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臨床心理アセスメント2(心理臨床の基礎第8回)

心理アセスメントは色々と種類があるので、1つ1つ押さえていくこと。

 

心理アセスメントの全般を。心理アセスメントと心理療法は両輪。心理診断。上手く連動しないといけない。どちらかが強くてもいけない。どちらかが欠けてもいけない。適切なカウンセリングや心理療法の為にも心理アセスメントは必要。臨床心理査定。かつての心理診断。「診断」は二者択一的な要素を含むので不適当。病気なのか否か、の二者択一ではない。内向的、といっても連続量で考える。医学的な診断の場合もあるが。「心理診断」がロールシャッハテストを意味することも。心理士や心理技官が主な対象。病院臨床と矯正臨床。臨床心理士。済生会鴻巣病院は精神科単科の病院。グループホームもある。病院だけでなく地域の生活をどう支えるかが。デイケア。外来患者のリハビリ部門。多職種のアプローチ。統合失調症の患者さん。心理面接や心理検査。病棟のグループワークも。コメディカルスタッフが多くいる。作業療法士など。認知症を含む。ソーシャルスキルトレーニングも。東京矯正管区。矯正施設の監督官庁。矯正施設の現場。心理技官。少年鑑別所や刑務所、少年院。家庭裁判所の決定で入所した少年たちの心身の鑑別を行う。少年のアセスメント業務。刑務所の調査専門官。処遇の方針を。受刑者のアセスメント。再犯防止の各種プログラム。関与や効果検証。13年現在で法改正の動き、試行が続いている。
心理アセスメント。面接による、観察による、心理検査による、各種アセスメント。青年や成人が対象。幼児や児童では行動観察などが中心だが、特別なケースを除けば言語的コミュニケーションが中心。各職場のアセスメント。病院では言葉でのやり取りがアセスメントのメイン。心理検査も含む。防衛。気になるところについては患者が話をしてもらえるが、ご家族の話と食い違うことも。精神的に混乱していると、客観的に考えられないこともあるので、家族など他の人の意見も聞いてみる。特に他害行為をした場合。テスト場面だけでなく行動観察などで多面的な理解を。待合室での様子など。アセスメントの情報源。状態像をアセスメントに含める。医師との共有も必要。患者自身からは家族から語られる不快感がある。治療の先では家族と本人が率直に話し合える場を作るよう配慮。臨床心理士。精神科臨床。問診。医師が担い手に。基本的な生活習慣を聞く。同じ患者を色んな職種の目で。看護師は身体疾患がないか、顔色はどうかなどを観察。同じ職種では気づけ面を。デイケア。矯正施設。少なからず防衛が働く。面接だけでは見えてこない。法務教官による行動観察が重要。関係機関とも情報交換。家裁調査官など。保護者から。少年自身との面接に加えて。職種の違い。法務教官。専門職員。教育学や心理学社会学。少年院による矯正教育。生活指導や基本的な勤労など多岐にわたる。少年鑑別所。行動観察の他に生活指導や助言、運動指導など処遇の重要なところに。再犯防止のプログラム。家裁調査官。少年の社会生活の実情を調査。保護者や学校の先生などに話を聞くなど。社会調査。Assessmentの結果、鑑別検査。裁判官が処遇を決定。
心理検査。多く在るが使用頻度など。精神科病院。毎月5人6人。使う頻度が多い。ロールシャッハなど。入院患者。医師からは診断補助として。発達障害との判別。人格理解のために検査も。10年近く気分障害の治療。心理検査の結果、むしろ思考の面の問題。障害者手帳や障害年金のために。矯正分野。法務省で独自に開発した検査。運転態度検査以外。集団式も。集団検査。問題性に合わせて個別に実施。少年の認知の在り方など。ロールシャッハ。対人関係。発達障害。ウェブスラー式の。描画法。東大式。以前は内田クレペリン検査を。専門学会の会員を対象に調査。トータルではバウムテストが一番。ウィスク。ロールシャッハ法など。文章完成法。病院では。バウムテストの場合は時間が短い。気負わずに書いてもらえるという利点が。絵を描いてください。嫌ですと言っても気楽な気持ちで書いてもらえる。木を描く検査。拒否されないので実施しやすい。鑑別診断。バウムテストはやや弱い?バウムテストだけで分かる場合は少ない。ロールシャッハや文章完成法を組み合わせる。矯正分野。法務省式が多い。独自に作っている人格目録など。非行少年で標準化。
各職場での心理検査の利用。今日の精神科臨床と矯正分野。認知症。神経心理学的検査。認知症医療疾患センター。診察場面で長谷川式を。最近だと画像診断も発達したので検査は減っている。20年前はゲシュタルトが多かった。前頭葉の機能を見て欲しいというオーダーが今日は多い。矯正分野。矯正施設でプログラム。心理技官も参加。刑務所や少年院。薬物離脱指導など各種プログラム。実施については法務教官が主。選定には心理のAssessmentが資料に。処遇効果の検証なども。精神科領域。人格障害。境界性人格障害。最近はアスペルガー性の障害などが。児童幼児期に診断を受けていない人が成人になって他の疾患との鑑別。人格障害と統合失調症の鑑別は減っている。2つのパターン。30代から40代の人が、学童期に発達障害の観念がなく充分なケアがなかった、非常に苦労している人が。自分は発達障害では?と。医師の方から認知の奇妙さがある。精神病圏のものか?はっきりしたEpisodeがない。feedbackの差異がある。検査結果を丁寧に、または頓着しない。証拠やevidenceが話題に。処遇の効果をevidenceで示せ。発達期成長期の児童生徒や青年を相手に。処遇の効果は話題になっている?非常に重要な命題。政府の施策に呼応して。政府をあげて再犯防止に。矯正施設に数値目標も。効果測定の必要。法務省式アセスメントツール。5年間にわたりdataを積み上げ独自に開発。処遇のニーズを詳細に把握。プログラムなどを実施してリスクの低減を図る。日本における心理検査の使用頻度。投影法という人格検査が多く用いられる。SDS。チェックリストで鬱の。不安をcheckするチェックリストは下位に。抑うつ状態を疑われる場合、簡単に回答できるSDSを実施。懸念することは、数値として把握できるのは優れていて距離も取れるが、実際には実施中の患者とテスターの役割が。対面で検査を行う状況そのものは主要な柱。チェックリストは優れている。有効に作用。基本的なところは対象者の把握には投影法などの心理検査が必要。
悪いところを疑ったり上から目線?しかし生活に活かす面も。

 

心理臨床の基礎 (放送大学教材)

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