F-nameのブログ

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不死の。

死ねば私の周辺の世界は消える。そもそも何も感じない。こう考えると、不死のものは存在しないという結論が導かれる。まあ現実には自分が亡くなった後のことも考えなければならない。人間の営みは、死後にも不死の存在があると意識し、それを形成するものなのかもしれない。人が亡くなると、残された者は墳墓などを作って偲ぶ。それは古くからの人間の本能なのだろう。ある意味では文明の始まりと言えるかも。亡き人を弔うことが無くなってきたら、今の文明は危ういというしるしではないか。