F-nameのブログ

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蓋然性。

昨日書いた基本的な論理学では真か偽かの判定をするので、蓋然性という概念は入り込まない。けれど物事は単純ではないので、寒さは蓋然性がどの程度あるかは大事な問題。この概念が使われるのは統計学のような分野である。医学領域の論文では100%正しいという結論はあまり出なくて、蓋然性がどれほど高いかが研究結果には入ってくる。なので統計学を知らないことには論文もロクに読めない。ただ、統計学をどれ程の人が知っているかは私を含め心許無い。80年代は高校の数学でも統計について学ばなかった。理由は入試に出ないから。極めて合理的ではある。今は出ているけど。