F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

消費社会はどのように変化するのか(経済社会を考える第7回)

情報消費は突っ込んで考えてみたいかも。

 

段階ごとに考えるよりも大きな問題に。3つの段階と3つの消費文化。変化は複雑。消費社会の3段階が重層的である。消費財や消費行為における、3つの消費文化も重なり合っている。消費文化が重なっていることの例として、情報の消費を。重層性や重なりが色々出てきたけれど、今日はその説明。ややこしい?
段階というものが重装化している。消費社会の3つの段階。まとめ。第1段階。便利な消費財を。第2段階。様々な新しいタイプの消費を。第3段階。精神的充足の為の消費。社会的消費が広がる。日本と欧米との比較、多少の時間のズレがあるが、大きく違う訳ではない。段階について。それぞれの段階の関係。第3段階は全く異なる?第1段階では第2第3の消費は無かった?消費社会では前の段階のものがなくなる?消費には様々な面が。急に無くなる訳ではない。相対的重要度は違ってくるが。第3段階では文化的消費と社会的消費の重要度が上がる。社会的消費は殆ど第3段階になってから。これまでの特徴に新たな特徴が加わる。消費社会の重層性。新たな特徴も全く新しいわけではなく、部分的には見られた。見せびらかしの消費は第1段階にも。消費社会を段階で分ける意味はあまり無い?段階や時代で分けるのはそもそもそういうもの。明治時代に封建社会から近代社会に。様々な要素はそのまま残った。封建社会にも近代社会の要素はあった。否定していこうとする動き。しかし消費社会の場合はそれほど見られない。前の時代との共通点は残っていく。では段階で分けるのに意味はない?重要点や特徴には違いが。分かりやすくするために3段階に分けている。どういう方向に向かっているのか理解しやすくなる。
消費財や消費行為における消費文化の重層性。各段階に複数の消費文化が存在。どんな価値を実現するかで3段階に。どんな段階でも複数の価値を求める。同じ消費財や消費行為でも、人々は複数の消費文化を。複雑で複合的。実例。スポーツカー。軽快で高速に走れる。第1の消費文化。しかしオシャレである面も。第3の消費文化に。見せびらかす消費。第2の消費文化。人々は同じ消費財で3つの消費文化を実現。1人の人の消費行為につき重なり合いが。どんな消費財でも3つの消費文化が重なる?殆ど単一の消費文化に属するものも。割り切って捉えるものは出来ない。重なり合いを慎重に見極めなければならない。単純で先入観に囚われる?具体的にはどういう人への批判?マクドナルド化。アメリカの社会学者。第3の消費文化の中に第1の消費文化が侵入して、第1の消費文化が優勢に。食事がチェーン店の販売店のように安さ速さを追求する。接客を伴うサービス業や学校などにも広がる。合理化論の考え方を引き継ぐ。マクドナルド化された社会では徹底的な合理化を。非人間的なものになる。近代社会を考える1つの類型。先入観に囚われ偏っている?第1の消費文化が強力だと考える。なんでもファーストフードや自販機で。警鐘を鳴らそうとしている。合理的な消費には第3の消費文化への揺れ戻しが。グルメバーガーの盛んな消費。車やコンピューターも見た目の愛らしさなどを求めるものに。消費社会にとり大きい。3つの消費文化を視野に入れて消費を見ること。
情報消費について。情報社会やIT革命からのコンピューターやインターネット。消費が拡大している。スマートフォンが。主役が交代しつつ発展を。消費文化の捉え方でいうとどのような?情報消費は第1の消費文化?便利な機械。パソコンやスマートフォンはタイプが違う。情報を処理、手足を楽にする訳ではない。情報収集や加工伝達の役割。スマートフォン。カメラなどの機能を小さな機械で。機能的価値?第1の消費文化を。インターネット。様々なサービス。買い物を簡単にしたりニュースを検索したりメッセージを。第1の消費文化に繋がる。しかしそう単純ではない。本質を理解し損ねる。パソコンやスマートフォン。第1の消費文化と捉えるのは無理はない?第1の消費文化の実現ではあるが、それだけではない。情報消費は第1の消費文化だけ?家電の延長線上?機能的価値、便利さやスピードを。区別して情報消費とする必要はない?情報社会になっているという論者は違うように考えている。消費文化の重なり合い。情報社会の複雑性。情報消費は文化的価値ももたらす。第3の消費文化の性格も持つ。議論の奥行きを扱えるように。言葉自体として分かるがピンとこない?具体例は?分かりやすいのはパソコンやスマホを遊びに使っている場合。映画を見たりゲームをしたり、YouTubeを見たりInstagramを。使った瞬間に充足感を。文化的価値の実現を、文化的消費。バーチャルリアリティのゲーム。音楽配信サービス。ウェブ上でウェブ漫画。皆で集まりライブビューイングを。様々な情報消費が文化的価値を実現する。情報消費を広げて考える。印刷物やTV番組、電話での会話。第1の消費文化の要素だけでなく第3の消費文化の側面も。無駄な長話など。現在の情報消費の多重的な側面。広い意味の情報処理。コンピュータやインターネット。素晴らしい機械で高機能であることを売りにしている。機能的価値を実現するという側面が強調され過ぎている。機能的価値と文化的価値を両方求めていて、むしろ文化的価値を強調。無駄な情報を求める為に。スマホ。写真を撮影してInstagramに。YouTubeを見る。同じ機械でも文化的価値に。第3の消費文化の反映。情報消費の中で第3の消費文化が重なる。情報消費それ自体は最先端のIT消費もあるし、印刷物である書籍や雑誌、家電製品であるTV。昔の情報消費に。文化的価値に違いが?幾つか違いが在る。現在の情報消費、情報の発信が容易に。受ける方と出す方。従来の情報消費は受信のみ。昔であっても投書をしたり放送局に電話をしたりしていたけれど、限られていた。今は発信するのが非常に多くなった。ブロガー。簡単に情報の発信者に。SNS。Instagramは文字が要らない。本を買う。有料。TV番組は無料だが広告が。情報消費をする、コンテンツを受けれると対価が必要だった。今はblogの記事やら動画やらは楽しんで文化的価値を実現するが、無料である。消費であるのか微妙。消費であるかわからないものを。情報の質。素人の発信には限界があり、時間をかけたものは少ない。即興的に作った細切れのものが。時間や費用をタップリかけたものは少なくなる。現在の情報消費。文化的価値を。情報消費の為の情報消費。料理のレシピを提供するサイト。料理をするための。化粧品の評判。文化的価値を実現するための情報が増えてくる。こういう情報がふんだんに、消費者同士で情報をやりとりする。良い悪いの評判などが。情報社会の変化。重層的に消費文化の存在が。

 

経済社会を考える―消費・産業の様式(モード)とアンサンブル (放送大学教材)

経済社会を考える―消費・産業の様式(モード)とアンサンブル (放送大学教材)