F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

教育を社会科学的に見ることとは(教育の行政・政治・経営第1回)

確かに教育の問題はエビデンスが軽視されてきたきらいがある。私もだけど。自分の経験を前提に話すことが出来てしまうので。冷静に分析する必要があるのかもしれない。

 

教育行政。官僚制研究。教育委員会。教育行政制度。虐待や貧困の子どもたち。
科目のねらい。教育行政学。社会科学的な。短絡的な意見が。冷静な議論。教育リテラシー。
6つのトピック。物事を社会科学的に見る。意識的に他の社会科学分野から。教育を社会科学的にみる。教育という分野においては、皆が義務教育を。関心が高い。自分の経験を基に熱く語れる。そこに落とし穴が。地道な研究を疎かに。直近の成果を求めてしまう。文部科学省が教育委員会に関わる。否定的な意見が多いが、地方分権を勧めても問題は解決しない。充分な能力を備えているかの問題も在る。学校現場での政策の実施と評価。手段の目的化が。避けるためには社会科学的に。望ましい生活習慣をつけようとルールを決めるが、ルールを守ること自体が目的になってしまう。複眼的に教育現象を見る。感情論や経験に基づいた意見になりがち。政治と教育の関係。政治家が決定するべきなのか現場が判断するべきなのか、連携させるか。
エビデンスについて。政策の客観的根拠。如何に効率的に効果的に目標を達成するか。財源が限られてきている。大きく経済成長することは有り得ない。税金をどのように有効に活用するか。公共政策において。現場でもエビデンスが重視されている。教員の勤務時間を調査。政策課題の発見。小中学校の先生が長時間労働を。削減や働き方改革の効果の検証を。地方自治体。教育行政の教育振興基本計画。数値目標。欠席率などのエビデンスを。実際に予算などには反映されいないが。学校でのエビデンス重視は進んでいない。学校の運営などについては?エビデンスについての学習が必要。
エビデンスに関する組織。統計には色々。教員数が少ない。文部科学省は小さい。他の省庁は新たな情報を求める。文部科学省は守られている。教育基本法などで。色んなところに足を運ぶ必要はない。仕事の仕方はかなり他省庁と違う。18年10月から文部科学省の組織の変化。職員の専門性の重視を。統計技術を持つ人間の育成を。院で統計分析の手法を身につけさせる。社会調査については全職員の義務にしてもよい。
教育を社会科学的に見ると出来ること。予算編成について。ボトムアップで必要な予算を積み上げる。他方でマクロ的にトップダウンでの。それらを組み合わせる。多くの部分が義務教育なので、既に決まっている部分が多い。如何に維持をするか。柔軟に見直せるような予算にしたいと財務省は考えている。政治という見方では?教育の論理と財政の論理。国会議員も様々。一概にくくれない。国と自治体。どちらに教育予算を?対立でくくれない。学校では違う二項対立。学校向けの政策が下りてくる。全てを渾然一体と捉えてしまう。中央政府と地方政府。行政や経営。教育の仕組みについて理解を。
教育分野の特徴。聖域?他分野との比較が必要。経済格差などの問題。長らく格差は少なかった。教育の関心は高かった。引っ越しをするくらいに。教育は気軽に熱く語れる。経験があるので入りやすい。エビデンスが無く、情熱があったり特殊性があったり。しかしそれらは充分に検証されていない。教育の重要性については、他の分野とどこまで同じでどこまでが違うのかを。学校教育の特徴。教員のウエイトが大変多い。公立の小中学校の先生は66万人。3割から4割弱。地方行政の中でたいへん大きなウエイト。文部科学省と地方との関係が重要。財源も自治体に任せると、格差の問題が。地方自治体間での教員の待遇の格差が問題になったこともあった。人を相手にする仕事。マネージメントを考える上で、ヒューマンサービスを参考にする意義はある。クライエントへの感情労働。ストレスなどの参考に。スタッフ管理においても。政治家との関係。教育は政治家の関心は強いが、政治家が全てを決めて良い?政治との距離において特徴が。教育分野の特徴は?特殊であるという前提。相対化して他の分野との比較を。
行政・政治・経営。教育学は多くの分野を利用して教育現象を。政策的で臨床的な。多くの人が関心を。議論の仕方が問題。特定の理論や利益に凝り固まってしまう。良き市民の第一歩に。政策について。特に行政基盤。何らかの問題の発見。主体はマスコミであったり政治家であったり、しかし解決するための選択肢を考える能力はない。行政機関は選択肢を考え優先順位をつける。政策に関して専門性を活かす。単純な行政批判は問題。政治と教育。教育における政治の役割。政策課題の発見。選択肢から政策を決定。政治と行政の違いを。役割分担。政治は教育に関わるべき?完全に切り離して考えることは難しくなっている。経営という観点から。資源の制約。学校教育は関心を集めやすい。全部やってしまうとスタッフや予算、時間が足りない。法律の基本。特に時間。コマの制約。小さくなったり軽くなったりする。相乗効果を狙うなどの工夫が。
資源。行政活動や学校運営に必要な。充分にあれば運営できる。反対に欠ければ支障が。政治の役割。税収からそれぞれの領域に資源配分を。行政の役割。政治から資源配分を受けて、教育行政をどれだけ重視するか。行政は更に配分を。地方教育委員会や大学など。経営の観点。学校は配分された資源を有効活用する。効率的に。
子供の視点があまり見えなかった。敢えて距離をとっている?子供の福祉など現場視点。一つの渾然一体として。これまでは子供の最善の利益を重視していた。今は少し距離を置いて分析をする。子供目線を重視していないというのではない。サプライサイド。提供主体。デマンドサイド。サプライサイドの重視でデマンドサイドの利益にも。政治行政を解くと何が利益か。政策が上手くいっていないのは何故かが分析できる。解きほぐして考える。学校や教育機関に予算が充分に配分されていない?行政組織か政治家か、働きかけの対象の問題。根拠も理解できる。学校の先生は忙しい。システムの問題。

 

教育の行政・政治・経営 (放送大学教材)

教育の行政・政治・経営 (放送大学教材)