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「三博士」の贈り物(国際理解のために第6回)

マルクス主義の理論にもゾロアスター教の影響があるとは思わなかった。

 

イエスが産まれた時の東方の三博士。プレゼントを。マタイ伝。贈り物の意味は?ユダヤ教キリスト教イスラム教の中心に繋がる。ゾロアスター教が仏教にも影響?
三博士の贈り物。三博士は?三賢人。三人の王様。マギー。Magi。ゾロアスター教のお坊さんのこと。ちょっとした唐突感。オー・ヘンリー。賢者の贈り物。金時計の鎖と髪飾り。一番大切なものをプレゼントする。ペルシャ語ではマグ。古代のペルシャは大帝国。広く信じられていたのはゾロアスター教。特別な能力。星が読める。プレゼント。黄金。乳香。今でも用いられている。木の樹脂。アラブ諸国ではパーティーで乳香を炊く。洋服に染み込ませたりもする。中東は香りの文化。日本での香道。当時は乳香は高価なものだった?本当のプレゼントは?ゾロアスター教。二元論。光と闇。正義と邪なもの。神の道か悪魔の道か。歴史には終りがある、終末論。歴史の終わりには正しい行いを積み重ねた者には救いが、救済論。世の終わりに救い主が。メシア、メサイア、マフディー。ゾロアスター教にはサオシュヤント。色んな考え方を取り込んでいる。天国のことをパラダイスという、ギリシア語から。ペルシャ語から。ペルシア人の発明?聖書のストーリーは独特でもない。ノアの箱舟。洪水を起こして人間を滅ぼす。ノアと一つがいの動物だけは大きな船を作って助かる。メソポタミア地域でも洪水伝説は沢山ある。神話や伝説を取り込んで大きくなる。モーゼという預言者。ユダヤ人だったが流される。エジプトの王子として育つ。やがてユダヤ人ということを知る。捨て子にされたあとに本物の階層を知る、サルゴン大王。他の例も沢山ある。貧しいところから出てきて天下を取る、本来の王族の地位を取り戻しただけ、権力の正当化、捨て子伝説。二元論終末論救済論の発想、マルクス主義者の理論も。資本を持つ人と持たない人の階級対立。プロレタリアートが革命。搾取なき理想社会。マルクスは代々ユダヤ教の一族、三本柱が無いとしっくりこない?
イラクはアラブ人の国だが、イスラエル建国以前はユダヤ人も大勢いた。ゾロアスター教。東に来て仏教にも影響?7世紀に玄奘、インドに仏典を求めて大旅行を。大唐西域記。三蔵法師悟空。仏教はインドから中央アジアを経由して中国へ。玄奘も中央アジアを。アフガニスタンやウズベキスタンなど。中央アジアでの仏教の繁栄。ゾロアスター教もあったことが。アフガニスタンが現在ではイスラム教。01年に支配していたタリバン。ウズベキスタンでは大規模な仏教遺跡。ゾロアスター教は火を拝む。西周は拝火教。ゾロアスター教から仏教に改宗すると今度は仏を拝む。仏様の背中に炎のレリーフを。火焔仏。煩悩を焼き尽くす?ゾロアスター教の火のこと?2つの信仰。融合させてしまう。シンクレティズム。アイルランド。丸と十字架が合わさっている。元々は太陽信仰。宗教が広がる時は、それまで受け入れられてきたものを取り込む。サンタクロース。キリスト教の一部だけど、北ヨーロッパの習慣を取り込む。周りの宗教から色んなものを取り込んで拡大していく。歴史と宗教への新しい知的な驚き。

 

国際理解のために (放送大学教材)

国際理解のために (放送大学教材)

 

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