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NHK日曜討論(2020年5月31日)

以前にも書き起こしをしたNHK日曜討論を今日も試してみる。出演者のテロップは頻繁に出されているので助かる。Twitterも見つけたので便利。

 

けさの討論。出演は、経済再生担当大臣・西村康稔さん、東北医科薬科大学特任教授・賀来満夫さん、豊中市社会福祉協議会コミュニティソーシャルワーカー・勝部麗子さん、大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸さん、日本総合研究所主任研究員・高坂晶子さん、京都大学教授・広井良典さんです。

 

緊急事態宣言が解除され、社会・経済活動が再開され始めました。日常をどう取り戻していくのか?第2波・第3波の懸念は?そして経済をどうたて直していくのか?31日は、“コロナ”とどう生きるのか、私たちの暮らしと経済について考えます。

 

西村。解除から1週間。北九州の第2波?ウイルス保有者は無症状。ワクチンがなければ感染防止作を。流行は起こるが小さな流行でクラスター対策をして封じ込める。東京や北九州のようなことはあるが、濃厚感染者を明確にして封じ込め。クラスター班の派遣。再び宣言をする段階ではない。2つの医療機関と1つの老人施設で大半なのが北九州。感染経路の不明者は居るが追いかける。武蔵野中央病院。クラスターで追っかけていけている。緊急時代宣言の解除で織り込み済み。緊張感を持って対処を。ゼロにすることは出来ない。大きな流行が無いように。密。自宅勤務をできる範囲で。時差出勤やテレビ会議。出張を減らす。業界も自主的ガイドラインを。間を開けるなど工夫して経済活動を。
賀来。新型コロナウイルスはゼロになっていない。解除は通過点。韓国でも大きなクラスターが。ゼロということはない。大きな流行が各国で。日常の中で注意しながら社会活動経済活動を。
西村。解除したのでこれまで自粛していたことを幅を広げる。段階的に。新しい生活様式を定着。事業者の感染防止策、費用がかかるので中小企業に最大補助金200万円。受け付けているので活用を、負担軽減をして活動を。
社会生活の現状。熊谷。前向きに評価。トータルで国民の命を。感染症と経済苦。失業率と自殺者に相関が。2100人くらい自殺してもおかしくはない。感染で亡くなった人は900人。トータルでどうやって抑えるか総合的に。社会生活の持続性。
広井。油断できない。GW明けの人の動きが原因。政策効果の検証も並行して。死者数など桁が少ないのは評価してよいが、どういう政策などが効果があったか検証を。
勝部。二極化。飲食などでは人が集まる。観光やイベントは先が見えない。タクシードライバー。来月には首を。ホームレスも増えている。居場所を失い。社福は経済対策として貸付などを対応。ソーシャルワーカー。1日100人の対応。郵便局など窓口は広がったが根詰まりが。3000件の相談を。
西村。雇用を守る。自粛で休業の方が450万人。アメリカは4000万人が失業。休業を支える補助金を。スピードが遅いと言われるが半分以上は出来た。専門家会議。中間評価。効果があったと。どういう対策が効果があったか見極めを。AIをつかいデータ分析を。勝部さんらは休日返上。社福のカバーを。労働金庫や郵便局などインフラを活用して。
高坂。観光や地域の状況。ダメージが大きい。宿泊交通飲食。倒産。490件以上。2割が宿泊事業者。活動再開の遅れは死活問題。観光は裾野が広い。物流や農漁業など。ダメージが大きい。
西村。観光宿泊の関係者は厳しい。一時補正でキャンペーンを1兆円以上。1泊2万円まで。ある段階からの振興に。全国の観光も支援の準備を。施設などで密にならないように。感染防止策を。8割の国内観光を。
解除されて日常を取り戻すには。
西村。新しい生活様式を定着。三密。密集密接を避ける。手洗いうがい。睡眠食事の基本的事を。そのうえで働き方の拡充。経験を自宅で。色んな面があるので改善を。テレワークが出来てない場合は支援する環境を。高齢者のリスクが高い。感染リスクの低い形で。
賀来。プロ野球やJリーグ。事業の運営を継続。これほど感染症対策を意識することはなかった。社会生活で消毒換気をこれほどには。これまでの日常とは違う。対策会議。プロスポーツ。ベンチでの感染対策。ボールなど現場の具体的なことを討論。日常の対応をしっかり話し合う。
勝部。定着させる前提。高齢者や障害者や子どもを支える方法論の否定。ガイドラインを地域活動についても。クラスターの危惧。見守られない中で孤独死が。地域で孤立する人を少なく。
広井。日常を取り戻す。危機をチャンスに。リモートワーク。自由度が高く家族と過ごせる。新しい生活様式をプラスの可能性がある。ニューノーマル。今まではノーマルでない。朝の通勤はアブノーマルに近い。生活を取り戻すプラス面。業種が違うのでそれについての支援も。
熊谷。不便はあるが甘受。宣言ですべてを止めると消費が50兆円以上落ちる。7割の力で試運転をするのが重要。運輸やレジャーなど決めの細かい対策。長期化するしポストコロナは全く違う。
高坂。観光はかなり変わる。チェックインを自動化。スマホを使う。ビュッフェも止める。サービスや業務が変わる。客への安全を。従業員や地域住民も。消毒などの負担の低減をする内装を。住民の抵抗感を和らげる。
