F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

ストレスに強い力の共通点とは(健康への力の探究第5回)

河合薫師の話に引き込まれた。インタビューを多数してこられたので非常に説得力があったと思う。

 

SOC、レジリエンスなど。それぞれの概念の相違。今回は共通点を。
SOCは首尾一貫感覚。健康生成力。把握可能感。納得ゆく説明が。処理可能感。抵抗資源。有意味感。ストレス関連成長。自己認知、対人関係、人生哲学。ポジティブな変化。人生に対する感謝や資源の獲得。楽観性。将来生じることのポジティブな予測。セリグマンの学習性無力感の実験の例。悲観主義者の存在。楽観主義者も存在。統御感。レジリエンス。様々な定義。精神的な回復力。逆境下において。比較的安定。感情調整。肯定的未来志向。
今回は共通性について慎重に。レジリエンスは自己効力感を含むものも。楽観性と自己効力は期待に関わる信念が重なる。SOC、ストレス関連成長などの共通点。将来に対するポジティブな予測に関する要素。肯定的未来志向。把握可能感。ポジティブな意味付けに関する要素。過去のできことに関するポジティブな意味付け。自己理解や新規性の追及、有意味感。新規性の追及。チャレンジするのが好きなど。ポジティブに捉える。有意味感。過去のみならず現在や未来にもポジティブに。資源の動員と活用。感情の調整やコントロール力。内的な資源。外的な資源を利活用。統御感。環境をどのようにコントロールできるか。ストレス関連成長の中、対人関係の。SOCの処理可能感と統御感。個人主義などの文化に適する。自己は自身の内部で完結する。他者との関係性の中の自己を前提とする。他者に頼る。構成要素の自己の哲学的前提。
ストレスに強くなる。うまく対処できるようになる。自分の経験で意味づける、事例を学ぶ。具体的な事例とどのように健康の力について考えていけばよいか。健康社会学などで河合薫。人の働き方は環境が作る。フィールドワークとして働くひとのインタビューを。SOCの肯定が社内のネットワーク作りに。被災地支援としても。
ありきたりの人生でも避けることが出来ない危機に直面する。SOCを高めるにはリソースに獲得を。ストレッサーの処理に役立つもの。サポートネットワークなども。リソースは抵抗資源。普遍的。あらゆるストレスにあがなう。対処に役立つのとwell-beingを高める。殆どの実証研究はアンケートの結果を分析したもの。インタビュー調査を。トップランナーたちを。困難を乗り越えた人生を。サクセス・ストーリーにならないように。幼少期の経験や家族との関係。しんどかった出来事。決して鉄人ではなかった。傷つき悩み諦めないで乗り越える。壁を乗り越える度に成長して市場価値を高める。一様に結果だけを求めてはいなかった。人生はありえないことの連続。一歩ずつ歩く。他者に助けてもらい感謝する。SOCの正体。ここからは具体的に。出産を期に専業主婦に。夫が体調不調に。アナウンサー時代の知人に助けを。コーヒーカップを渡されドン底に足掻いている人は大丈夫。経営者の会の司会を月1回。司会者じゃ終わりたくない。夫と離婚。8年間経営学を学び経済界で活躍。教科書ではなく経営者の会ですべて調べて経営者にぶつける。一つ一つ問いかける。独りまた独りと経営者に応援してもらう。自分の可能性を信じる人格的成長。人生における目的、内的リソース。高校時代からラグビーで活躍し監督などを歴任。社会人になったときが苦しかった。3年目にキャプテンに志願。他のメンバーは全員年上だった。結局最後まで一度も勝てなかった。自分が駄目だった、独りよがりで仲間も居なかった。一人っきりじゃ何も出来ない。社会人ラグビーの監督を。3年連続で優勝。自分に足りない。自己治療というリソース。一番持つのが難しい。自分と向き合うことほど難しいことはない。自己受容。幼少期の経験が影響。やんちゃ。学校で何度もトラブルを。母親は一度も叱らなかった。信頼し子供にすべてを任せた。自分が今子育てをして如何に難しいか、つい近道を教えたくなってしまう。自分を信じてくれる人が居て、自分の頭を使って行動を。リソースというのは子供の経験が影響、特に親子関係。本当の意味での生きる力。カリスマ経営者。若い頃20代に余命5年と告げられる。新入社員時に異変に気がついたのは乗馬で。幸い兄が医者なので紹介してもらった。余命宣告に納得がいかなかった。5人に見てもらったが結果は同じ。病気は治らないと言われた。終わりという意味が分からなかった。ピンとこない。不安だけはあった。ひたすら仕事で埋める。朝から晩、週末も。幸い英語が出来たので、工場に開国のお客様が来るので対応。仕事以外はタバコやお酒で埋める。不安をかき消す為。誰にも言えない。彼女にも。話せるのは家族だけ。母はお茶断ちをしてお百度参りに。出来る限り長く生きたいと思い、意味のある生き方を。どういう?生きている価値があるって?居なくなった後に居ればなあと思ってもらえるように。残された時間で自分のことを思い出して貰う人を増やすには?5年もあれば何か自分で出来ると思えるようになった。たった5年から5年もあると。大学の5年間でも色々出来た。お酒とタバコを控えて仕事に邁進した。会社のためや皆の為に価値在る仕事を。上司がアメリカにと。最初は3ヶ月。日本に帰ってきたら今度は3年間。アメリカで検査を受ける。アメリカなら最新の検査を。医者を探し名医に辿り着く。検査をもう一度すれば当該病気じゃないかもしれない。1%でもあれば挑みたい。日本で告げられた病気ではなかった。背中にある腫瘍を取り除けば治る。治療後に復帰して数々の金字塔を、topに上り詰める。極一部を紹介。共通点、自分の生活世界は。客観的な眼差し。他者との繋がりを強化。弱さを認めて他者の力を借りる。他人から求められる役割を演ずれば存在価値を認めてくれる。今までやってきたのと同じようにやれば良い。関係性の中に個人が存在。周囲といい関係を作り信頼在る人に囲まれていると確信する。たった独りでいいので大事な人とメッセージを送ってくれる。大切な人とメッセージを送ることが出来る。一言話しかけてちゃんと見ているぞと。
誰かが自分の支えになっている。独りで立っているのではない。誰かが居るということに気づくことが大事。気づける人には特徴が?周りに自分を気にしてくれる人が。しかし視野狭窄に。肩肘を張らずにリラックスを。頼っていいんだよと思える場を。看護師などのヒューマンケアサービスを。患者などの支援。クライアントの困難に寄り添うケアの為に。困難やストレスを雨だと考える。傘を差すと大丈夫。傘を差し出す。持つのは自分。手を添える。歩くのは自分。案内を。人生を寄り添う。
健康への力の中での核心にある力を。次回以降は行動に関する学習理論などを。様々なところでも重なる。ストレスを雨に。困難は人生の雨。雨は必ず止む。太陽が出てきて草木が成長する。雨を楽しむくらいに。

 

健康への力の探究 (放送大学教材)

健康への力の探究 (放送大学教材)