吉野彰氏がノーベル化学賞を授賞された。IT革命やMobile化の功労者なのだから授賞は当然だとも言えるけれど、何しろ候補者と目される人間は多く順番待ちのリストは長いので、順番が回ってくるのか関係者はヤキモキしていたのではないか。私にも関係はある。吉野氏のアイデアideaがなければこうやってiPhoneでblogも書けないのたから。
出身大学はは京都大学なので、それは珍しくないのだけれど、出身高校はあの北野高校である。意外なのだが初めてのことだという。手塚治虫先生はノーベル文学賞を授賞されるのは当然だと私は考えているのだけれど、文学賞の枠に収まりきれなかったのかもしれない。大学受験の予備校の大阪北予備校というところでは、北野高校の出身者から私の母校を羨ましがったことを思い出す。今どき川端康成なんて若い人は知らない人間が多いと思うけど、OB会の役員の私でさえ作品を読んだことはないし。それはそれで問題だが。ともあれ北野の人間には良かったですねと声をかけたい。
