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リンパ質(の人)。

ヒポクラテスの医学理論での、人間の4つに分けられる体質の一つがリンパ質とされる。どうも人間の体液として近代医学で知られるリンパとは違うと考えておいた方が良いかも。アランの断章を全文引用する。「これは食べては寝る幼な子の体質である。ふっくらとした柔らかい筋肉、脂肪、乳の幸せ、散漫な注意力。この体質は、大人になっても支配的なままでいる。」まあ幼子の特質としては合致するだろう。鍵になるのは、大人になってもそのままかどうかであろう。逆の性格になる人も多い。というか、ふっくらとしたままだと現在では生活習慣病になってしまいかねない。それに注意力が求められる仕事にも向いていないと言えるかもしれない。勿論、大人になってもそのままの人の方が幸せといえばそうだろう。