F-nameのブログ

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借金大王。

ううみゅ、ウルフルズ。ところで、現代ほど多くの人間が膨大な額の借金を抱えている時代はないであろう。

住宅ローンが身近になったのは、国の住宅政策の影響。持家を勧奨するようになり、金融機関もそれにのった。基本的に定期的収入があるサラリーマン対象で、終身雇用もあって貸し倒れを少なくできる。更には生命保険をかけることで。急に逝去するというリスクを無くすことが出来る。堅実に利益を上げられる。

そしてサラ金も身近になった。大量の宣伝で良いイメージが定着した。利息制限法の規制はあったが、それを死文化するスキームが生まれ活用された。笑いが止まらなかっただろう。そして小口ローンに他の金融機関も参入することに。

かくて借金を抱える人間は多くなったけれど、カタストロフィcatastropheに陥る人間も増加する。対応策として民事再生法が生まれる。現在の収入源は昔ほど安定はしていない。一寸先は闇と言うのは至言だと今更ながら感じる。