例。Aさん。監視されている?眠れない。症状過程は多種多様。
症状や経過。陽性症状と陰性症状。陽性症状。風変わりな精神活動。幻覚や妄想。幻聴。幻視は珍しい。被害妄想が殆ど。様々な迫害的な。陰性症状。当たり前に出来るものが出来ない。無気力なもので、鬱病のように葛藤は無い。動機づけ自体が無い。症状の現れ方。前駆期。前触れの時期。非特異的な症状。数週間から数ヶ月が一般的。急性期。はっきりした陽性症状。特異的な症状。切迫した不安。妄想気分。周りからみると奇妙なのに、自身はそう思えない。あくまで実在する声。幻覚だという自覚が持てない。病気だと思わないから医師に行こうとは思わない。病識が無い。監視されている?自分の安全が根本から崩れている。早期発見早期治療。慢性期。薬の効きが悪い、など。再発しやすい。治まっていた病気が再燃する。経過は様々。再燃の前に機能水準が完全には戻らないことが多い。再燃を予防することが大きな問題。急性期以降抑うつ的になることも。精神病後抑圧。言葉の問題。寛解状態。完全寛解。部分寛解。
統合失調症と年齢の関係。初発が遅い年齢ほど症状が軽い傾向がある。特有の困難。症状と戦いながら生活することで精一杯。早期に適切な医療に繋げる。若者としての人生の課題を遂行できるように。DSM-5。A項目。まとまりのない会話。連合弛緩。支離滅裂。統合失調症に特異的ではない。シュナイダー。一級症状。対話形式の幻聴。第三者同士が噂話をしている。慎重な診断を。
どういうタイプのものがある?早発性痴呆。下位分類に。それぞれの特徴を。妄想型。思春期型。緊張型。訳が分からないような興奮状態。緊張病症候群。予後は良い。どの国でも田園地帯に多い。脳の機能変調疾患。生物学的基礎。時代により症状は異なる。テレビやInternet。不思議な敏感さ。DSM-5からは下位分類を止める。しかし広がりがよく理解できる。

 

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

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