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「他者の言葉」で書く(日本語アカデミックライティング第7回)

一口に引用と言っても色々と工夫しなければと感じる。

 

他者。他の人を意識。どのように情報を?ブラウジング。芋づる式。最後に全部確かめる。引用。自分の文章で活かす。模倣?剽窃?独りよがりは良くない。引用とはどういうことか?直接か間接か?引用は何故必要か?感想文に終わらない。他者の言葉を自分の言葉と組み合わせる。融合。自分の言葉で書いてはいけない?世界は頭の中よりも広い。盗用と引用とはどこで線を引くのか?了承を得て、注意書きを。一々原著者の許可を得る?分野により異なる。
引用とは何か?他者の言葉を利用して自分を高める。ケインズ。26年、自由放任の終焉。市場経済に加え政府の行動も。政府の為すべきことと為すべからざること。ベンサムの引用。アジェンダ。一人だけではなく皆が認めているのを明らかに。直接引用や間接引用。カギカッコで。解釈として。意味を汲み取る。一字一句。要約をしたり解釈をしたりして。膨らんでいく。膨らまれた他者の言葉と自分の言葉とは区別がつかなくなる?模倣の部分に自分のオリジナリティがある?
引用は自分の言葉を豊かに。引用の必要性。表現が多様になる。自分の知識に終わらない。複数の知識が一つに。先行研究。多彩な論文を自分の文脈に溶け込ませる。先行研究はただの紹介ではない。きちんと使ってレビューする。自分の方法論やテーマが必要である、と出来るのがベスト。ベンサムは完全な自由主義だけど、自分の方に反対論を引き寄せる。他者の言葉。表現力が増す。自分がどこに位置づけられるのか。自分が本当のことを言っているのを相手に伝える。信用性。客観性とは?演繹的な。皆認めているという帰納的な。自分が今言おうとしていることは?一から全部これは私の考え?荒唐無稽に思われる。ここまでのことは既に言われている、更に一歩を付け加えたい。手前のところまでは読者の了承を取る。ユニバーサルな文脈で。他者の引用に引きずられてしまうこともある。ミイラ取りがミイラになる。ショーペンハウエル。オリジナリティ。陳腐になってしまう。引用があまりに多過ぎると何が大事で何処を拾って欲しいのか分からなくなる。自分の言葉で言い換える。問題は間接引用。自分の意見を解釈としてどこまで言っているのか?学問の言葉は自己言及的なものが遥かに多い。関係性をはっきりさせる。
他者の言葉を使いながら自分の言葉に統合。引用の方法。自分の中で無かった言葉、入ってくるのに時間がかかることも。感動してすぐに引用したくなることも。閉合的方法。欠けていることを他者の言葉で補う。類同的方法。自分と同じことを。連続的方法。連続性が文脈であったり枠組であったり。読書などで他人の枠組が自分の中に入る。出だし。他の人を模倣?目的を書くと読みたくなくなってしまう?経済学史。他の人の言葉を整理する学問。サービスの生産が経済学では?サービス生産史。閉合的方法。アダム・スミス。ものを作らないものは?非生産的。アルフレッド・マーシャル。全ての行動は生産的。あることについてプラス。全体の自分の言葉が豊かに。国富論。労働価値説。ホッブス。富は力なり。異質なものを取り入れる。類同的方法。自分に近い議論を探す。日本の経済はサービス経済的に。第三次産業の中の一部を拡大。注目点をズラす。単調になる?連続的方法。かなり難しい。既に枠組がある。自分の議論に利用。他の人を利用したことを呈示しづらい。ベッカー。論文の技法。論文作成は一つのプロジェクト。自分の言葉は他の人の枠組に入れ込むことで全体像を。他の人のプロジェクトを借りる。引用というよりも、有る流れの中に自分も連なっている、連続性。枠組であっても他の人から借りているというのは意識を。

 

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)

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