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健康保険制度(看護管理と医療安全第2回)

いつ不測の事態が起こるか分からないので、医療制度を把握するのは重要。平均寿命が高いので一定の成果は挙げていると思うけれど、改善できることは何かないだろうか?

 

医療を取り巻く経済的環境。医療提供体制。健康保険制度の概要。
国民医療費。高騰が生じている。年度内の傷病の治療に要する。妊娠や健康診断などの費用は含んでいない。定義は国によって異なる。健康保険給付費。医療給付費。自己負担を上げるという意味も。国民医療費の動向。対国民所得費。40兆以上。一人当たりは30万以上。11.2%。GDP比で8.3%。医療費の高騰。保険料税金自己負担。財政の負担が増える。他の先進国と国際比較。OECDのヘルスデータ。14年。GDP比は3位。一人当たりは15位。48万円。国際比較では中間に位置。医療提供体制の国際比較による評価。4つの視点。多角的に。アクセスの公平性。医療機関へのかかりやすさ。地理的と経済的。地理的なアクセスの公平性。地方と都市の間で差がないように。経済的なアクセスの公平性。所得の高低差によって医療に差がないように。1000人あたり病床数は13以上。地理的なアクセスの公平性の確保。国内では無医地区も。国民皆保険制度。所得に関わらず患者が選択して現物給付が。日本国内にも160万人の無保険者。所得の無い人は受信を見送ったりしている。アクセスの格差の問題。統合性。相応しい医療の提供があるか。イギリス。診療所の特定の医師が担当。日本。専門分化した医療。機能分化するに至らず。制度として未発達。24年度までに福祉サービスを含めた支援サービスを。地域包括ケアシステムを。医療の質。構造。病棟環境。環境的な条件。病床あたりの医師と看護師の数が少ない。医師は1000人あたり2.4人。MRIの数。非常に多い。診察に時間がかけられないので検査機器で補足。過程プロセス。相互作用。3分診療。医師数は少ないので待ち時間が長い。問診よりも検査。医療の提供プロセスの結果への影響は。患者にもたらされた成果。アウトカムは低い。誤った薬の投与の確率が高い。病院ごとの死亡率などの情報は充分に公開されていない。参加病院数は1割程度。平均寿命は長い。効率性。同じ費用であれば生産量が多い。CTなどの高額な検査機器が。効率性の余地はある。寿命や公平性。医療制度の評価は?
医療保険制度は何故必要か。医療サービスの特徴。美容室のサービス。月1回髪型を整える。次回の予測をつけてスケジュールを立てる。医療では発生の不確実性。美容室ではおおよそ同じ知識。費用についても予測できる。医療では原因などを予め知っておくことはできない。医師が決定し、その中から患者が選択。情報の非対称性。効果の不確実性。美容室のサービスでは様々な店が。負担額に応じて選択。医療では同じ胃がんの患者について、所得により差があるのは問題。公平性。保険。危険を分け合う仕組み。一定の保険料を支払う。危険が実現してしまった人に支給する。危険を避けようとする態度。予測はできない。不測の事態に備える。何故公的な医療保険制度に加入?民間保険では病気になりやすい人を排除する必要がある。保険料で集める保険を増やさなければ。アメリカの民間保険では不健康な人は加入できない。会社によりサービスも異なる。公平性に問題。3割が事務管理や宣伝に使われる。日本の医療保険制度。疾病などに対して保険給付を。国民健康保険法。61年に国民皆保険体制が。国民であれば公平に運営されている国民皆保険制度。受診する医療機関を自由に選択するフリーアクセス。保険者。保険料を集めて保険給付をする。被保険者である本人が保険料を。保険者には税金による国庫の補助が。保険料を主体としているが。国庫補助。医療機関が医療サービスそのものを。現物給付。3割を患者一部負担金として。現金給付。フランスなど。一旦全額を負担して払い、あとで請求。患者の負担が大きい。診療報酬。審査支払機関。価格表。診療報酬点数表。請求書を作成する。レセプト。過剰請求などがないか審査。事務管理費が安く済む。事務作業が少なくて済む。民間保険では保険料の一部は事務負担費になる。保険料を所得に応じて一定割合で徴収。所得再分配機能を持つ。所得を公平に配分。移転。貧富の差を緩和して公平性を。
医療保険の種類。被用者保険と国民健康保険。後期高齢者医療制度。職域ごとに異なる保険者。協会けんぽ。3520万人。組合管掌健康保険。23%。各種の共済組合。国民健康保険に加入。居住地域の市町村。地域保険。後期高齢者医療制度。08年に創設。保険料の収入が低いので、国庫補助を。平均所得も異なるので保険料負担率が異なる。市町村国保の負担が大きい。保険給付の内容。医療施設から現物給付されるもの。療養の給付。療養費。請求による。傷病手当金など。
医療を取り巻く経済的環境。国民皆保険制度と医療施設制度。安い医療費で長い平均寿命。医療費の高騰。医師数や看護師の数が少ない。満足度が低い。不測の事態の経済的リスクを。国民皆保険制度。職域保険や地域保険。

 

看護管理と医療安全 (放送大学教材)

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