槇原敬之氏が逮捕された。無実であることを願うが、仮に薬物に手を出したのなら事態は深刻である。そもそも以前に刑に服した(執行猶予付きだったが)から、再びやらないようにはしようと本人は思っていた筈だからである。報道を見る限りでは、彼の交友関係の影響が強いようで、断りきれなかった可能性がある。そして必要なのは、処罰するのではなく医療面での治療であろう。薬物依存の状態を改善しないことには、また再発するだろうから。その辺りのサポートは刑事司法の分野でも行なわれるようになっている。再犯防止は重点的な政策として白書も毎年出されている。恐らく亡くなるまで治療が必要だが他に選択肢はないであろう。まあ刑罰を課さないことには犯罪の一般予防にはならないけれど。