時間への認識は、人間により又は年齢やその場の状況により異なる。私の場合、高校で文化長屋という部室棟にダベって居た頃はやたらと時間が流れるのが遅かったのだが、今になり休日は急に流れて終わってしまう。かと思えば成分献血をしていてベッドに横たわる時には結構遅くなる。更には幼稚園や小学校の頃の思い出はやたらと身近に感じ、時間の間隔がもっと短い筈の先週の仕事での出来事はやけに遠くのことに思える。人間の感覚を切り離すと、時間は均等に流れていると大半の人は考えるだろう。そしてそれは物理学的には妥当であると。ところが先端の理論物理学では時間の流れる速度は変わるし、更に言えば時間は逆戻りする可能性すらあるという。時間を議論するのは面白そうだけど。