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心のライフ・サイクル(臨床心理学特論第10回)

ライフサイクル論は大人になるまでの段階が強調されがちのような気がする。むしろ50歳を超えてからの心理的な段階の解明が望まれているのでは?

 

人の心理的予定。人との心理的な。生老病死。苦しみや課題。四苦。愛別離苦。四苦八苦。更年期障害など特定の年齢に。摂食障害。思春期やせ症とも呼ばれる。心理的な問題も特定の発達段階で。心理力動論に立脚した発達段階説。
幼児児童青年成人高齢者など、年齢による発達段階。いつ頃から区別が?ルネサンス期。教育への関心。エラスムス。人になるのだ。発達段階に関しても4段階を区別。科学的なのは19世紀後半。個人に進化という目。ダーウィン。生後3年間の記録。83年に児童心理学。20世紀に。成長に伴う心理的連続性。発達心理学。発生心理学。子供から大人への成長。児童心理学、青年心理学。平均寿命の急速な伸びや高齢化社会。成人以降の高齢者。進歩により胎生期への関心も。発達心理学は受胎出生から死への生涯発達心理学に。生涯発達的視点。変化のプロセス。多方向的。老齢による獲得と喪失。成長と低下。生涯を通じて行動には可塑性。生涯発達心理学。成長と低下。直線的上昇だけではなく、衰退という面も。ライフサイクルという視点。同義?エリクソン。自我心理学。生命を持つものの一生に見られる推移。生物学など多方面で用いられている。心理学大事典。次の世代の段階。ある集団の人の一生を俯瞰。各段階のつながり、連続性を強調。臨床心理学で注目。個人の生活や一生を社会的に捉える。生活史の重視。心理力動論、フロイトの精神分析理論。無意識前意識意識。発達論も精神分析学の特徴。何らかの基準を。3歳頃の会話期から6段階。ハーロック。無関心段階など5段階。ピアジェ。思考の発達から4段階。何かを基準として発達段階を区別出来る。分かりやすいのは年齢。料金表。フロイトはリビドーを基準。性欲。リビドー的発達論。口唇期。生後1歳半頃まで。リビドーが口唇で。前期。吸うという活動。後期は噛むこと。授乳関係。最初の対人関係。口を用いる言語の利用の下地。リビドー的満足が得られない場合、固着が。特異な性格が。パーソナリティの発達論。肛門期。3,4歳頃まで。トイレトレーニング。排泄やその我慢。意識的に排出出来る。身体的な成熟が必要だが。反応を通して親の躾を受け入れる。出したい時に排泄するという欲求との葛藤、欲求不満。贈り物の提供。従うという側面。筋肉活動のControlと躾。エディプス期。5,6歳まで。男根期。父親と母親との関係に。拒否と憎悪。父親との同一視を。性役割の獲得へ。身体部位を用いていないが。心理的特質がギリシア神話のモチーフから。両親への葛藤、エディプスコンプレックス。エレクトラ・コンプレックス。成立機序は異なる。男児よりも複雑。男性性や女性性の確立。超自我。心理的な障害、神経症を。潜伏期。12,13歳の思春期まで。リビドーの充足が活動に向けられる。性的ではない活動に満足感を求める。同性の友人へのエネルギー。社会関係への第一歩。身体的成熟。性的活動が活発に。発達段階に固着がある場合、再活性化される。臨床事例を元に性を取り上げる。性を幼児にも求められる。性の捉え方。意識的、心的という概念を広めるために。性器的ではない性的なものを認めざるを得ない。従来の性概念とは異なる。対象関係論。潜伏期の対人関係を重視。ユングの分析心理学。ライフサイクル論を豊かに。エリクソン。精神分析家ではあったが、2つの視点を追加。心理的発達論。発達性の関与要因。老年期までの8段階を提案。社会文化的要因。エビジェネーシス。前成説、発達は共通の原理で。実際の道は個体により異なる、環境からの影響を。文化的影響。社会的現実、臨床でも強調。歴史的視点が不可欠。エリクソンの8つの段階論。各段階には発達段階と危機など。自我の強さ。性質を異に。徳、長所。乳児期。基本的信頼感の獲得。基本的不信。各発達段階に危機という考え方。充分に栄養をとり心地よく眠る。乳児は世話を受けて世界への基本的信頼感を。不在でも受け入れることが出来るように。周囲の大人たちを頼ることが出来る。自分への信頼を。希望。生きていく上で固有な自我の強さ。幼児期初期。自律性の獲得、恥、疑惑。排泄等筋肉をControl出来る。2種類の統制。自己統制と他者からの統制の受容。自律性の獲得。何が期待され何をしなければならないかを理解。過度のわがままは注意され、危機を。自我の強さは意志。自ら選択し決定する。遊戯期。自主性の獲得。罪悪感。失敗を恐れずに活動。他者と共同しての。遊びを追求したり計画を立てたり。目的。幼児期的幻想や恐怖心を打ち負かす。目的を追求する勇気を。ドラマティックな時期。学童期。勤勉性の獲得。劣等感。勉学に勤しむ。頑張りには成果が。報酬が。期待に応えられないと危機に陥り劣等感を。的確。自我の強さ、自分の能力を活かしていける感覚。青年期。性の目覚め。同一性の獲得。同一性の混乱。同一性とは、自分がどういう人間であるか。アイデンティティ。本人確認。自己の確立。将来全体を左右。身体的には成熟しているが社会人としても大人に。同一性の混乱。どのような役割を担いたいか?不安感を抱え自己決定できない。自己確立の為に様々な可能性の追及が。モラトリアム。大量の留年生。忠誠。大人の価値観などの矛盾に悩みながら。前成人期。ヤングアダルト。フロイトは性器愛を。寛容を。成人期。生殖性、世代性。主として次の世代を導く関心。停滞性。世話。愛情から仕事上の指導から様々だが、自分の経験を他者と共有。老年期。統合の獲得。絶望。様々な生き方はあるが、それまでの生き方を認めること。統合を獲得できなければ人生は無意味に、叡智。それだけが衰えを知らない。超然とした関心。フロイトの発達論。エリクソンはフロイト派と自認していた。積極的に解決しようとする想像的自我。レヴィンソンの四季論。30歳から50歳での成長とは?35歳から45歳までの期間に。ライフサイクル上の40歳を。ユングは心理的危機を。思秋期。面接調査はたっぷりと個人史を語ってもらう。伝記的面接法。二次サンプルも対象に。4つの発達過程。35歳から45歳までの中年期。成人前期、一家を構える時期。人生半ばの過度期。再生期。安定している、一本立ちする。後輩をリードし責任感が強い。幼児性を捨てる。身体的衰えの自覚。疑ったり内省したり。職場では後輩も競争相手に。家族も自分の世界を作る。心理的危機を伴う。人生の正午。レヴィンソンは女性を対象にした調査も。ライフサイクル論。発達段階の区別の基準。発達課題を問題に。真に生涯に亘る理解を。社会的文化的要因を重視。しかし高学歴者が調査対象なので偏っている?時代の変化も考慮しなければ。今日の社会状況、婚姻の割合と少子化。高齢化社会。再定義を求められている。老年期の発達を研究しなければ。

 

臨床心理学特論 (放送大学大学院教材)

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