F-nameのブログ

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豪勢な。

私にとっては、所謂バブル景気期の後半。前期については、大学受験の為に勉強をしていた?ので、あまり恩恵を受けなかったけれど、大学生の時は、ささやかながらも結構豪勢だった。自宅の近所で家庭教師をして稼ぐことが出来、京都界隈で遊んだり、書籍をまとめ買いしたりした。身に付いているかと言えば怪しいけれど。就職活動の時期は株価が下がっていたけれど、またすぐに上がるという楽観主義が日本社会を覆っていた。私はそもそも民間志望ではなかったけれど、幾つかの企業から連絡があり、食事を奢ってもらい色々と話をした。4回生の6月には、某四大証券の支店に招かれ、内定を打診された。如何にもバブル期らしいエピソード。断ったけれど。

バブル期に良い目をした人は多い、というか殆どだと思う。けれど、再び同じように良いことが起こると考えている人は多いのでは。残念ながら、それは幻想。そもそもバブル期が歴史上でも特異な時代なのだから。