F-nameのブログ

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恩寵

神の恩寵という言い方をキリスト教ではする。まあ何億個もの精子から選ばれて生命に結びつくし、胎児期から今に至るまで生きてこられたのだから、神の恩寵に恵まれたと感じることは当然かもしれない。確率論的にも奇跡とも考察出来るし。ただ、生きている以上は、人は苦難に陥ることがある。災害などで生命を奪われることもある。そういう時にも神の恩寵だと強弁する人達がいる。乗り越えられない苦難は神様は与えない、などと。だけどそういう論理を納得出来る人は通常居ない。時間が経過して納得したように思うかもしれないが、単に慣れというか、麻痺しただけのように思われる。まあ、このように考えている私は、神とは縁遠い存在だろう。ううみゅ。