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食べものをとる(総合人類学としてのヒト学第4回)

平等主義を貫くというのも難儀なものだなあと思う。

 

ヒト。ホモ・サピエンス。20万年前に登場。猿人。ホモ属。直立二足歩行と大きな脳。何故に直立二足歩行?サバンナ説。木から降りてサバンナに進出。果実食仮説。運搬説。何故大きな脳が?狩猟仮説。草食動物を狙って。狩猟道具を。手先が器用になる。最古の石器。250万年前。大きな脳の為に肉食が必要。獲物の肉を拾って?サバンナの地下。道具を使わなければ。自分の手の延長。運搬具。ヒトの赤ん坊は握力が無い。技術の伝達。脱アフリカ。文化を生存可能なように。
狩猟採集。サン、ブッシュマン。言語集団は様々。カラハリ砂漠。農業は難しい。地表の水は殆ど無い。頻繁な移動。離合集散。父方居住バンドモデル。男同士の親密さや暴力性。男性による政治。性により活動領域が異なる。現在は否定されている。人類はほとんどテリトリーを持たない?洞察力と想像力。獲物の発見や追跡。採集。徹底的に分配。第一次分配、第二次分配、第三次分配。全体への分かち合い。体験をも分かち合う。歌など。共有は社会の核。平等主義。道具は最小限。貧富の差は殆ど無い。ハンターは獲物が取れても、わざとしょんぼりした素振りを。人間は独り占めしないもの。妬まれるのを非常に恐れる。
1万年前に農耕牧畜の前には、狩猟採集のみ。今日の狩猟採集民は現代人として生活している。多様な環境。

 

総合人類学としてのヒト学 (放送大学教材)

総合人類学としてのヒト学 (放送大学教材)