四輪車を運転される人なら分かると思うが、運転席のハンドルに対しほんの少し力を与えただけでは動かない。教習所で初めて車のハンドルを握ったときは重いように感じたことを記憶している。俗に「遊び」と呼ぶ。つまり一定の力を与えないとタイヤは動かないようになっている。これが無いと、些細な力でタイヤが動き、車がフラフラとしてしまいかえって危ない。まあ惰性とも言えるかもしれない。一般的に日常を変えるには少しの力だと惰性で変化がしない。ある程度の力を加えないと日常の行動は変えられない。そして四輪車のように一定の基準がないので更に難しい。
