F-nameのブログ

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忘恩。

私が何か恩恵を施したから、恩を感じていて見返りをしてくれる筈だ。そう考えるのはやめた方が良いと、カーネギーCarnegieは「道は開ける」で書いている。恩知らずを予期せよ、と。聖書には、イエスキリストに救われながら、全く彼を助けることがなかった人間がやたらと登場する。なのでイエスキリストで無理なことを、凡人が期待すべきではない、ということ。確かに恩に報いることを為している人間は少ないだろう。自分自身のことを顧みると、他人に期待するべきではない。ただ、そこまで達観できるのは、絶望感を味わうことと同じことかもしれない。ううみゅ。