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社会福祉実践を担う人(社会福祉実践の理論と実際第2回)

私は福祉の専門職ではないけれど、地域の福祉の担い手であるべきだろうし、またなることが出来ると考えるべきなのかもしれない。

 

福祉という言葉からのイメージ。車椅子の方や高齢者。介助や介護、まとめてケアする人。介護や介助は福祉の極一部。介護と看護とは何処が違う?分かってしまうほどどう書いて良いかわからなくなる。100年ほどの歴史はあるが。ケアワーカー。ソーシャルワーカーの取り組みから。しかしどんな仕事なのかは分かりづらい。福祉の専門職としての時代背景。社会的立場。視点の固有性。幾つかの専門資格。ケアマネージメント。介護や介助や保育といったケアワーカーの仕事。高齢者の介護を中心に。専門性の問題。福祉の担い手は他にも居る。対象となる当事者や関係者、地域社会の住民。市民一人一人が担い手とならなければ。ソーシャルワーカーの仕事の重要性も見えてくる。3つくらいの担い手論。
59年の初演、ウエストサイドストーリー。ジェット団。シャーク団。ロミオとジュリエット。大都市に集まった移民の子どもたち。都市の社会問題。ソーシャルワーカーの萌芽。みんな育ちのせい。父ちゃんはみんな飲んだくれ。チンピラになるのは当たり前。専門家の間をたらい回し。社会病。ソーシャルワーカーへ。仕事じゃなくて牢屋が必要。心の底から腐ってる。ソーシャルワーカーも匙を投げる。50年代のアメリカ大都市の非行少年を対象とするソーシャルワーカー。慈悲と慈愛に溢れた者?逃げ出したい問題に対応する。警官裁判官精神科医と同様に分からず屋。生活問題を解決する専門職。本人では回復できない医師のように。反発や反動を招く。個性や感情、他者との関係は様々。共に問題に対応する。日本では社会福祉士。相談助言連絡など。相談援助職。介護福祉士。ケアワーカーとソーシャルワーカーの違い。98年に精神保健福祉士。精神障害者。相談支援。社会福祉士と仕事内容はそう変わらないが。社会福祉士が職域を拡大してきた?しかしあくまで名称独占資格であり、業務独占資格ではない。医師や看護師とは違う。医療行為を独占的に。有資格者でなくても生活相談員などにはなれる。資格は意味がない?知識と技術を持っているということは重要。制度とサービスのコーディネートが出来る。専門職としてのケアマネージャー。ケアマネ。ソーシャルワーカーとの違いは?ケアマネージメント。限られた資源について、地域の中で効率的に分配。介護保険制度により導入。介護支援専門員。サービスは限られている。障害福祉サービスにおいてもケアマネージメントが。ケアマネージャーは最適なプランを作成する。既存のサービスだけでは解決出来ない場合も多々ある。一定の枠組に収まらない場合が多い。ソーシャルワークが求められる。ソーシャルワーカーがケアマネージメントを担う場合もあるが。新しい枠組みを作るという機動力や開発力が必要。
福祉の担い手としての専門職。直接的ケア。比較的最近のイメージ。かつては家庭内の女性で担われていた。シャドーワーク、アンペイドワーク。保育などが家族以外で担われる必要が。経済的負担を皆で負担。社会的に。介護は労働であるという認識、サービスに変換。専門的仕事としての認識。ヘルパーは主婦でも参入できるので担い手が拡大してきた経緯がある。競争原理の導入でサービスの向上をはかる。しかし良い介護とは?著しい偏りがあっては困るから、標準化の方向に。しかし本当に良い介護?ケアされる者は生命と生活全般を委ねる。非対称性を意識化する。羞恥心などを絶えず共有を。排泄行為など日常への介入。身体への侵食は最低限に、機能的に。共感しつつ機械的に。バランスを。ケアは非専門的であろうはずはないけれど。専門的仕事と位置づけられたのは最近のこと。担い手としての市民。私たち自身。個人主義化。ケアをフォーマルな、公的なサービスとして社会化。制度化されたサービスで対応しきれないのを、非公式なサービスでどう対応するか。世帯類型として一番多かったのが単身世帯。30%以上、単身化の加速。単身高齢者の増加。親と既婚者の別居志向。30年間で80歳以上の単身者が10倍以上に増えている。中年男性の単身者。生涯未婚率は男性で23%、女性が14%。夫なき後の女性だけが問題なのではない。子供がいないので生活の困難さが違う。日々の不具合に対して介護サービスを利用するのが負担が大きい。互助の機能の再検討。一億総活躍社会。福祉世界もパラダイムの転換を。あらゆる住民が支え合いながら暮らす地域共生社会を。我が事として主体的に取り組む。地域づくりの支援とサービスへのつなぎを含めた体制づくりを。市民一人一人が支え合いながらインフォーマルなものを繋ぐ。生活上の様々な課題を他人事とはしない。包括的に整える姿勢が。ゴミ屋敷や長期間の引き籠もり、虐待。同じ地域で起こっていることだとしても、我が事として解決する方向への一員として取り組めるか?地域の困りごとのサポートを、と言われても、自分のことで精一杯?市民一人一人が認識するのは簡単ではない。血縁地縁社縁などのネットワークが希薄化している現状。人と人との関係の在り方は変わっていかざるをえない。ソーシャルワーカーの役割はますます重要になる。行き詰まっている個人をサービスに繋げていく。様々な課題を抱えた人を寛容な姿勢で根気よく繋げていくこと。誰もが安心して落ち着いて暮らせるという地域のウェルビーイング。専門職はそのお手伝いを。
社会福祉実践の担い手について。担い手像を明確にするのは難しい課題。する人とされる人、一対一ではない。常に複数形。

 

社会福祉実践の理論と実際 (放送大学教材)

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