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障害者福祉の実践(社会福祉実践の理論と実際第12回)

困ったことは個人の問題に限定されがちだけど、社会の問題に繋げていける知識やノウハウを身に着けたいと思う。

 

精神障害。病気と障害が同時に。病気の症状にも波が。医療保健福祉の連携が大事。どの年代にも居るので。教育機関、就労関連機関も。偏見も根強いので、市民へのアプローチも。民生委員などとも連携を。ソーシャルワークのプロセスを。生活のしづらさ。症状の辛さ。生活が難しく。精神障害の定義も曖昧。統合失調症、精神病質などの精神疾患。病気の人=障害者。生活に制限を受ける人。病者としての、2つの意味が。ずっと課題になっている。社会モデル。障害は社会に。障壁こそが障害。偏見や差別。17年時点で雇用義務の対象者に精神障害者が含まれていない。厳密には対象とされていない。施設に対する住民の反対も。病気を理由に結婚が断られることも。一方の個人モデル。生活障害。生活の仕方のまずさ。内なる偏見。マイナス評価を拭えない。基本的には中途障害。偏見を自分の中にも持っている。人生は終わった?怖い、何をするのか分からない、避けたい、逃げたいもの。一朝一夕で克服できるものではない。自分の中にある偏見とも対峙しなければならない。認知障害。既に持っている情報について新しい情報を。情報収集情報処理。そのプロセスの中での機能。認知機能。膨大な情報を脳で処理。大阪でのアホやな。親愛のメッセージに。悪口と思ったことを頭の中で変換。それが大変。苦手のするところも克服する方法も明らかになっている。特別な障害でなく、同じように生きている者として苦労をともにする。精神障害者じゃなくても同じ。地域社会へのアプローチ。違いを超えて一緒に活動する。まさにパートナー。専門職の活動には限界が。当事者のアイデアが必要。どちらか一方では到達できない。一緒に活動することで。福祉制度が遅れていたり偏見が根強い。個人へのアプローチだけでなく、社会へのアプローチも必要。
創作事例を基に。52歳。高校の時に統合失調症を。飲食店など職を転々と。福祉制度も利用。50歳に母が認知症に。毎日施設にお見舞いに。症状が出て入院。姉たちがアパートを解約して住むところがない。アセスメント。事前評価。クライエントとその環境について情報収集と分析。ソーシャルワーカーにとり要。実践のポイント。他機関から情報される情報など。面談を中心に。サービス主導タイプ。利用できそうなサービスを念頭に置く。情報を集めてサービスを利用できるかが。ニーズ主導タイプ。どんな社会資源があるのか、などを先に考えない。オリジナルのニーズを理解する。どうやって満たすかを考える。時々のニーズに合わせたテーラーメイドのサービスを。質問モデル。ワーカーが専門知識を持って質問し手続。リスクアセスメントにおいて。手続モデル。サービス受給要件についての情報を。チェックリストを埋める。決められた様式に。効果モデル。ご自身の課題のエキスパートとみなす。対処の歴史を重ねてきたから。情報の宝庫。経験知から。情報交換が特徴。何をもって問題解決とするかの、交渉してプロセスを。どれが正しいかというものではない。全てを使いこなせた方が良い。目的に合わせて。緊急ではない。状況が固まっていないし、ニーズも明確でない。ニーズを理解するには?病状。ニーズアセスメントの為には?御本人の希望。出来れば本人から直接。姉や医療機関からも。アセスメント面接で。未来を描いていくプロセスを共同で。ワーカーとクライエント両方が理解を共有して。専門知識と技術を総動員して。経験知を総動員して。アセスメントプロセス。医師の診察のように一方的ではない。診断と異なる。ソーシャルワークの魅力の一つ。クライエントの主観が重要。もっとちゃんとした就職を。生活費かもしれないし、結婚のご挨拶に福祉を出したくない、ということかもしれない。背景についての理解を。お姉さんが相談に来られる。Aさんの姉。一生病院で?生活費についても。不安に感じていること。本人に対してどのような感情を持っているか?傾聴を。求める情報や不安を解消できる情報を。入院させてくれる病院はない。施設や賃貸住宅。事業所のサービス。御本人を抜きに話を進めない。関係者だけで動かない。御本人の主観的な現状認識を。今後一人暮らしが出来そうか?ご料理はされますか?主観的判断なので、よく作る料理は?と聞いてみる。出来ることとすることは違う。毎日自炊した、と習慣を聴く。能力と習慣について現実的判断に近い。相談の結果。新しくアパートを借りて退院するのを目標に。姉には今後のサポートを。Aさんの言葉で現状理解を。細かく把握するよりも希望の背景を。目標を一緒に検討する事ができる。
関係者との協力。チームアプローチ。作業療法士など。ケアスタッフ。インフォーマルな資源も含めて役割分担を。多くの目が入るので、それぞれの視点から包括的に捉えることが出来る。急性期症状が出ているときなど、必要な支援が違ってくる。どの状況でもケアが続けられる。一つの組織では出来ないことも、チームだと可能に。色々な専門知識を持って協力し合う。ネットワークが広がる。チームメンバーの財産に。クライエントの希望が大事。自分の役割を明確に伝えること、責任を持つこと、出来ないことも伝えること。違いを認め合うこと。相手を信頼して任せる。チームカンファレンス。最初は相当ストレスフル。何故大事なのか一つ一つ伝える。チームアプローチが成立すると効果が高い。それぞれの独自性を持って。相談員とAさんとで選ぶ。PSWなど。助けてほしいこと。主治医。地域活動支援センター。幾つかを組み合わせる。一緒に準備を。カンファレンスに当事者が参加。応援してくれる。支えて貰えることも。自分の希望が中心に置かれている、という感覚。
社会へ向けてアプローチするソーシャルアクション。新しく作ったり拡充したり。ソーシャルワークは社会開発へ。変革へ向けて動く。環境の変革を。色々ある。署名。請願陳情。専門職団体が。ロビイング。イベント。障害者雇用促進法。学校生活で精神疾患が扱われていない。本人の責任ではない問題が。事例の続き。一人暮らしを進める。アパート探しで。現住所で病院の話が出てくるので、断られることが多い。不動産屋だけではなく、社会全体のレッテルでの対応を。精神障害者だから仕方ない?自分たちの責任ではない。当事者である自分たちが声を上げなければ。精神障害についての理解を深める取り組みを。市民に向けて声を届けたい。色々な人と協力したい。協力者を募りたい。色々な意見が。色々な人とネットワークを。多文化共生、自殺予防、LGBTなどの団体と連絡会を。個人の問題にせずに、障害者全員の問題に。社会全体の問題と視点を変える。当事者仲間の対話から。多様な人との共同を。ソーシャルアクション。エンパワーメントは難しいとされる。個人の奪われた力を取り戻すだけでなく、社会を変えていく。

 

社会福祉実践の理論と実際 (放送大学教材)

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