F-nameのブログ

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失寵。

前近代は一夫多妻制と理解されることが多いが、その状態でも男性が複数の妻を持つことの方が少ない。甲斐性がある男性となると身分的に高い地位にある人間か財力を持つ人間に限られるのだろう。一夫多妻だと、複数の女性が同じ男性を取り合うことになる。それで上手くやっていけることもあればいけないことも。物語で正室の女性が失寵してしまうことはありがちなことである。それで政治的なトラブルになることもあったのだろう。ただ男女関係に物事を帰してしまうことはフィクションを書いている作家にはありがちで、実際の歴史でそんなに頻繁にあったかどうかは疑問符が。案外と女性同士で仲良くやっていたという記述もよく見られることである。まあ私には縁のない話である。ううみゅ。