F-nameのブログ

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恥。

「恥の多い生涯を送ってきました。」と太宰治は書いた。書いた時点で作家といて生きていられるとは考えていなかったのだろうか。この文章に限らず、太宰治にはネガティブnegativeな印象しか抱けず、「走れメロス」以外の作品には触れていない。しかし、長らく生きた人生の現実に照らすと、ネガティブに捉えた方が、真実を言い当てるのには適当なのではないかとも思う。太宰の作品を紐解こうかとも感じる。まあ、それ以前に母校の大先輩たる川端康成の作品も読んでいないのは論外かもだけど。いつまでも縋っているのは如何なのだろうかとも感じるのは、同窓会の役員として問題ありだが。