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証券取引の仕組み(証券市場と私たちの経済第6回)

上場会社の資金調達は私の給料に響く。株価が暴落するのも困る。日頃はあまり意識はしないけれど。

 

有価証券は短期資金を長期資金に変換する。重工業は資金を調達出来た。株式が転売しやすいように。互いに取引相手が見つかるようにする。証券会社と証券取引所。価格決定の点でも重要。多くの買い手と売り手を集める。信頼性がある。効率的な資金配分が行われる。
証券取引所の歴史。国債で資金調達。最も販売規模が大きい。多額の資本が必要な事業。株式や債権の発行。転売する人や買う人も増える。証券取引を仲介する者。証券業の誕生。証券業種は注文が届くと他の顧客との間で、しかし見つからない場合には他の会社の顧客との情報交換を。特定の場所を溜まり場として使った、自然発生的に一角に集まり、ルールが形成された。ロンドン証券取引所。コーヒーハウス。立会時間、取引参加者、上場制度。清算と決済。取引ルールと自主規制。証券業者同士、取引コストを下げる。インターネット。コンピュータ上で処理。証券取引所も取引情報の処理システムに。参加は証券会社に限定。一定の制限。決済不履行のトラブルを避ける。個人には資格がない。銀行などにも参加資格はない。委託売買手数料を支払う。昔は割引が禁止されており、独占利益が。しかし完全に自由化される。大幅に割引く。オンライン証券。全ての会社の取引をしている訳ではない。株式会社の9割以上は中小企業、取引の必要もない。財務状態を偽る企業もある。一定の審査を行い株式を選別。上場審査。経営状態が良かったり、流動性があったり、書類に虚偽が無かったり。上場廃止になることも。財務について一定の情報開示を。投資判断の為。そもそも元本保証がないので自己でリスクを負う。3500社あまり。
清算と決済。取引は成立しても、株式と資金の受け渡し。清算。先立って差額計算。精算機関。毎日差額計算を行う。取引の相手方になる。決済不履行も防げる。決済機関に通知される。予め口座に集められている。09年に株券の電子化がなされる。全てコンピュータ上で。資金決済については振替が。コストとリスクを低減。自主規制。インサイダー取引などが行われると信頼性が損なわれる。インサイダー行為、こっそり利益を出す行為。法律で禁止。直接話しを聞いた情報受領者も対象。証券会社が顧客に勧誘を行う時に不正なことがあってはならない。様々な規制。行政機関だけではない。業界団体も自主規制を行っている。証券売買を監視して、売買審査など。証券取引は専門的技術的。精通している機関に実効性がある。刻々と変化するので機動的な対応が必要。効率的で低コスト。予防的な措置がしやすい。ただし仲間内なので、厳しくないのではと批判が。証券取引所の具体的な取引。競争売買、オークション。1つの銘柄について売り手買い手とも多数。多くの投資家から注文が。銘柄ごとに集める。売り手側について安い価格から、買い手について高い価格から。価格優先の原則。時間優先の原則。理論的にも効率性が高い。取引に参加できない人も納得しやすい。ザラ場。取引時間内。前場。後場。寄り付き。板寄せ。価格の形成。具体例はインターネットサイトで。指値注文。成行注文。希望価格で取引出来るが、未成立に終わることがある。必ず成立するが価格は分からない。コンピュータ上では様々なオプションで取引可能。
証券取引を巡る新しい動き。全ての取引が取引所で行われる訳ではない。非上場株式は市場外で。店頭取引。上場株式についても取引所以外で行われることが多くなった。アメリカから。コンピュータシステムが多数ある。市場間競争。情報通信技術の発達。簡単に取引所類似のシステムが出来る。取引コストが大きく低下。PTS。一定のルールの下で。近年拡大。なんだか面倒?無秩序?情報通信技術が進んだので、取引情報を入手するのが可能。物理的場所の分散は問題とならない。コンピュータシステムの進展で証券取引所にも変化。アルゴリズム取引の登場。注文量も格段に増加している。コンピュータへの投資が巨額のものが必要。会費だけでまかなうのは困難。国境をまたいだ合併も。証券取引所が株式会社になり、資金調達を。自ら上場。意思決定も大口の意見を反映させることが出来る。日本取引所グループ。大阪取引所。デリバティブ取引。市場間競争。転売の仲介を行う証券会社。証券業務。ブローカー業務。投資家の注文の仲介。証券取引書に取り次ぐ。顧客から委託売買手数料を受け取る。ディーリング業務。自己資金で取引を。大口取引など。量が足りない。一旦自己資金で買い取ったりする。後で自分で売買する。ディーラー業務を組み込んでいる証券取引所もある。アメリカのNASDAQ。何時でも証券会社が相手先になってくれる。売買差益。アンダーライティング業務。株式などの資金調達を助ける。詳細を決めるのは簡単ではない。証券会社が色々と勘案する。発行された証券を一旦買い取る、確実に資金が入る。引受手数料。セリング業務。投資家に分配。新規に発行された株式など。シンジケート。ブローカー業務とディーリング業務。流通市場での。新たに発行される証券に関する。限定的に手がける証券会社もある。国により仕組みが異なる。インターネット証券。委託売買手数料。90年代前半には収入の半分以上だった。90年代後半に自由化。投資信託の販売手数料などで。インターネット証券。個人顧客からパソコンなどの端末を通じて。人件費が安いので手数料も安い。大手は資産管理型のビジネスを模索。ビジネスモデルの違い。手厚い投資アドバイス。個人向けビジネスは大きく変化。証券販売チャネルの多様化。銀行業務と証券業務の分離。その後規制が緩和。銀行は国債や投資信託の販売も。相互の子会社参入も可能に。互いに取扱業務の融合が進む。一般消費家は混乱する?個人の意識が変わるのは難しい。適切な勧誘規制が必要。

 

証券市場と私たちの経済 (放送大学教材)

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