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生徒文化と学校空間の変容(教育文化の社会学第7回)

自分の高校生活はどんなものだったのかなあと思う。

 

学校生活。課外活動などのインフォーマルな機会。グループの形成。世界青年意識調査。友達との友情、60%以上。友達との関係。生徒文化。生徒サブカルチャー。インフォーマルに出来ている。様々なタイプ。学校に適応。優等生グループ。真面目グループ。反学校文化。外の生活に。非学校生徒文化。男子と女子とが別、ジェンダーサブカルチャー。アイデンティティの一部分に。出身階層により異なることも。欧米の階層社会。労働者階級がどのような意味を持つか。高校生の文化。
高校生文化。様々なタイプ。旧制高校、教養主義文化。高校進学率が高くなる。一括りには出来ない。90%を越える。進学校。進学志向の強い。勉強や読書、趣味。規範的文化と離れながらも対立しない、連続的、補完的。外への遊び、逸脱的。生徒サブカルチャー。自律的な文化というよりも、選抜に伴う文脈効果。学校タイプ。学校の格差構造を固定。70年代後半から。反学校文化の顕在化。ユニバーサル化。大学への進学率も向上。不本意就学などの学校問題。教師への批判的反抗的行動。逸脱、落ちこぼれ、問題から、対抗文化。反学校文化。イギリスの公立高校。反抗的な態度がどのような意味を持つか?労働者階級。何故?内面に即して。単に学業が出来ない為でなく、中産階級的なものを拒否。生きている意味を見出そうとする自律的な。階級構造の維持に。階層文化と生徒文化の類似点や機能。日本では反学校的な生徒文化への関心。不登校や中退が社会問題に。適応するのが正しいというのに疑問を。反学校的な気分。尾崎豊の卒業。この支配からの卒業。歌詞に共感。規則や規範の意味が納得出来なくなる。学校神話。それに基づく権威が揺らぎ始める。学校に積極的に反抗。反発と同時に学校への拘り。学校に反発することで自分のアイデンティティを。落ちこぼれの文化。学校に強い強制力があるという前提。
90年代から学校に適応しながら多様な。ジェンダーサブカルチャーが顕在化。男子が前提だった。男子の文化。女子のサブカルチャー。外から見えやすいものではないが、学校文化と必ずしも同じではないが。女子のサブカルチャーの特徴は?女子生徒サブカルチャー。女子校での生活や文化。タフになる傾向。男子の目を意識しない。のびのびと過ごす。自由な批判精神や個性。女の敵は女ではない。同性に憧れを。レディーガガ。女性の目を意識。戦前の女学校文化から。20年代から30年代、女学校への進学率が高くなる。独特の女学校言葉。女学生同士の絆と女学生文化。隠語。先生や生徒への。外部との距離を作り内部集団の結束を確認。学校文化と必ずしも一致する訳ではない。良妻賢母と独自の位置づけ。現代。更に多様化。制服の着用の仕方。70年までは画一的、管理の象徴。高校紛争では制服廃止が。80年代後半から、制服はファッションとして楽しむものに。87年頃から、着こなしやバリエーションが豊富に。ギリギリのところで工夫を。ミニスカートにルーズソックス。細部に至るまで。多様な選択肢を。自分達のスタイルとしてアイデンティティを。学校制服というイメージでなく自分達の演出。反抗ではなく個性を示す。90年代。幾つかの生徒サブカルチャー。制服の着方。グループごとに異なる。女性性やセクシャリティに対する態度。学校外での行動範囲。自分達の存在をアピール。ジェンダーサブカルチャーも多様。
生徒サブカルチャーは必ずしも学校文化と連続対立するのではない。90年代以降、学校へのこだわりが薄れつつある。79年から97年の高校生活を時系列で。学校に溶け込めない生徒は徐々に減っている。教師の側も生徒の活動を厳しくcontrolするのが減っている。様々な生徒を許容。生徒への制約を避けて、コンサマトリーな場に。権威と存立基盤を維持することから、生徒が自分の事情に合わせて住み分けるという環境。学校空間の意味の変化。生徒の多様化を許容。新たな文化。意味を曖昧にし拡散させることにも繋がる。90年代以降。80年代以降に出てきた一連の教育改革。学校空間の意味を生徒の選択と自由を拡張、多様な意味付けを。生徒の主体性を重視。現実には学校が明確な位置づけを持たない、ということに。明確な生徒とそれ以外の生徒に。消費社会化とメディアの拡大。消費者が機能より記号の差異を。車の購入、ツーリングワゴン。機能としては必要ないが、イメージを。ものそのものよりもイメージや私らしさ。記号の消費。なりたい自分を演出。支えてきた価値観が崩れる。学校は準備の期間。近代学校。近代的意識が後退。なりたい私を。現在志向。将来未来という自分軸に位置づけるのではなく、現在どうするか?消費社会とメディアの拡大。コンサマトリーな思考。学校が公共的な場から市場的な場へ。顧客サービス化。親や生徒たちはより良いサービスを求め選択する。どのような教育を与えるか?ポジティブな側面とネガティブな。主体性を重視。格差の拡大。教育の市場化。学校間の格差。家庭の経済的社会的背景により異なる。情報の有無。選択肢が大きく成約される。家庭の文化資本。

 

教育文化の社会学 (放送大学大学院教材)

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