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思春期・青年期の精神障害(精神医学特論第10回)

思春期は不安定なものだと自分の経験から思う。

 

思春期青年期の重要性。中学高校大学。大きな変化。身体が大人として完成。性ホルモンの分泌。第二次性徴。自我の確立。内省も。アイデンティティの確立。第二の誕生。前半を思春期、後半を青年期と呼ぶことも。身体的な変化を思春期、精神的な変化を青年期と呼ぶことも。かかる病気のパターンも大人に。統合失調症や双極性障害、うつ病など。児童期は言語でなく身体化に。カウンセリングの限界。箱庭療法や遊戯療法。思春期青年期では言語的なやりとりが出来る。学業が大きな課題だが、同年代と切磋琢磨。様々な課題。精神症状と戦うことに時間をとられがち。仲間と触れ合い人間的に成長出来るように。非定型的な症状になることが多い。思春期の病的でない状態。本来の人格からか病状なのかが見抜けづらい。
パーソナリティ。生まれつきの感情面と特徴。器質。性格。人格、パーソナリティ。変化成長する可能性。ゆっくりと改善する可能性が。以前は人格障害と言われていたが、道徳的な人柄の核心、少し違う。パーソナリティ障害としか思えないことは否定できない。思春期境界例、青年期境界例。社会病理との関係。境界性パーソナリティ障害と名付けられる。昔。器質体制理論。精神疾患の結果としてパーソナリティの変化が。日常行動の偏り自身が問題。パーソナリティ自体が。クレペリンの性格異常。平均から逸脱。シュナイダー。精神病質。パーソナリティ障害に引き継がれる。自分が社会が困難、問題だと思っている。異文化と相対する。国や地域によって当たり前は違う。おとなしい日本の女性は皆依存性パーソナリティ障害?パーソナリティ障害。A群。パラノイア。妄想性パーソナリティ障害。統合失調型パーソナリティ障害。性格に近い。B群。周囲が振り回される。反社会性境界性。自己愛性。境界、精神病と神経症の間。変化の激しい。見捨てられ不安。不安定な対人認知。自分のimageが不安定。万能感と深い自己嫌悪の間を揺れ動く。自傷行為も。金銭の浪費など。行動化の特徴。分裂。原始的な防衛機制。外界が良いことと悪いことに裂けてしまっている。統合に受け入れる成長が出来ていない。幼児期の外傷体験?治療契約。C群。本人の不安や恐怖が強い。回避性依存性強迫性。個人と社会の相互作用。診断は慎重に。パーソナリティは固定的ではない。相互関係の中で現れる。治療者のパーソナリティも大きな影響を与える。全体像の理解を。個々のケースがレッテルを貼れるか、では無理。常に孤立した行動の傾向がある人、もともと欲求が乏しいのか、回避性か。シゾイド的な人には干渉しないのが正しい。真の動機を知るのに活かすべき。
摂食障害。心身症の一つの形から、別のものに。神経性無食欲症、神経性大食症。神経性無食欲症。若い女性が殆ど。運動競技のケースが少なくない。ダイエットが止まらなくなるなど。きっかけがない場合も。食事の頑なな拒否、高度の痩せ。自分のボディイメージが歪んている。食欲は抑え込まれている。隠れて食べていることもある。他人の為には積極的に料理することも。内分泌症状も。制限型とむちゃ食い。否認の強さ。3つのない、痩せていない、お腹が減っていない、疲れていない。病像が類似する。強迫傾向も多い。女性の二次性徴を打ち消す、アイデンティティの問題?親子関係はあまり問題でないケースが多い。治療動機を持ちにくい。内科のリエゾン。認知行動療法的。神経性大食症。過食症。むちゃ食い。女性が多い。過食性障害を分けている。本格的な。むちゃ食いが繰り返す。自分でコントロール出来ない。体型などの過度な注目。進んで助けを求めることも。自己嫌悪や罪悪感。不安耐性の低さ。ストレスの解消法が確立されていないことも。

 

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

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