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オープン・スクールの挑戦とカリキュラム(カリキュラムと学習過程第10回)

極めて手間がかかるのではないかという気がした。

 

成田幸夫。オープン・スクールの実践。自ら考え学ぶ。オープンという学習環境が。
オープン教育。日本では70年代後半から80年代にかけて。個に応じる学びを。空間的時間的に柔軟に。学びの場の活用。柔軟な日課表。可能にする開かれた学習空間。優れたオープン・スクールが続々と。84年には国の多目的スペースの補助金。校舎の建設。現在は次々と区切られている。過度な結果主義が色濃く反映?画一化が独り歩き。愛知県の小川小学校。様々な学習モデルを開発。実践研究の当事者として。個別化個性化カリキュラム。
知多半島の付け根。極普通の公立学校。78年に全面改築。学校教育課程づくり。教室に壁がない。3ブロック制。鐘は鳴らない。人に迷惑をかけない。表面的には自由度が高い。カリキュラムの特徴。常に一人ひとりを問題に。学校での学習活動を学習の態様という観点から。子どもの側にたった学習内容のスタイル。各科目を横に。はげみ学習。毎日どの時間をとっても6つの態様のどれかで。総合学習。個別化個性化。指導の個別化と学習の個性化。態様ごとの説明。はげみ学習。基礎的技能的な内容。読み書き計算、体育系のマットなど、音楽系のリコーダー。学年関係なしに。6学年分を83ステップに。最終段階に到達するとリトルマスターに。友達に教えたりもする。5通りの治療コース。チーム。分担して仕事を。5通りの学習材料。習熟度指導から転換。800通りのプログラムが必要?段階ごとに工夫することなら可能。ノングレードで全校体制で。練習問題を取り扱わない。早く進むのが能ではないという刺激。コンプレックスも問題にならない。集団学習。学習内容に応じて柔軟に学習集団を設定。マスタリーラーニング。集団の中で個を育むのを軽視しているのではない。学習パッケージによるひとり学び。教科の単元を1人で取り組む。単元内自由進度。苦手科目に時間を割くことが可能。教科書だけではなく、単元ごとに学習の手引きを。単元名、単元の目標。1単元に3種類から5種類。カードなどを総称して学習パッケージに。イントロダクションの0番。最初から最後まで自力で。謎解きに向かう刺激に。チェックポイントさえ通過すれば発展学習に。単元の最後には1時間の講義。教科学習の中核。習慣プログラムによる学習。総合的学習。低学年は生活単元ごと。高学年では課題探究型。トピックという個人追究型も。総合学習の20年前から。体験で学ぶことの切迫性を。学級を単位とする総合学習。第二のファーブルになれるか、など。オープンタイム。一種の契約学習。担当とのプランニング。教科の枠を超えて。成就感や満足感を。週の真ん中に当たる水曜日の最初に。ボランティアによる特別講義。ジャズダンスなど。集団活動。行事やクラブ活動など。自治組織。猛烈な選挙運動。民主主義は自覚を持って闘い取るもの。自治意識の高揚を。子供が顧問を選ぶ。協調性と連帯感を重視。
具体的な成果。「オープン校20年目の」。卒業生を対象とした調査。目的ある充実した日々を。1人で学習していくことが得意。ニュースによく目を通す。学びを主体的に。個別化個性化教育。近年どんどん衰退している。個に応じる学習。広がりを見せないようは何故か。学力保障の問題。周囲からは懐疑的で冷ややか。様々な抵抗と批判。指導教育要領。個人差に応じた指導。懸念の声。一斉に要領よく。指導の効果。知識の切り売りで良い保護者は少ない。あまりにロスが多い?1人学びは時間がかかる?何を学ばせるのかが問われる時代になっている。OECDのPISA。新しい学び方は勉強好きでないこどもには向いていない?基礎が徹底されていないと無理?学習内容に応じて時間がかかる子供がいるのは当たり前のこと。基礎基本の上にしか個性は完成しない?永久に個性化教育は出来なくなる。集団学習重視。学習集団の大きさを柔軟に工夫する。個に応じた大胆な改革が進まない、共通したイメージが掴みづらい。変化を好まない意見が多数を。ことさら個性化教育と言わなくても、という論法。本音としては根拠のない恐れと学力保障の問題。
オープン・スクールの挑戦。個別化個性化教育の理念。子供理解を巡る議論と実践。応じようとする個を捉える。学習適性を把握する。個人差。認知的個性をどう捉えるのかが勝負どころ。課題追究への継続性。関心意欲を重視する。より正確に捉える。膨大なケーススタディ。ひとり学びでの個人記録表。評価の観点。自己学習力の要素。学習パッケージ。自学能力。

 

カリキュラムと学習過程 (放送大学教材)

カリキュラムと学習過程 (放送大学教材)