西村。様々な経験を。テレワークや満員電車は効率的か。意識の変化を戻さない。ハンコのため請求書のため。オンラインでやれば様々なことが。良い契機に。質の高い社会を。効率的でなかった面。netでやれば効率的。老人施設のTV面会など。元に戻すのではなく豊かさを。
日本経済。日常生活にも課題を。これからの経済対策。
熊谷。経済の影響と先行き。非常に厳しい。短期に収束。GDPは5%落ちる。6月。長期化して来年以降に。GDPは10パーセント落ちる。700万人の支給者。金融システムに影響。17%に。不良債権。需要と供給が落ち込む。リーマンと比べてペースが早い。リーマンは企業分野。今回は自粛の影響が。解除されても消費は落ちる。雇用を守る。
西村。原則や重点。厳しい状況の事業者や家計を下支えする。二次補正。学生支援。事業者に給付金を拡充。雇用調整助成金。1兆円以上用意。事業を守る。どんな事態が生じても。10兆円を用意。劣後ローンや出資の枠組みを作る。33兆円を全部使えば下支えの効果が。万が一には全部使えば。
勝部。今必要な支援とこれからの政策。緊急小口資金。失業手当を出し続けるか。コロナの中で医療福祉介護のエッセンシャルワーカーを支える。人員を倍に。職業訓練。リーマンは結果として長続きせず。低賃金。人を支える人に給料体系を。
高坂。観光へのキャンペーン。一気に解禁すると受け入れ側に抵抗感が。近隣の観光から始める。自治体レベルで旅行への助成を。都道府県単位で助成する。政府のキャンペーンは様々なレベルを組み合わせて。
広井。集中から分散へ。ニューヨークや東京など超過密として。3年ほど前にAIを活用してシミュレーションを。地方分散にするかが分岐点に。色々な意味での分散型。東京集中ではなく。働き方も分散的に。生産性や創造性に繋げられる。
西村。エッセンシャルワーカー。物流や保育。リスクを感じながら継続。観光飲食は厳しいが。IT関係の人材も求められる。オンラインの塾の教員などマッチングを。雇用失業無く。企業の中でも出向など。研修費用も補助を。段階を踏んで観光を。対策を定着させながら。やがては全国を移動できるように。何度でもキャンペーンは使える。分散型。何人かの経営者は毎日会社に行かないでもよい。時々東京に。地方の魅力。一極集中を防ぐ。
熊谷。スピードもきめ細やかさも。企業規模に応じた支援を。医療の分野に従来以上に資金を。諸外国に比べ相当に低い。ワクチンなどの強化を。
賀来。医療現場への支援。命を支える。治療薬やワクチン。逼迫している。マンパワーも充分ではないが資金も。医療現場に支援を。ハード面とソフト面。人材育成に対し。介護の現場でも。
広井。何を重視するかどこに価値を置くか。優先配分。若い世代が困窮している。コロナの前から。若い世代が活躍して未来に希望を。若い世代の生活に重点的に。
西村。安心のためにも医療体制の充実を。検査体制。PCRの強化。3兆円の予算で。診療報酬の改定。医療機材の問題。マスクなど。中国依存を見直す。サプライチェーンの分散でリスクを減らす。中規模企業への支援。経済が拡大すれば回復が期待できる。最大600万円まで。資本劣後ローンを6兆円。ワクチンの開発に2000億。6兆円の枠でベンチャー企業も含めて。再生の劣後ローンを。新しい技術を。
世界の中で日本の戦略、
熊谷。下振れリスク。アメリカは8パーセント以上。金融システムが危機になるとヨーロッパは27%に。新興国での債務危機で世界経済に。ブロック化が起こると厳しい。
賀来。世界的には長く。未知の感染症であり数年単位で。
西村。世界経済。日本と世界の関係。世界の協調とルール。世界的に感染の拡大。中南米など。国際協調で対応を。アメリカヨーロッパともに経済活動を再開するが大きな波も。互いに連携を。米中関係。香港情勢。世界経済にマイナス。米中対立。大きなインパクトを。TPPの加盟国とも意思疎通を。自由貿易や投資を。反グローバルへの対策。内需を中心に。中国は輸出主導。日本は内需経済に切り替えたので続いてほしい。
高坂。観光では今まで特定の市場に依存しているような事業者は幅広い顧客層を。バランスの良い観光地経営。決めの細かいサービスは出来ないかもしれない。安全安心な観光に必要なコストが。責任ある観光。傷つけないように。観光客の協力も。
勝部。グローバルからローカルへ。県をまたげない。外国人労働者。自分たちで支えていく。地域の助け合いが。地域づくりをする人間の養成。すべての人に居場所や役割を。離職者や引きこもりの人も。専門家の重要性。
広井。ローカライゼーション。分散化。グローバリズムの負の側面。ローカルなところから出発して循環をグローバルに。開かれたローカリズム。三密の面。密を分散型に。働き方など自由度の高い方向に。経済や人口減少や豊かさにつなげる。
西村。色々な経験を。テレワークで子どもが走り回る。書斎がほしい。子育てや介護などの負担を認識。自分でも手伝わなければ。郊外に住み広い部屋を。豊かな生活への意識変化を。保健所や社会福祉協議会など、商工会議所。一人も取りこぼすこと無く。
熊谷。非接触社会。オンラインでの。危機管理を。産業の新陳代謝を。資本注入でポストコロナを見据えて。分散型になるので。田園都市構想など未来を。
賀来。社会全体の病気。確実なヒューマンネットワークを。
西村。日本モデルで。接触確認アプリ。民主的やり方を進歩させて。WHO。発生源の検証を。台湾の経験を多くの国で共有を。第2次補正予算。追加の現金給付を?万が一足りなくなれば補填を。足らない部分は補助費を。