今日は3月10日。東京大空襲から丸75年になる。太平洋戦争(別の言い方もされているが)でのアメリカ軍による日本本土空襲(そもそも沖縄県は本土に入れないことが多いがどうなのだろう)の一環である。東京の市街地が焼き尽くされて10万人以上の一般市民の死者が出た。昭和天皇が視察に出て写真が新聞に掲載されたが、背景がスッカリ焼かれた市街地になってしまっている。もはや軍部も戦況を隠し切れなくなっていたことが分かる。そもそもこの事態になる前に降伏をしておけば良かったかのではないかとの疑問は脳裏を去らない。そもそもサイパン島などマリアナ諸島を取られた時点で本土を空襲されることは分かっていた。そして連合艦隊はマリアナ沖海戦でもはや戦力の体を為さなくなっていたことも。以降に惰性で戦争を続けた日本と現在の日本を重ね合わせてしまう人も居るのではないか?もちろん違う筈だけど。