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リスクと証券(証券市場と私たちの経済第4回)

投資をするのにも数学は必要。私も含め苦手な人は多いだろうけれど。

 

家計と企業。日本全体として家計から企業への資金の流れ。決定因。家計の貯蓄については人口構造など。資本コスト。株式と負債を組み合わせる。どのように価格が決まるか。証券市場には社会的役割が。適正に価格を決定しリスク評価をきちんと。証券の収益率がどのようにリスクを反映するか。
経済にどのようなリスクがあるか。リスクと不確実性の関係。フランク・ナイト。不確実性に2種類。リスクと真の不確実性。自然災害。客観的確率で表すことが難しいもの。境界線は曖昧。ある程度客観性を持った数値で。生活者としてのリスク。貯蓄の目的。病気や災害、老後。健康保険や損害保険で備えて老後のリスクに備える。貯蓄は間接的に企業へ資金移転。収益で返済。設備投資で。計画通りに進まないリスクを負う。売上が計画的にいかないなど。上手に吸収できなければ企業活動を進められない。内部資金は自らリスクを。株式などでの調達は株主にリスクを。資金調達はリスクを負ってもらうこと。リスク分散の在り方を変える。証券の新規発行でリスクが企業から投資家に。償還されてようやく逃れられる。発行市場と流通市場。償還より前に転売されることも。証券と同時にリスクが移転。株式の場合は償還期限がない。転売が用意になると流動性が高まる。リスク移転も容易に。リスクの再配分がしやすくなる。
証券とは何らかの権利を体現したもの。様々な権利が乗っかっている。収益を得る権利。収益のパターン。インカムゲインとキャピタルゲイン。証券の収益率。インカムゲインや売却利益が大きいほど収益率が大きい。多くの場合は不確実。収益率も不確実。過去のdataである程度は確率的に。平均的に収益率がどうなるか期待値を計算できる。リターン。収益率と確率。期待値周辺で山形の分布を。山形にも様々。散らばりが大きいかどうか。リスクを客観的に。証券収益率の最大値と最小値の差。直感とも合う。しかし期待値付近が考慮されない。もう少し統計的に意味がある指標を。散らばりの指標、分散、標準偏差。乖離の程度。EXCELで計算できる。リスクがゼロの証券とリスクが高い証券。リターンに上乗せがあれば保有しても良いかもと。リスク・プレミアム。証券のリターンは安全利子率にプレミアムが上乗せしてリターンが。国債。安全利子率は国債の。ローリスク・ローリターン。ハイリスク・ハイリターン。証券のリターンは安全利子率にプレミアムが。この決定式を使えるようにするのは簡単ではなかった。行動を考察し分析する必要が。証券リターンの決定式。資本資産価格モデル。CAPM。証券のリスクの大きさは。
株式市場や債券市場で運用。証券への投資は分散して。不確実性を下げる。ポートフォリオ。ポートフォリオ理論。証券市場にはローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターン。同じリターンであればリスクの低いものが。リスクが同じならリターンが高いものが。しかしそうでないものも需要や供給がある。他の証券との組み合わせによっては保有される価値がある。分散投資の考え方は重要。
金融資産の保有。複数に分散。1つの資産が値下がりしていてもカバーできる。ポートフォリオ理論の説明。夏の気候により価格が変動。ビール会社。バーベキュー用品やテニスコートの運用。価格そのものの平均値をリターンとする。猛暑になるか冷夏になるか。散らばりの指標を高低差で。標準偏差の算定も簡単。リスクとリターンの図。リターンは平均レベルを保ちながらリスクを下げるのが分散投資のメリット。極まれに違う動きをしていても分散投資の利益が。2つの証券の関係にも因るけれど。統計的に相関係数というものが。マイナス1からプラス1。全く逆の動きをするのがマイナス1。打ち消し合いリスク低減の効果が非常に高くなる。プラス1だけが分散投資がないことに。組み合わせ比率を変えてリターンとリスクを変える。3つの証券からなるポートフォリオを考えるとたちまち難しくなる。組み合わせの仕方が格段に増える。小刻みだと膨大な計算が必要に。相関係数の数も増える。4つになると6になる。世の中には無数の証券があり、全てについて計算するのは不可能。資産運用のプロはスーパーコンピューターを駆使して複雑な式を駆使することで。分散投資の基本はできる範囲で行うべき。
仮にどのようなリターンとリスクが分かったとする。メニューとして並べてくれた。リスク回避度に従ってポートフォリオを。人により組み合わせは違う。経済学者は変わった理論命題を。マーケットポートフォリオ、同じ組み合わせになるはずだと想定した。マーケットポートフォリオが何なのか?TOPIXのようなものを。リスク資産としては同じTOPIXを。無数の投資家が情報を持って完全競争的な市場が。現実には取引費用もかかる。インデックスファンド。架空の世界に徐々に近づいている?分散投資のメリットが計算され配分をどうしようかと。資本資産価格モデル。この理論でも個々の証券リターンは。プレミアムリスクの中身を。マーケットポートフォリオとの相関を。ある証券のリターンはマーケットポートフォリオのリターンと密接に関連。リスク・プレミアムは2つの要素で。プレミアム基準。相対リスク。リターンが小さくても分散投資のために。CAPM。式が本当に成立しているかの研究が。どれほど現実の市場を説明できるか。完全競争を前提にしたものなので説明が難しい面も。改善が為されている。インデックスファンドの活用は広まってきている。投資信託の運用成績の指標にもなっている。
証券の収益率の散らばりとしてリスクを。リターンはリスクを反映して。分散投資の重要性。

 

証券市場と私たちの経済 (放送大学教材)

証券市場と私たちの経済 (放送大学教材)